感想02
9 月光を混ぜて流れる砂時計 山水 9
雰囲気のある一句、高点句でした。「混ぜて」が不満です。暗喩を使って、
月光をさらさら流し砂時計
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10 敦盛が最期のくだり夜長の書 舫 2
「平家物語」を読んでいるということでしょうか、ややわかりにくい。
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11 月明やピアスの光る顎をひく 河童 0
「ピアス」は顎でなく耳では?
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12 五十年に一度の出水をちこちに ふうこ 0
本当だとしても、「五十年」ではちょっと物が小さい。
日本の神武このかた秋出水
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13 橋の中ほどを途切るる虫時雨 宝船 0
もっとすっきり、
虫時雨とぎれて橋の中半ほど
