104 除雪車の通りし後の遠い家 花埜 0
意味不明。
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105 子ら去りし後の一人居鳥雲に 英華 0
もっと心に余裕をもって、
子ら去りしあとの一人を大朝寝
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108 日脚伸ぶ工事現場の昼休み 鉄線花 2
「日脚伸ぶ」という季語は、午後三時以降の感が強い。「昼休み」がちぐはぐ。
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109 板の間や心を込めて筆始 杉山駄芭 0
「心を込めて」がかなりいい加減。
板の間をぎしぎし鳴らし筆始
板の間の板が冷たや筆始
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116 焼芋の袋をメモ帳入れにする いきか 1
ちょっと汚いのでは?
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117 武者凧の風を味方に空の陣 うらら 4
上五「武者凧や」と強く切るところ、句はつまらない。
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119 新雪や薬莢の赤ぽつねんと 二石 1
どきっとする一句、ちょっと面白い。
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120 弁天の水面に影の寒ざくら 岩魚 3
無難な俳句ですが面白くない、「写生」の弊害。
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122 大寒の砥石包丁すべらせて 百合 2
「大寒の砥石」が面白い。
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123 手袋のままで掻き込む屋台かな 幹子 0
「掻き込む」はちょっと強引。
手袋のままや屋台のコップ酒
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141 炬燵には炬燵の掟書見する いきか 1
ちょっと面白い。
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142 日脚伸ぶ参道に立つ蚤の市 鉄線花 2
語順?
参道に立つ蚤の市日脚伸ぶ
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144 どんど焼き火のつけられぬ風となり 健作 2
火をつけたほうが面白い。
高々と火のちぎれ飛ぶどんどかな
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149 湯上りの髪の匂ひや堀炬燵 あらた 2
下五はもっと大胆に。
湯上りの髪の匂ひの夜景かな
