62 八十路なほときめくことのありて南風 海坂絮 0
中途半端な描写。生活感のある季語がいい。
八十路なほときめくこころ夏帽子
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63 油照り逃れ地下街へ逃避行 鋭次 0
理屈の俳句、因果関係で詠まないことが大事。
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64 蜘蛛の巣やささえてくれる枝六つ 峰岡誠慈 2
つまらない写生句。

62 八十路なほときめくことのありて南風 海坂絮 0
中途半端な描写。生活感のある季語がいい。
八十路なほときめくこころ夏帽子
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63 油照り逃れ地下街へ逃避行 鋭次 0
理屈の俳句、因果関係で詠まないことが大事。
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64 蜘蛛の巣やささえてくれる枝六つ 峰岡誠慈 2
つまらない写生句。
58 手の中の団扇消えおりいつの間に かつら 0
もっとすっきり。
いつの間に手から失せたる団扇かな
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59 広重の絵を抜け来てや金魚売 たかし 5
「広重」の金魚売?ちょっと違うのでは?どなたか感想を。
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60 球児の声弾けるグランド濃紫陽花 彩香 0
季語がそっぽを向いている。
球児らの声が弾ける旱かな
52 関石の問答無用や炎天下 土璃 1
季語?
関石の問答無用ひきがへる
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53 父の日や考の愛した碁を始む 矢野敬和 0
「孝」は亡父のことか?内容はただごと。
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57 浴衣姿綿菓子を買って欲しいの さっちん 0
普通に詠めばいい。
綿菓子を買つてほしいと浴衣の子
46 老いてなほ坂道もある夕立かな 健作 0
おのれの不甲斐なさを詠むのも俳句の味わい。面白い。すっきり詠めば点が入ったかもしれません。
老いてなほ我が坂道の夕立かな
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47 旧友の集ふ銀座の生ビール ひろし 3
ただの報告。
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50 牛蛙内なる叫び絞り出す ひろし 2
ちょっと面白い。表現に工夫を、
煩悩を絞り出すかに牛蛙
42 ほうたるや木橋を叩く下駄の音 みづほ 4
きれいな俳句ですが、「蛍」と「下駄」の取り合わせはやや陳腐。
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43 鏡田と背中合わせの麦の秋 うなむ 2
「背中合わせ」ではイメージが弱い。
鏡田を取り囲んでや麦の秋
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45 墓守る人なき故郷さみだるる 哲雄 3
ちょっと面白い。
蝉鳴いて墓守る人もなき故郷
37 手づかみの塩の加減や梅つける 三太 7
語順?
梅つける塩の加減は手づかみで
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38 長き髪少女なびかせ初夏の風 松の 0
少女漫画の世界。
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41 更衣こんなに長く生きるとは ウサウサ 3
ちょっと面白い。季語もぴったり。
33 乱れをるやも真夜中の水中花 いつせ 4
艶やかな女性を連想させる一句。
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34 紫陽花や口をぽかんと陶狸 二石 4
季語がよくない、
風死して口をぽかんと陶狸
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36 早苗田を行くもリハビリ一歩一歩 朝竹 0
もう少し簡潔に、
早苗田を見にリハリビの一歩づつ
29 六月の露に映れる翡翠色 癒香 0
「翡翠色」が何なのか?曖昧な一句。
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30 十薬や路地に際立つ白十字 ウサウサ 1
当たり前。
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31 きよろきよろときよろきよろきよろと青蜥蜴 和美 4
オノマトペが効果的。
24 梅雨ふかししんそこふかき八十路なり 峰岡誠慈 0
面白い。対句のリズムがいい。
梅雨深く心底深き八十路かな
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26 はんなりと箸でつまんで鱧の皮 ハセオ 4
鱧の皮をつまんだというだけ、「はんなり」に惑わされないことも読み手としては大事。
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28 村中の水の繋がる植田かな 荒一葉 13
好調な荒さん、どれをとっても、俳句を作ってやろうという意欲が見えます。
19 梅雨雲と海のあいだを茜の陽 しげ木し 2
普通に詠むと。
梅雨雲と海を染めたる夕日かな
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20 湯上がりて下着食い込む梅雨湿り 花埜 0
後ろ向きな俳句、心栄えよく詠むことが大事。
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22 ほおずき咲く久しく訪わぬ母の里 英華 1
秋の句になってもいいから上五を強く切りたい。
ほほづきや久しく訪わぬ母の里
14 窓は瞳夕焼雲を見てをりぬ 柚子 0
「窓は瞳」、これが意味不明。
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15 肉まんの皮のぷよぷよ梅雨湿り 幹子 1
食べ物の句はおいしそうに詠むのが鉄則、この句は心栄えがよくない。
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17 初セリの鮎に御祝儀相場かな 鋭次 0
ただの報告。
9 曇天を突き刺す杉や鮎の川 バード 2
季語がよくない。
曇天を杉が突き刺す名越かな
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11 夏の雲先行く妻のふくらはぎ 梗舟 3
「妻のふくらはぎ」がどうなのか?肝心なところが詠まれていない。
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12 蒸す部屋の交尾ばかりの小蝿かな 矢野敬和 0
何匹もの蠅の交尾?豚舎のようなところか、よく分からない一句。
5 トマトもぎ夏空仰ぎ塩で食う 紫耀子 0
「夏空」は不要。
もぎ取つてかぶりつきたるとまとかな
