感想22
182 米研ぎの水にも春の兆しかな 我楽句多 4
切字「かな」がやや重い。
米を研ぐ水の濁りに春兆す
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184 裏切りの真紅をまとふ冬の薔薇 とおる 0
「裏切りの真紅」は暗喩、すこし古くさい感じもあります。
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187 日脚伸ぶ野火止塚を二つ訪ひ 一斗 0
軽いタッチの俳句、こういう句も捨てがたい。
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188 白梅を挿頭に母の古きフォト 瞳人 0
「挿頭(かざし)」がやや芝居がかっているようです。
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190 海が見え菜の花が在り富士が見え 沐雨 2
欲張りの俳句、ここまで欲張るのなら「見え」で脚韻を踏む。
海が見え菜の花が見え富士が見え
