感想29
134 ぱりりつともちつと新米のおこげ いつせ 0
語順?
新米のおこげもちつとぱりりつと
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138 我かすめ飛び去る虫よ秋深む 恭碩 0
「秋深む」は不要。
我をかすめ飛び去るちきちきばつたかな
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146 茸山へ卒寿の母に付きっきり 里山ゆた 1
字余りにする必要はない。
茸採卒寿の母に付きつきり
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149 尋ねたきことがあります稲光 つぶ金 1
このままでは舌足らず。
亡き人に尋ねたきこと稲光
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152 細き脛足湯に垂らし秋惜しむ 凡士 4
「足湯につかり秋惜しむ」で充分な一句、では上五は?凡士さんは兵庫の人なので、
城崎の足湯につかり秋惜しむ
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156 秋日和絵馬は無名の願い事 輝久 1
「絵馬に無名の願ひ事」が普通、季語は動詞の入ったものがいい、何故か?
小鳥来て絵馬に名もなき願いごと
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157 金一封届き老い知る敬老日 かずえ 1
「老いを知る」が典型的な言い過ぎ。
敬老日金一封が届きけり
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158 秋祭仔犬乗りたるベビーカー 矢野敬和 0
よほどうまく季語を選ばないと句になりません。
大根と仔犬乗せてやベビーカー
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170 亡き人を思ひ出しけり吊し柿 なつ子 1
現在進行形で詠めば少しは良くなる。
亡き人を思ひ出しつつ柿吊るす
