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カテゴリーアーカイブ: ネット句会感想

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感想19

ネット句会 投稿日:2024年6月28日 作成者: matuta2024年6月28日

87  蛍飛ぶ百姓一揆ありし村  ヨシ  10

 高点句ですが、「百姓一揆ありし村」は動詞を伴った季語ならなんでももついてしまうような事柄、滅多に咲かない「竹の花」と取り合わせてみたい。

 竹咲いて百姓一揆ありし村

——-

88  餌やれば群れて寄り来るメダカかな  鈴木清  0  

 少し思いを入れて詠んでみたい。

 我の孤独に群れて寄り来る目高かな

——-

90  梅雨間近か向こう六軒蒲団干し  バード  0  

 「六軒」が嘘っぽい。

感想18

ネット句会 投稿日:2024年6月27日 作成者: matuta2024年6月27日

84  万緑や山にぽつんと赤き屋根  えいこ  6

 緑と赤の対比、手品の仕掛けがちょっとバレバレ。

——-

85  一升瓶転がるまでの鮎談義  健作  11

 「転がるまでの」が説明調。

 鮎談義一升壜を転がして

——-

86  躓きか所作か怪しや薪能  二石  1

 ユーモアの一句、ちょっと面白い。

感想17

ネット句会 投稿日:2024年6月26日 作成者: matuta2024年6月26日

78  大杉に絡む野藤の色香かな  八郎  1

 杉に絡む藤がやや陳腐。

——-

80  青葉風トライアスロン汽笛鳴る  松の  0  

 三段切れ、かつ意味不明。

——-

82  防砂林中の明るさ花茨  風子  1

 上五字余りになっても「防砂林の」と助詞を入れる。

 防砂林の中は明るし花茨

感想16

ネット句会 投稿日:2024年6月25日 作成者: matuta2024年6月25日

74  葉桜や切り絵のごとき影揺らす  ひろし  1

 「葉桜が」と主体をはっきりさせたいところ。

 葉桜が切り絵のごとく影揺らす

——-

76  あしたこそいいことあるかな夕燕  倫子  1

 「いいことあるか」でいい。「な」の一字が邪魔。

——-

77  世の摂理背負ふたつもり蝸牛  黄菜子  1

 「つもり」などと遠回しの言い方が駄目。大風呂敷で詠んでみたい。

 大宇宙の摂理を負うて蝸牛

感想15

ネット句会 投稿日:2024年6月24日 作成者: matuta2024年6月24日

71  グリーンはラッキーカラーソーダ水  立野音思  0  

 季語が「ソーダ水」ではあまりにも正直。

 グリーンはラッキーカラーアロハシャツ

——-

72  ひりひりと追悼になる夏の夜  名負人  1

 意味不明。

——-

73  浜辺へとニセアカシアの花くぐる  しげ木し  0  

 もう少しおおらかに、

 太平洋へニセアカシアの花くぐる

感想13

ネット句会 投稿日:2024年6月22日 作成者: matuta2024年6月22日

56  アスパラの届きてまずはマヨネーズ  まさよ  0  

 ただの報告。

——

58  梅雨晴れや読経聞こゆ法華堂  気儘  1

 三段切れ、解消するには中七を字足らずにせず「読経聞こゆる法華堂」

——

59  したたかに老いんどくだみ乱れ咲き  いつせ  3

 下五「咲き乱れ」のほうがいい。

感想12

ネット句会 投稿日:2024年6月21日 作成者: matuta2024年6月21日

51  色褪せし麦わら帽子今年また  ひろ志  0  

 ちょっとただごと。

——

54  山寺はみどりの中や四葩の花  あけび  0  

 すっきり読むには、

 山寺のみどりのなかの四葩かな

——

55  洗はれて犬泡まみれ雲の峰  和美  8

 もう少し身近な季語を?

