感想05
36 障子開け相模の海の近かづけり 松の 0
「近づける」と連体形に。地名より人名を持ってくると味わい深くなります。
障子開け啄木の海の近かづける
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37 狐火や千年続く硫黄の湯 たかし 1
しっかりした俳句ですが、「狐火」と「硫黄」に理屈が見え隠れします。
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39 投函の賀状それぞれ旅立ちぬ 新米 2
ものすごく当たり前ですが、2点も入っています。
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41 一年を心しづかに落葉掃く えいこ 4
いただいた一句。心静かに1年を顧みて落葉を掃くということ。
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42 煙突のなき暮しして待つサンタ ぐずみ 5
「煙突」と「サンタ」あまりにも手品の種が見えすぎます。
