感想01
1 真っ青な空のまま暮れ秋暑し 鈍愚狸 2
もう少しすっきり、
青空のままに暮れゆく残暑かな
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2 山鳩に明けゆく空や鰯雲 与志魚 2
空は不要、
山鳩の声に明けゆき鰯雲
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3 村雨にけぶる山裾秋遍路 舫 6
「山裾」を切り捨てて、
村雨にけぶれる秋の遍路かな
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4 明けやらぬ架線の一羽秋黴雨 はるじ 0
何の一羽か、それが気にかかります。
明けやらぬ架線に鴉秋黴雨
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8 しばらくは虫の音だけの夜となり のぶひこ 5
「しばらく」は字数を合わせるだけのアリバイ作りか。
赤ワイン虫の音だけとなりにけり
