112 裸木の電飾纏ひ華やかに ひろし 0
「裸木」と「電飾」、よくある取り合わせ。
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115 我が町にも銀座街あり年の暮 哲雄 0
季語の斡旋がだめ。
我が町の銀座横丁に焼芋屋
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121 山影が届きて寂し冬桜 百合 3
ちょっと当たり前。

112 裸木の電飾纏ひ華やかに ひろし 0
「裸木」と「電飾」、よくある取り合わせ。
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115 我が町にも銀座街あり年の暮 哲雄 0
季語の斡旋がだめ。
我が町の銀座横丁に焼芋屋
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121 山影が届きて寂し冬桜 百合 3
ちょっと当たり前。
106 鋼鉄の街眠らざる寒月下 しんい 1
「鋼鉄の街」がややあいまい。
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108 香煙に翳す掌あまた初詣 光雲 0
ちょっと当たり前。
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109 古酒もよかれ膝には初の孫 輝久 1
もうちょっとすっきり。
古酒もよし膝には初の孫のせて
97 一病を連れて年越す湿布薬 海坂 絮 1
「湿布薬」で読む側はこけてしまう。
一病を連れて年越す蕎麦湯かな
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102 明け方に毛布一枚足しにけり あらた 1
理屈の俳句。
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105 煮凝をつついていよよ本音言ふ いつせ 4
俳句は「切字」も大事。
煮凝りをつつき本音を言ひにけり
94 エレベーターに縄跳のごと滑り込む 鉄線花 2
この直喩、ちょっと強引。
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95 白ショール別れて闇を残しけり 遠藤 信 4
このままでは意味不明。
立ち去りて闇残りけり白ショール
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96 臨月の腹を抱えて去年今年 ハセオ 3
ちょっと面白い。
91 冬夕焼磯に貼り付くシルエット 信信 0
何のシルエット?このままでは意味不明。
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92 山茶花やペットと共に眠る墓 山水 1
誰が眠るのか?そこが大切。
霜の墓ペットとともに友眠る
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93 幼児の胸に破魔矢の鈴音かな 輝久 3
胸に破魔矢があるのか?よく分からない俳句。
86 朝陽浴び子らを待ちわぶ寒雀 うなむ 0
意味不明。
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88 着ぶくれて流星待や四人組 野夫 0
「四人組」で訳の分からない俳句に。簡潔に。
着ぶくれて待つやふたご座流星群
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90 大根を買ひ忘れたり年の市 みづほ 1
ちょっと面白い。
81 上ル下ル京の別れを小夜時雨 凡士 2
もっとすっきり、推敲が大切です。
小夜時雨四條下ルを別れ来て
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82 拾はれてちと恥ずかしきカイロかな 二石 3
恥ずかしいことではないのでは?
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83 町の灯の丸くぼやけて寒の雨 あけび 0
「丸くぼやけて」がつたない描写。
町の灯をみなぼんやりと寒の雨
76 吹きかける釉薬白し外は雪 風子 0
どこを抑えれば句がより鮮明になるのか?釉薬の色はさして重要ではない。何に吹きかけているのかが大切。
降る雪や皿に釉薬吹きかけて
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77 押入れに猫先回り掃納 山女 2
「先回り」がおかしな描写。
掃納押し入れに猫追ひたてて
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80 年の瀬や火伏の札も色あせて 鋭次 4
すっきりとした一句。
70 木枯の研ぎ澄ましたる二日月 土璃 2
「研ぎすましたり」と終止形に、間が生まれます。
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71 湯の宿の老いも艶めく冬銀河 うらら 3
生活感のある季語を。
山の湯に老いも艶めき生姜酒
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75 新年や子馬の菓子をほおばりぬ 花埜 1
意味不明。
64 鉈彫りの円空仏や寒厳し 帆里 0
11月に「鉈彫りの仏笑まヘリ草の花 たかし」があります。
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65 年賀状届かば生の証です 円由 0
理屈の俳句。
