濡れて来し雨をふるふや猫の妻 太祇 ネット句会 投稿日:2015年2月28日 作成者: matuta2015年2月28日 猫の妻は、春、発情期を迎えた雌猫のこと。この時期、雄猫は雌 をもとめてぎゃあぎゃあと鳴き、人の安眠を妨げる。太祇の句の雌 猫、夜中に出かけて、明け方、雨の中を帰ってきた。体を震わせて 雨雫を払って、後は平然と眠りにつく。