感想02
7 いまの季をいとおしみつつ種を蒔く 素夢 1
「いまの季」よりも、
生きてゐる今を惜しみつ種をまく
ややただごとですが。
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8 ヴィオロンの風によりそふ夏落葉 望生 1
どういった情景なのかよくわかりません。
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9 おさがりの黒き革靴風薫る 和子 0
「おさがりの黒き革靴」がただごとです。少し感情を入れないと。
おさがりの靴が大好き風薫る
おさがりの靴を選んで野に遊ぶ
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10 おぼろ月手を握られることもなく 百合 4
いただいた一句、鈴木真砂女のような雰囲気。
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11 おぼろ夜や水底の虫あぶくはき 葦たか 1
「あぶくはき」はしつこい。
水底の虫よりあぶくおぼろ月
季重なりになっても虫を明らかにしたほうがいい。
田螺からまた泡ひとつおぼろ月