感想11

ネット句会 投稿日:2024年6月20日 作成者: matuta2024年6月20日

47  劇場の若人も持つ扇子かな  なつ子  0  

 もう少し表現に工夫を。

 若者も扇子使うて芝居小屋

——-

49  蟻地獄風の死角に底深き  あつこ  0  

 「風の死角」が面白い。

 原宿の風の死角を蟻地獄

——-

50  高級アイス特別な日に特別に  蓉子  0  

 俳句になっていない。

感想10

ネット句会 投稿日:2024年6月19日 作成者: matuta2024年6月19日

44  窓越しに燃ゆる夕日の懐かしや  ハル  0

「懐かしや」は取って、季語を据える。

窓越しに夕日燃ゆるや桜桃忌

——-

45  カップ麺ふうふう啜る立夏かな  花埜  1

生活感のある季語を。

夏芝居ふうふう啜るカップ麺
蠅打つてふうふう啜るカップ麺

——-

46  リラの花見知らぬ路地に懐かしく  喜太郎  0

助詞に工夫を。

リラの花見知らぬ路地を懐かしく
風鈴や見知らぬ路地を懐かしく

感想09

ネット句会 投稿日:2024年6月18日 作成者: matuta2024年6月18日

39  夏帽を被りかの日の父となる  デラシネ  3

 「かの日」があいまい。

——-

41  いくたびもアロハシャツ着て尋ねけり  ゐるす  0  

 誰が誰に「尋ねけり」なのか、そこが大切。

——-

43  若旦那粋に着こなす夏羽織  信信  0  

 落語の世界、やや陳腐。

感想08

ネット句会 投稿日:2024年6月17日 作成者: matuta2024年6月17日

34  梅雨入りや信楽の土練り上げし  野夫  0  

 下五を「練り上げて」と流してみたい。

——-

35  又来てと新茶の香る出入口  円由  0  

 どんな「出入口」か?ちょっと舌足らず。

——-

36  母の日や母となりても母を恋ひ  燈穂  11

 「母」で韻を踏んだ技の一句。

感想07

ネット句会 投稿日:2024年6月16日 作成者: matuta2024年6月16日

28  母の日の京唐草の急須かな  ひろし  1

 形のいい俳句、ちょっと大人しい。

——-

29  和箪笥のどしりと在りて新茶の香  山水  3

 切字「かな」を使ってみたい。

 和箪笥のどつしりとある新茶かな

——-

33  絵日記を書きつつ眠る日焼の子  卯月  5

 「眠り」と連用形に、軽い切れを入れることで「間」が生まれます。「間」は俳句の命。

感想06

ネット句会 投稿日:2024年6月13日 作成者: matuta2024年6月13日

21  これ以上何も望まぬ五月富士  ウサウサ  2

 「望まず」がいい。内容は希薄。

——-

23  青嵐仁王の睨む杉木立  北天  1

 季語に工夫を。

 さへづりや仁王の睨む杉木立

——-

24  草笛を吹いて少年のひとりぼち  百合  1

 昭和の「少年」でしょうか。やや時代錯誤。

感想05

ネット句会 投稿日:2024年6月12日 作成者: matuta2024年6月12日

17  寝そべれば滝の音するログハウス  卯月  0 

 寝そべっていなくても滝の音はあるのでは?ちょっと不自然な上五。

——-

18  夕立きて夫婦に戻る一つ傘  苦茶  3

 やや理屈っぽい俳句。「夫婦に戻る」も分かりにくいところ。

——-

19  退屈を袋出し梅雨に入る  ねこ  0  

 意味不明です。

感想04

ネット句会 投稿日:2024年6月11日 作成者: matuta2024年6月11日

11  白日傘出窓の猫に手を振って  岡田 絮  3

 5月にも「春日傘出窓の猫に見送られ  岡田 絮」があって、ちょっとうっかりか?それでも3点入っている。選句も慎重に。

——-

14  跳箱を七段跳んで夏に入る  和美  8

 季語の使い方に味わい。

——-

16  捨苗の雨に打たれていたりけり  まさよ  1

 俳句はこれくらい淡泊でもいい。

感想03

ネット句会 投稿日:2024年6月10日 作成者: matuta2024年6月10日

8  煎餅に飽きたか鹿は夏木陰  美登里  0

 下五「夏木陰」が聞きなれない季語、「緑陰へ」でいい。

——-

9  尺取虫島の測量まだ途中  ウサウサ  4

 オヤジギャグのような一句。

——-

10  走り梅雨路地を巧みにピザ宅配  素秋  0  

 季語の置き方が甘い。

 紫陽花の路地を巧みにピザ宅配

感想02

ネット句会 投稿日:2024年6月9日 作成者: matuta2024年6月9日

4  囀りのふりそそぎゐる廃墟かな  空吟  2

 どんな「廃墟」か?

