一軒家より色が出て春着の子 阿波野青畝 ネット句会 投稿日:2015年1月4日 作成者: matuta2015年1月4日 一軒家より出た色=春着の子、という俳句である。中七まで読み下して何のことか、ということになる。答えを提示するように、「春着の子」が座五におかれる。手品の種が明かされるような俳句でもある。