感想01
1 尻向けて動かぬ象の春愁ひ 瞳人 5
「春愁や」と上五に置いてみたい。
春愁や尻向けて象動かざる
句意も少し違ってくるようですが。
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2 ふらここの園児は空を蹴りにけり 嘉門生造 1
「蹴りにけり」と過去で描写するよりは、現在進行形で、
ふらここや園児は空を蹴り上げて
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3 担任の初めての紅卒業式 あまちゃん 7
俳句らしく形を整えると、
卒業や師は初めての紅さして
形を整えないほうがいい場合もあるので、俳句は難しい。