紅さいた口もわするゝしみづかな 千代女 ネット句会 投稿日:2015年7月3日 作成者: matuta2015年7月3日 「さいた」が難しい。「紅が咲いた花のような口」とも読めるし、「紅を差した」とも受け取れる。口びるの紅を忘れるほどおいしい清水なのであろう。がぶがぶ飲んで、すっかり紅が洗い流されたかもしれない。