夜寒さや舟の底する砂の音 北枝 ネット句会 投稿日:2014年11月3日 作成者: matuta2014年11月3日 立花北枝は加賀小松の人。元禄二年、金沢を訪れた芭蕉に師事し加賀蕉門で重きをなした。句は、浅瀬に乗り上げた舟を詠む。「砂の音」が「夜寒さ」響きあって、鳥肌が立つような一句。(m)