主宰様 下記の句を添削いただきありがとうございます。 万緑や老いを感じぬ竿捌き 新月 0 上五「万緑へ」がいい。 万緑へとすることで深い緑に向かって竿が振り出されている様子が映像として見えてくるようです。 助詞をしっかり入れるということには注意を払っていますが、どういう助詞を使うかまで気が回っていませんでした。 助詞を入れるそしてどういう助詞を使えばどういう効果が生まれるかまで考えて句づくりをしてゆきたいと思います。 返信 ↓
9月分【感想への賛】 原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。 こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。 > 8 白樺の木漏れ日ゆれて落し文 悠遊 0 「揺れて」がちょっと煩わしい。『白樺の木漏れ日にあり落し文』 →落し文が際立ちます。 16 稗抜くや老いし夫の背の孤愁 せつこ 2 「孤愁」まで言ってはだめ。「言いおほせて何かある」は芭蕉のことば。物事をすべて言い尽くしてしまったら何の余韻も残らない、ということ。『稗を抜く老いし夫の背中かな』これで充分面白い。 →近年は稗だらけの田を見ることが多くて寂しい。 72 水切りの石の円(まろ)みや涼新た 海坂 絮 3 「円(まろ)みや」に違和感、『水切りの石軽やかに涼新た』 →水切りのギネス公式記録88回を超えたかも。 82 水枯れの小川眺むるガマガエル 祥風 1 もう少し突っ込んで、『水枯れの川を渡るや蟇』 →重い体を揺らしながら川底をのそのそ歩く蟇がユーモラス。 83 宴跳ね夜風が運ぶ虫時雨 梗舟 1 「夜風が運ぶ」が要らぬ説明。『宴跳ねて屋敷にふたり虫時雨』 →「何かあったのか劇場」の雰囲気。 84 真夜中の時を刻むや秋の虫 三太 3 「秋の虫」が苦しい季語。『真夜中の時を刻むや鉦叩』 →鉦叩の羽はメトロノームのようです。 99 秋の海波音だけを残しをり 米山誠 0 季語を工夫したい。「波音だけを残しをり」これを活かすには。『星月夜波音だけを残しけり』 →「○○だけを残しけり」は引き算の美学ですね。 返信 ↓
114 鳥海山(ちょうかい)としばし並走秋の航 柚子 1 →字余りになってもいい。『鳥海山としばし並走秋の航』 「秋の爽やかな海を行く船の上から、陸地にそびえる鳥海山がまるで自分たちと並んで走っているかのようにずっと寄り添って見えている」 爽やかな句ですね。 質問です。 差し支えなければ「新日本海フェリー」、定期船「とびしま」、「クルーズ船」など、どんな船旅なのかご教示ください。 返信 ↓
97 「鯖雲や父似と言はれ父知らず」 問題の句になってます。 小生の本句作句日は2026年8月11日です。 本句大呂投句日は2026年8月26日にです。 大呂発表日(ネット)は2026年9月5日です。 そして、 NHK俳句雑誌発売日は調べましたら、2026年9月18日です。 小生も知りませんでしたが、偶然の類句です。 父は二歳の時に満州牡丹江に出兵し、還ってきておりません。 幼い時にはよく父似と言われましたが、父の記憶はありません。 類句は予想していましたが、小生の父への八月の鎮魂句です。 色々とご心配頂き恐縮です。作句者としてコメントしておきます。 返信 ↓
そうでしたか。わが父も同じ時期、牡丹江からさらに奥の、綏芬河に転属となり、わたし(1歳)と母を連れて赴任するべく帰国したものの、母(一人娘)の父に強く説得され、断念して一人行きました。 連れて行っていたら、おまえは残留孤児だった、が口癖でした。今も耳に残る言葉です。 返信 ↓
NHK俳句をデジタル版で購読しております。 書籍版よりも発行が遅いようで、昨日、落手しました。 あらた様がNHK俳句を隅々まで読んでおられることに驚きました。 小川軽舟選、兼題「父」、佳作に掲載されています。 『かなかなや父似と云はれ父を知らず』 大阪府 ○○ ○ 姓が二文字、名が一文字です。 主宰から、トップは12点『鯖雲や父似と言はれ父知らず』 荒一葉 「父知らず」が洒落た展開、季語もいい。 NHK俳句10月号は読んでいないのでよく分かりませんが、「大阪府の〇 〇〇様」は荒一葉さん本人では? 本人でなければ、偶然か?」とコメントがありました。 比べれば、投稿者の俳号が異なること、上五の季語が「かなかなや」対「鯖雲や」、中七が「云」対「言」、下五が6音「父を知らず」対5音「父知らず」と異なるので、偶然なのでしょう。 返信 ↓
主宰様
下記の句を添削いただきありがとうございます。
万緑や老いを感じぬ竿捌き 新月 0
上五「万緑へ」がいい。
万緑へとすることで深い緑に向かって竿が振り出されている様子が映像として見えてくるようです。