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6 猛犬もヘソ天で寝る夏の夜 紫耀子 0
下五、切字「かな」を使いたい。
猛犬もヘソ天で寝る夏夜かな
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8 相槌が阿吽の会話冷奴 惠啓 4
「阿吽の呼吸」では当たり前で面白くない。俳句はハスに構えたほうがずっと面白い。
相槌がちよつとちぐはぐ冷奴
1 ひびく音はコップをはじく夏氷 あけび 1
すっきりと、
からころとコップが鳴つて夏氷
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2 木戸あけて白き花かな月明かり かずえ 1
せめて夏の句に、
木戸あけて花白々と梅雨の月
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4 鎌倉に名もなき墳墓苔の花 光雲 4
整った一句ですが内容は希薄、「鎌倉」という地名に惑わされてはだめ。
今回、選句していない人は1人でした。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消しました。
トップは13点。
村中の水の繋がる植田かな 荒一葉
先月に続いて荒さんがトップでした。「村中の水の繋がる」、事実ではないとしても言われてみればそんな気もします。大げさに詠んで説得力のある一句でした。
ほかによかったのは
いつせさん うららさん たかしさん ハセオさん ひろしさん みづほさん 英華さん 光雲さん 三太さん 春生さん 哲雄さん 百合さん 風子さん 米山誠さん 凡士さん 野夫さん 和美さん 惠啓さん
選句結果はメニューバーの「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
104 夏立つやカウントダウンの我が人生 鈴木清 0
上五「○○して」という形がいい。
梅漬けてカウントダウンの我が人生
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107 棕櫚の花鬼の声して息ひそむ 博吉 1
語順?
棕櫚の花息をひそめて鬼の声
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109 五月雨や箱に目開かぬ三毛と黒 バード 0
「目の開かぬ三毛と黒とが箱の中」これで充分、季語がないようですが、「猫の子」という季題が読み込まれている。
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111 幼子のあんよが上手く 楠若葉 三太 0
俳句は表現力も大事。
あんよが上手あんよが上手楠若葉
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114 薫風や熊野古道の石仏 健作 1
季語が大人しい。
蛇走る熊野古道の石仏
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115 寝てる子の手首で遊ぶゴム風船 松の 3
上五「眠る子の」がいい。
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117 紫陽花や雨の重さを一身に 春生 3
「紫陽花」と「雨」のとりあわせ、余りにも安易。
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123 夕焼や海へ嘶く岬馬 しんい 4
整った俳句。
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126 歯切れよき棟梁の指示風薫る 荒一葉 6
「指示」、これが説明。
歯切れよき棟梁の声風薫る
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130 篝火に浮かぶ鵜匠の狭き背 梗舟 3
「狭き」で句が矮小化。
篝火に浮かぶ鵜匠の背中かな
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132 隧道を抜けて眩しき若葉風 杉山駄芭 2
下五「若葉かな」で充分。
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134 寝たきりの晩年なれど更衣 山水 5
寝たきりの人にも生きる希望。
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136 カーテンの裾より今朝の夏匂ふ 彩香 3
「夏匂ふ」よりも「夏香る」。
カーテンの裾をめくりて夏香る
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137 風に揺れ光に揺れる若葉かな 八郎 1
「光に揺れる」に味わい。
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145 草笛を吹かば童に返りゆく 光雲 2
この前観た古い映画「張込み」で犯人役の田村高広が草笛を上手に吹いていました。もちろん吹き替えでしょうが。その犯人も、童の頃を思い出していたのかもしれない。
100 香水の匂ふや空のエレベーター みづほ 1
面白いのですが、類想がありそうです。
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101 タクシーまで日傘をさして退院す 和美 0
和美さんは退院の俳句が二つ、どちらも軽いタッチ。
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103 更衣風のかたちの変わる朝 渓二 2
「風のかたち」詩的な描写のようですが、これが曖昧の極み。
97 その話前に聞いたよ冷奴 えいこ 7
ユーモアの俳句。
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98 春の空雲のおしゃべり聞こへなむ 米山誠 0
季語、「春風」がいい。「聞こへなむ」がややこしい。
春風や雲のおしやべり聞こえてる
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99 研ぎあげし刃先に雫夏来る 秀昭 5
季語を活かした一句。
89 雨やんでさつきにたまごだけ買いに 峰岡誠慈 0
意味不明。
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93 焼鳥とビールで吹き飛ぶ疲れかな 哲雄 0
発想があまりにも常套。
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96 風薫る土手に転がる子らの声 豊司 3
「声」が典型的な蛇足。
風薫る子どもら土手に転がつて
86 事終えてほうじ茶旨し梅雨寒し ウサウサ 0
「事」が何なのか?肝心なところがほったらかし。
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87 母の筆残るたたう紙更衣 荒一葉 10
「更衣」が付き過ぎ、思い切って季語を話してみるのも工夫か?
母の字の残るたたう紙虹二重
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88 露天湯や空の高みを鳥帰る 与志魚 0
「露天湯」が唐突。