感想01
2 雨降つてからかさに音夏柳 みづほ 0
軽いタッチの俳句です。
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3 咲き満ちて頬紅淡き桜かな 竜人 0
「頬紅」の色に譬えた桜、やや分かりにくい。
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4 つばくらめ仲睦まじく子育てす 敬和 1
やや常識でしょうか。季語は「燕の子」で夏。
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5 大草履掛し山門風五月 卯月 2
「風五月」が息苦しい季語。「風薫る」でいいのでは?
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6 バリカンの油の匂い夏の庭 軽石 7
「夏の庭」が場所を説明しているだけの季語、いい俳句がもったいない。
バリカンの油の匂ひ夏きざす