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68 Siriに問ふ子の住む町の雪の暈 デラシネ 2
「Siri」、AIのことらしい、調べて見なければ分からない言葉は損、俳句はただごと。
60 晩酌や昭和の匂ふ褞袍着て 凡士 2
「匂ふ」でなんとなく不潔な感じ。
晩酌や昭和ほつれる褞袍着て
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62 別れ行く港に冴える汽笛かな 癒香 0
どんな別れか、そこが大事。
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63 大晦日彩り七味を入れ忘れ いきか 0
年越しそばか?このままでは舌足らず。
56 通勤のバスに座れて二日かな 鉄線花 0
ただの報告。
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58 ぱんぱんと畳を叩く師走かな 和美 0
0点ですが、俳句はこれくらい簡潔に。
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59 あす出来る事は明日に日向ぼこ ヨシ 6
怠けごころを称える、これも俳句の味わい。
52 そらやまに小春日和のあおによし うなむ 1
「あをによし」奈良の都を称える枕詞、句は意味不明。
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53 葉港の連絡船に初日の出 気儘 0
ただごとです。
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55 極月の輪ゴム袖口捲り上げ 柚子 2
助詞をしっかり入れる。
極月や輪ゴムで袖を捲り上げ
49 座布団は隣合せや置炬燵 ひろ志 1
誰と誰が隣り合わせか?そこがあいまい。
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50 世の中の音閉ぢ込めて厚氷 ヨシ 6
「滝凍る」がいい。
滝凍るこの世の音を閉ぢ込めて
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51 あれこれとはぶく算段年用意 わさこ 9
ちょっと面白い。
44 秋澄みてひと筆書きの赤城山 渓二 1
「ひと筆書きの赤城山」が意味不明。
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46 将棋盤縁に移して冬日和 荒一葉 1
将棋を指しているのか、将棋盤だけを移動したのか?曖昧な一句。
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48 息白しレース終えたる引退場馬 幹子 2
「引退場馬」、これが意味不明。
40 青空や雲払はれて大掃除 えいこ 3
もう少し突っ込みたい。
ことごとく雲を払うて大掃除
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41 駄菓子屋の前で昭和の日向ぼこ 和美 3
ちょっと面白い。
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43 初春やひとつ重ねる目尻皺 バード 1
「目尻皴」がいかにも窮屈。
目尻の皺ひとつ重ねておらが春
32 良き話良き夢となる炬燵かな 新月 4
字余りを恐れずに助詞をしっかり入れる。
良き話が良き夢となる炬燵かな
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36 ゆらゆらと地震の残像秋刀魚焼く 米山誠 1
「残像」が意味不明。
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39 群青の空澄み渡る小春かな 矢野敬和 0
「小春かな」では響いてこない。
群青の空澄み渡る寒さかな
27 『七段目 一力茶屋』観る聖夜哉 卯筒 0
仮名手本忠臣蔵を観ました、という報告。
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30 線香の煙真つ直ぐ年明ける かずえ 3
発想が駄目、3点も入っていると、作者が「いい俳句だったのでは」と錯覚する。
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31 年の夜や犬の遠吠え里山に 春生 0
「犬の遠吠え」が時代錯誤もいいところ。
24 葱畑の切先揃へゆく朝日 秀昭 6
「切先」という見立てが受けて6点かもしれませんが、「切先」などと力む必要はない。
ことごとく先を揃へて葱畑
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25 厳寒に厚き掌陶土練る 風子 2
「陶土練る」これを活かす季語は何か。
悴みし手に息かけて陶土練る
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26 理不尽なお叱りうけて冬嵐 四季鳥 2
「冬嵐」では余裕がない。
理不尽なお叱りうけておでん酒
俳句はユーモアも必要。
19 冬夕焼バザーそろそろ店じまい まさよ 0
「バザーそろそろ店じまい」、これがただごと。
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20 尾根道を歩む暮しに師走風 名負人 0
「尾根道を歩む暮し」、これがよく分からないところ。
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23 聖夜かな句友と歩く六本木 ひろ志 1
六本木を歩きました、というただの報告。