助詞をしっかり入れるということには注意を払っていますが、どういう助詞を使うかまで気が回っていませんでした。
助詞を入れるそしてどういう助詞を使えばどういう効果が生まれるかまで考えて句づくりをしてゆきたいと思います。
9月分【感想への賛】
原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。
こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。
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8 白樺の木漏れ日ゆれて落し文 悠遊 0
「揺れて」がちょっと煩わしい。『白樺の木漏れ日にあり落し文』
→落し文が際立ちます。
16 稗抜くや老いし夫の背の孤愁 せつこ 2
「孤愁」まで言ってはだめ。「言いおほせて何かある」は芭蕉のことば。物事をすべて言い尽くしてしまったら何の余韻も残らない、ということ。『稗を抜く老いし夫の背中かな』これで充分面白い。
→近年は稗だらけの田を見ることが多くて寂しい。
72 水切りの石の円(まろ)みや涼新た 海坂 絮 3
「円(まろ)みや」に違和感、『水切りの石軽やかに涼新た』
→水切りのギネス公式記録88回を超えたかも。
82 水枯れの小川眺むるガマガエル 祥風 1
もう少し突っ込んで、『水枯れの川を渡るや蟇』
→重い体を揺らしながら川底をのそのそ歩く蟇がユーモラス。
83 宴跳ね夜風が運ぶ虫時雨 梗舟 1
「夜風が運ぶ」が要らぬ説明。『宴跳ねて屋敷にふたり虫時雨』
→「何かあったのか劇場」の雰囲気。
84 真夜中の時を刻むや秋の虫 三太 3
「秋の虫」が苦しい季語。『真夜中の時を刻むや鉦叩』
→鉦叩の羽はメトロノームのようです。
99 秋の海波音だけを残しをり 米山誠 0
季語を工夫したい。「波音だけを残しをり」これを活かすには。『星月夜波音だけを残しけり』
→「○○だけを残しけり」は引き算の美学ですね。
114 鳥海山(ちょうかい)としばし並走秋の航 柚子 1
→字余りになってもいい。『鳥海山としばし並走秋の航』
「秋の爽やかな海を行く船の上から、陸地にそびえる鳥海山がまるで自分たちと並んで走っているかのようにずっと寄り添って見えている」
爽やかな句ですね。
質問です。
差し支えなければ「新日本海フェリー」、定期船「とびしま」、「クルーズ船」など、どんな船旅なのかご教示ください。
鑑賞ありがとうございます。
秋田からのカーフェリーです。昼の航路で、しかも上天気でしたから、大好きな鳥海山が良く眺められましたよ。
ご回答ありがとうございました。
ボンボヤージュ!
97 「鯖雲や父似と言はれ父知らず」 問題の句になってます。
小生の本句作句日は2026年8月11日です。
本句大呂投句日は2026年8月26日にです。
大呂発表日(ネット)は2026年9月5日です。
そして、
NHK俳句雑誌発売日は調べましたら、2026年9月18日です。
小生も知りませんでしたが、偶然の類句です。
父は二歳の時に満州牡丹江に出兵し、還ってきておりません。
幼い時にはよく父似と言われましたが、父の記憶はありません。
類句は予想していましたが、小生の父への八月の鎮魂句です。
色々とご心配頂き恐縮です。作句者としてコメントしておきます。
そうでしたか。わが父も同じ時期、牡丹江からさらに奥の、綏芬河に転属となり、わたし(1歳)と母を連れて赴任するべく帰国したものの、母(一人娘)の父に強く説得され、断念して一人行きました。
連れて行っていたら、おまえは残留孤児だった、が口癖でした。今も耳に残る言葉です。
NHK俳句10月号に、大阪府の〇 〇〇様の句で
「かなかなや父似と云はれ父を知らず」が掲載されていました。
NHK俳句をデジタル版で購読しております。
書籍版よりも発行が遅いようで、昨日、落手しました。
あらた様がNHK俳句を隅々まで読んでおられることに驚きました。
小川軽舟選、兼題「父」、佳作に掲載されています。
『かなかなや父似と云はれ父を知らず』 大阪府 ○○ ○
姓が二文字、名が一文字です。
主宰から、トップは12点『鯖雲や父似と言はれ父知らず』 荒一葉
「父知らず」が洒落た展開、季語もいい。
NHK俳句10月号は読んでいないのでよく分かりませんが、「大阪府の〇 〇〇様」は荒一葉さん本人では? 本人でなければ、偶然か?」とコメントがありました。
比べれば、投稿者の俳号が異なること、上五の季語が「かなかなや」対「鯖雲や」、中七が「云」対「言」、下五が6音「父を知らず」対5音「父知らず」と異なるので、偶然なのでしょう。