朝の茶のかんばしく春立ちにけり 日野草城 ネット句会 投稿日:2015年2月4日 作成者: matuta2020年8月31日 かぐわしい朝茶が春の訪れを感じさせたということ。「立ちにけり」という強い切れが、茶の香りをいっそう引き立たせる。自分のごく身近なところに春は来ている、「立春、春立つ」はそんな季語である。