10月分【感想への賛】 原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。 こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。 > 46 昭和百年生きた面して蟾蜍 凡士 2 語順?『蟾蜍昭和百年生き抜いて』断定したほうがいい。 →確かにそのような面構えをしています。 47 藪椿奥にて水の迸る 松の 1 語順?『その奥に水走らせて藪椿』 →京都高瀬川の水を引き入れる源流庭苑を思いました。 100 鰯雲けふも妻問ふ「何たべたい」 風子 2 助詞を入れないと俳句が不安定になる。『鰯雲何食べたいと妻が問ふ』 →男は人に言ふべきことならず、女はご飯の心配、面白い対比です。 126 夕日背に影絵となりて飛ぶ蜻蛉 癒香 4 上五「夕映や」と強く切ってみたい。『夕映や影絵となりて飛ぶ蜻蛉』 →夕映と影絵が響き合って絵画的です。 返信 ↓
主宰さまご指摘ありがとうございます。 112 取り払はれし田の字の建具暮れの秋 デラシネ 0 意味不明。 築七十余年の古家。 田の字の四部屋の襖等を取り払い 一続きの板間にリフォーム中です。 感慨深いものがありますがやはり伝わりませんでした。 返信 ↓
デラシネさま 横からすみません、たいへん感慨深い句です。 > 112 取り払はれし田の字の建具暮れの秋 デラシネ 0 意味不明。 主宰さまご指摘ありがとうございます。 築七十余年の古家。 田の字の四部屋の襖等を取り払い一続きの板間にリフォーム中です。 感慨深いものがありますがやはり伝わりませんでした。 > 木造家屋の段差を無くしてベッドも置けるようにリフォームと拝察。 自句自解を文章にすれば「四部屋をひとつの板間」。 リフォームそのものは季節を選ばないので下五の季語が焦点です。 リフォーム後の広い部屋を見る自分ならどう思うかを思案しました。 築70年の家を美しく改装したという達成感なら「蔦紅葉」 この部屋で人生を楽しんで行くのなら「秋燈(あきともし)」 人生の暮を感じるのなら「暮の秋」「秋意かな」「秋思かな」 十分にこなれていない感想ですみません。 返信 ↓
主宰様
11の感想そして添削 有難うございました。
個人的な事情におぼれていた事にハッと気がつき
ました、目が覚めた思いです。
156の自作句を見直して少しの推考してみました
絵馬に対して「願い事」は被ってるかも。
「秋日射す右肩下がりの無名絵馬」と直してみました。
中七が字余りになりますが、どうなんでしょう
11月 桐一葉眠る如くに伏せにけり
10月 桐一葉眠る如くに地に伏せる
推敲してみて何方がよいか試されたのでしょうか
桐一葉日当たりながら落ちにけり が思いだされました。
私も高浜虚子の「桐一葉日当たりながら落ちにけり」が気になり選句できませんでした。
上5の季語と句末の切れ字が同じだとどうなのでしょう。これも類想句なのでしょうか?
あれ?選句4日に送信したはずなんですが、抹消されてました。
10月分【感想への賛】
原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。
こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。
>
46 昭和百年生きた面して蟾蜍 凡士 2
語順?『蟾蜍昭和百年生き抜いて』断定したほうがいい。
→確かにそのような面構えをしています。
47 藪椿奥にて水の迸る 松の 1
語順?『その奥に水走らせて藪椿』
→京都高瀬川の水を引き入れる源流庭苑を思いました。
100 鰯雲けふも妻問ふ「何たべたい」 風子 2
助詞を入れないと俳句が不安定になる。『鰯雲何食べたいと妻が問ふ』
→男は人に言ふべきことならず、女はご飯の心配、面白い対比です。
126 夕日背に影絵となりて飛ぶ蜻蛉 癒香 4
上五「夕映や」と強く切ってみたい。『夕映や影絵となりて飛ぶ蜻蛉』
→夕映と影絵が響き合って絵画的です。
主宰さまご指摘ありがとうございます。
112 取り払はれし田の字の建具暮れの秋 デラシネ 0
意味不明。
築七十余年の古家。
田の字の四部屋の襖等を取り払い
一続きの板間にリフォーム中です。
感慨深いものがありますがやはり伝わりませんでした。
デラシネさま
横からすみません、たいへん感慨深い句です。
>
112 取り払はれし田の字の建具暮れの秋 デラシネ 0
意味不明。
主宰さまご指摘ありがとうございます。
築七十余年の古家。
田の字の四部屋の襖等を取り払い一続きの板間にリフォーム中です。
感慨深いものがありますがやはり伝わりませんでした。
>
木造家屋の段差を無くしてベッドも置けるようにリフォームと拝察。
自句自解を文章にすれば「四部屋をひとつの板間」。
リフォームそのものは季節を選ばないので下五の季語が焦点です。
リフォーム後の広い部屋を見る自分ならどう思うかを思案しました。
築70年の家を美しく改装したという達成感なら「蔦紅葉」
この部屋で人生を楽しんで行くのなら「秋燈(あきともし)」
人生の暮を感じるのなら「暮の秋」「秋意かな」「秋思かな」
十分にこなれていない感想ですみません。
燈穂さま
拙句に丁寧な感想をいただきありがとうございます。
私の心情としてはしみじみと「秋思」でしょうか。
主催者様
「言い過ぎ」 の助言、ありがとうございました。
季語に置きました「夜長」の中に持て余すの時間軸が含まれているという事。
季語を含めて17文字での表現の世界。奥の深さ
主宰様
藪椿奥にて水の迸る
その奥に水走らせて藪椿
添削していただき有難うございます。句の奥行を
感じさせていただきました。