感想22
203 鶯のひと鳴きもあり旅の朝 妙夜 1
「鶯や」と切れを入れると、
鶯やそのひと鳴きも旅の朝
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205 亡き父の三鍬ほどなる鍬始 燈穂 1
「三鍬ほど」耕して、突然死んでしまったかのような俳句。
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206 砂浜や裸足にひやり温き冬 縁矢 0
「冬温し」と使いたい。
砂浜を裸足で歩き冬温し
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207 尻まろく蓬を摘みてゐたりけり たかし 0
ちょっと面白い。
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208 土手遥か芽吹く命に風さやぐ とよこ 0
「土手遥か」が焦点をぼけさせています。
かにかくに芽吹く命や風さやぐ
高々と風のさやげる芽吹かな