——-

5  梅雨入りや天津飯の餡多め  ハセオ  1

 「天津飯の餡多め」がただごとです。

——-

7  暫くは紫陽花うつす水たまり  あけび  3

 「暫く」ではなく、ずっと移っているのでは。

感想01

ネット句会 投稿日:2024年6月8日 作成者: matuta2024年6月8日

1  子燕や今日はお揃ひ燕尾服  光雲  0

「燕尾服」はあまりにも当たり前。

——-

2  水たまり狙って跳ぶ子梅雨晴れ間  北天  2

「狙って」がよくわからないところ。普通でいい。

水たまりを子どもが跳んで梅雨晴間

——-

3  かやぶきの薄暑の里を放水銃  凡士  3

この季語の付け方、かなり強引。

選句結果 2024-06

ネット句会 投稿日:2024年6月6日 作成者: matuta2024年6月6日

今回、選句していない人は3人でした。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消いたしました。

トップはヨシさん21点、過去の最高点が21点でしたので、同点ということになります。ヨシさんは何度も最高点を取っています。俳句の目の付け所を学びたいものです。

眠る子に物差しあてて浴衣縫ふ ヨシ
 昭和の頃の雰囲気、ちょっとレトロなあじわい。

ほかによかったのは
あらたさん ウサウサさん えいこさん たかしさん デラシネさん みづほさん 百合さん 卯月さん 鋭次さん 喜太郎さん 健作さん 荒一葉さん 山水さん 小林土璃さん 杉山駄芭さん 素秋さん 燈穂さん 風子さん 凡士さん 和美さん

選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。

感想29

ネット句会 投稿日:2024年6月5日 作成者: matuta2024年6月4日

132  一年生きょうの給食はカレー  蓉子  1

 ただの報告。

——-

133  初鰹足にまとわる猫を蹴る  バード  2

 ちょっと猫がかわいそう?

——-

156  春愁や靴ひも切れただけのこと  素秋  6

 高点句ですが、「春愁」の内容を述べているだけ。「春愁」の内容を説明してはいい句にならない。

——-

158  頬杖に預ける睡り花樗  黄菜子  4

 頬杖にまどろみあづけ花樗

 もっといい季語があるはずです。探してみてください。

——-

161  まほろばの志功を訪ね菜の花忌  里山ゆた  0  

 意志・願望の俳句に、

 まほろばに志功たづねん菜の花忌

——-

162  母の日やレジ打つ人も母のゐて  ゐるす  3

 ちょっと当たり前。

——-

163  眠りつつやや子笑ふや柿若葉  みづほ  4

 「眠りつつ子が笑ふ」これがやや陳腐。

——-

164  テレビ見て夕餉の支度老ひとり  帆里  0  

 無季。

——-

165  筍をさらりと描きし俳画かな  鋭次  0  

 「俳画かな」では点が入らない。

 筍をさらりと描きし一句かな

——-

167  紙風船つけば薬の匂ひして  風子  4

 懐かしい富山の薬売り。

——-

168  手を挙げるだけの挨拶クローバー  秀昭  1

 労働に関わる季語を。ちょっと面白い。

 手を挙げるだけの挨拶畦を塗る

——-

172  花冷やすつと引き抜くしつけ糸  和美  5

 「お上手」、でもそれだけ。

——-

173  亀鳴くや浄土への途とほすぎて  トンシ  2

 近い方が俳句らしい。

 十歩ほど歩けば浄土亀が鳴く

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大呂俳句会 2024年度の新会員募集

大呂俳句会はこのネット句会とは別の組織です。
俳句の力をワンランク上げたいと思う人は、大呂俳句会にぜひご入会ください。
大呂俳句会は句会を通して俳句を学ぶ集まりです。

年会費は3000円、
年の途中で退会する場合でも、会費は返却いたしません。
年四回、俳誌「Dairo」を発行します。
会の運営は編集部が行います。

入会はこちらから。http://dairo.main.jp/?page_id=423

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