感想27
121 隠れても片足のぞく小蟹かな しんい 4
「片足見ゆる」がいい。
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122 夏帽子かぶれば萌す旅心 けん桜 2
季語に触らない工夫を、
夏帽や心にきざす旅の空
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123 帰りたき家へと母や夏つばめ ふさこ 0
意味不明?
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125 新緑に少し間のあるカフェテラス 斉藤 徹 0
ただの説明。
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134 まぶしきは君の瞳やソーダ水 しゅう 1
若々しい恋の俳句。
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146 雨降つて土の匂ひや昼寝覚め たかし 3
雰囲気のある一句。
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152 江ノ電の窓いっぱいに夏の海 ヨシ 8
「窓いつぱいや」がいい。気持ちのいい俳句。
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158 短夜やルーペでたどる株価かな 茂樹 3
切字が二つ、焦点が定まりません。
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159 庭日和草に済まぬが抜き尽くす 山歩 0
「庭日和」はやや強引な言葉。
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162 少女みな羽化する如く更衣 矢野敬和 15
最高点、「羽化する如し」と終止形に、雰囲気のある一句。
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165 懐かしき便りと今日の新茶かな えいこ 2
「京の新茶」の間違い?
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183 地方紙に筍とどく土の冷え 松の 1
「土の冷え」は蛇足。
地方紙にくるみ筍とどきけり
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185 愛されてゐても淋しき蛍かな 和美 2
ちょっと歌謡曲?
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187 町名に美しき(はしき)坂の名祭笛 あつこ 0
名前を具体的に。
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192 夫からのラヴレターも土用干 百合 1
ちょっと面白い。
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194 母の日や父が器用に洗濯機 森本哲雄 1
洗濯機の扱いに器用不器用があるのでしょうか?
