18 雲の峰世界の戦禍怒るごと 祥風 2
ちょっと面白い。もっと点が入るといいのですが。
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19 生垣を曲がり片蔭手放しぬ 柚子 0
「手放しぬ」が乱暴。
生垣を曲がりて尽きる日陰かな
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20 素潜りの潮ひんやりと夏の果 燈穂 3
肌感覚の一句。

18 雲の峰世界の戦禍怒るごと 祥風 2
ちょっと面白い。もっと点が入るといいのですが。
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19 生垣を曲がり片蔭手放しぬ 柚子 0
「手放しぬ」が乱暴。
生垣を曲がりて尽きる日陰かな
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20 素潜りの潮ひんやりと夏の果 燈穂 3
肌感覚の一句。
14 蜻蛉飛ぶ川のほとりや杭の先 あけび 1
これが「写生」の俳句というのなら、「写生」という技法は捨てたほうがいい。
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16 稗抜くや老いし夫の背の孤愁 せつこ 2
「孤愁」まで言ってはだめ。「言いおほせて何かある」は芭蕉のことば。物事をすべて言い尽くしてしまったら何の余韻も残らない、ということ。
稗を抜く老いし夫の背中かな
これで充分面白い。
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17 どんよりの空へ満開百日紅 無有 4
ちょっと気分が重くなる俳句。
8 白樺の木漏れ日ゆれて落し文 悠遊 0
「揺れて」がちょっと煩わしい。
白樺の木漏れ日にあり落し文
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12 盆用意遺影の兄に見られつつ 春生 2
「盆用意」と「遺影」、これがべたつき。
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13 行水に蟻の一匹泣きじやくる あらた 1
「泣きじやくる」が余りにも乱暴な描写。
4 老来の終の墓参や許せ友 海坂 絮 0
これが最後の墓参りということか、普通に詠めばいい。
年老いて終の墓参となりにけり
前書きに「友」と置く呼吸。
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5 朝顔の無邪気に超ゆる境界線 ハセオ 4
ちょっと硬い。
朝顔は隣の垣を越えにけり
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7 阿波おどりのわづか乱るるここちよさ 峰岡誠慈 2
すっきりと。
阿波踊り乱るることも心地よく
1 日焼顏をぎゅっと埋めたる水枕 山水 0
顔が火照るので「水枕」、これが理屈。
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2 虎杖の覆いかぶさる捨小舟 松の 0
春の俳句。当季で読みたいもの。
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3 安曇野の水辺を歩む秋思かな 和美 2
軽いタッチですが、いい俳句です。こういう句に目が向かないというのは寂しい。
今回、選句していない人は3人でした。 自分の句を選した人が一人(失格)。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消しました。
トップは12点。
鯖雲や父似と言はれ父知らず 荒一葉
「父知らず」が洒落た展開、季語もいい。
ほかによかったのは
たかしさん デラシネさん みづほさん 幹子さん 恵子さん 健作さん 秀昭さん 春生さん 松のさん 百合さん 凡士さん 無有さん 与志魚さん
選句結果はメニューバーの「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
132 噴水のてっぺん着いてひと休み 野夫 0
面白い。
噴水はその天辺でひと休み
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133 吊り上がるユニットバスや雲の峰 山女 1
「ユニットバスや」と中七を強く「や」で切ると紋切型になりやすい。
雲の峰ユニットバスを吊り上げて
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138 熱帯夜今日も気になる電気代 哲雄 0
ただの愚痴。
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141 前世に何しでかしし毛虫かな 恵子 4
少しユーモアを入れて、
前世に何しでかした毛虫殿
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144 西瓜撫で叩いてもして買はず去ぬ 凡士 1
よくあるパターン。
120 下駄ばきで巡る朝市宿浴衣 惠啓 5
「下駄ばきで」と「宿浴衣」がダブル雰囲気。
能登輪島の朝市巡り宿浴衣
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124 八月の語り部頬に皴深く 百合 3
類想がありそうな一句。
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131 あと少し待つてみやうかソーダ水 ヨシ 4
ちょっと舌足らずな感じもありますが、まあ面白い。
105 その昔ひよこ夜店で売られけり 恵子 0
ちょっと面白い。語順?
