感想27
135 青空にひっぱられゆくゴム風船 松の 0
普通なら「吸ひ込まれゆく」
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137 あぢさゐの青一色となりにけり 凡愚痴歌 2
どんなところか?舌足らず。
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138 妻とふと途切れる会話冷奴 燈穂 3
季語しだいでは面白い。
虹二重妻との会話途切れたる
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139 百名山登ってみたき蝸牛 光雲 4
「百名山」ではなく固有の名前を、語りかけるように。
富士山に登つてみたいか蝸牛
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149 夕風や運河をくだる花筏 野の花 0
上五に思いを置いてみたい。
淋しさや運河をくだる花筏
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151 水田に一人ぽつんと田植人 翔風 0
「水田に」ではだめ。
夕暮や一人ぽつんと田植人
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160 焼酎を買う日払いの銭持って 輝久 1
ちょっと面白い。
焼酎を買ふ日雇ひの銭鳴らし
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161 夏燕どの道行くも海へ抜け 黄菜子 8
「どの路地もみな海へ抜け」がいい。
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176 母逝くや耳に茶摘みの唄残し 輝久 6
もっとすっきり、
母逝きて茶摘みの唄を残しけり