その昔ひよこを売りし夜店かな
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106 冷奴肥後の生姜をすりおろす 紫耀子 0
「すりおろし」と連用形に、下五を流すことで「間」が生まれます。
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108 幾人のご先祖おわすや門火たく まさよ 4
当たり前。
98 梅雨寒や物価値上がり火の車 八郎 0
ただごとの内容に季語を添えただけ。
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99 香水の鏡の中を充たしけり 秀昭 0
香水は鏡の中を充たしけり
ちょっと面白い。
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101 山里に潮騒はこぶ貝風鈴 いつせ 7
理屈。
95 清流にトロッコ映し夏の山 米山誠 3
季語が「夏の山」では場所を説明しているだけ、少し離す工夫を、
清流に映るトロッコ夏の雲
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96 岩魚釣る分教場の老教師 鋭次 0
「分教場」がいかにも古い。
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97 梔子や薔薇と競ひし香り白 和尚さん 1
「香り白」がしつこい。
梔子の薔薇と競へる香りかな
88 曾孫生る蝉鳴き盛る今日の朝 鋭次 1
ただの報告。
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90 能登にまた点る燈台天の川 しんい 4
震災復興の句か、語順?
能登にまた燈台ともる銀河かな
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94 山頭火の笠の傾く炎暑かな 百合 2
ちょっと面白い、乞食の山頭火。
85 釣る人も釣られる魚も大暑かな 気儘 1
「大暑」は大いに暑いという意味ではなく、「夏至」や「立秋」とおなじ二十四節気のひとつ。
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86 お揃いのTシャツ褪せて夏終る 梗舟 2
ちょっとしょぼくれた俳句、もっと前向きに詠みたい。
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87 京の闇辻の奥から祭り笛 信信 2
「京の闇」がつまらない上五。
酒酌めば辻の奥から祭り笛
82 病棟にアラーム響く薄暑かな 柚子 0
何のアラームか、意味不明。
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83 灯明の幽かに揺るる涼しさよ 春生 3
あっさりとした味わい。
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84 母の忌も父の忌も咲く百日紅 彩香 3
真夏に亡くなられたご両親。「咲き」と連用形に、「間」が生まれます。
母の忌に父の忌に咲き百日紅
79 友去りていま魚屋の夏の声 峰岡誠慈 0
意味不明。
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80 帰省子も入りて踊りの輪の大さ 英華 0
「輪の大さ」、日本語になっていない。
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81 西日さす佐渡の向こうは楽土かな 杉山駄芭 1
佐渡の向こうは、独裁と飢えの過酷な国。
74 衝動が幅を利かすや夏来たる ピエロ 0
意味不明。
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76 昼寝覚め下巻へアガサ・クリスティ えいこ 3
「下巻へアガサ・クリスティ」、これがちょっと洒落た描写。
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78 夏浜の小石でありし箸枕 土璃 2
もう少し格調高く、
祭鱧浜の小石を箸置に
70 藍浴衣母のおもかげ袖通す うらら 2
「袖通す」が突っ込み過ぎ。
若き日の母の面影藍浴衣
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71 草を食む道産子の目の涼しさよ 彩香 5
ただごとです。
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73 物持たぬ暮らしにも慣れ蝉涼し ハセオ 4
食べ物の季語を、
物持たぬ暮らしが大事ところてん
66 ゆらゆらと水満杯に冷やし瓜 かずえ 0
当たり前。
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67 酒呑まねば夜が退屈水中花 たかし 2
季語がいい。
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68 久方に見上ぐ外は夏の月 花埜 0
ただの報告。
62 降りさうで降らぬ夕空栗の花 たかし 3
栗の花が咲くころの空模様。
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64 寝転んで地球枕に天の川 ヨシ 6
「地球に枕」はちょっと強引。
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65 戦術は正面突破心太 荒一葉 1
ちょっと面白い。
戦術は正面突破土用餅
55 雑巾かよく見りゃ猫か日の盛り バード 1
猫が雑巾に見える、ちょっと乱暴。
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57 鯱の尾びれも萎える油照り 梗舟 3
「萎える」が突っ込み過ぎ。
天守閣の鯱の尾びれも油照り
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60 万緑の影をくずして湖の風 松の 2
湖に映る万緑が風に揺れる、これが理屈。