感想01
1 蜻蛉ゆく空気の層を切り分けて 御泉水 4
「層」の一字が煩わしい。
蜻蛉ゆく朝の空気を切り分けて
「切り分けて」というと燕の感じがあります。
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3 びなを喰ぶ男のせなに秋積もる 梅花 0
「びな」がよくわからない。特別な食べ物でしょうか、奇抜なものを詠むとなかなか点が入りません。
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4 雲も覗きゐて滝つぼの紅葉かな はるじ 1
擬人法がやや不発。
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5 初潮や年中無休の渡し舟 風太郎 1
「初潮」は海、「渡し舟」は川、なんとなくちぐはぐです。
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6 あの恋は青切りみかんの味かほり 蓉子 0
「あの恋」よりも「かの恋」。「青切りみかん」よりも「青きみかん」。
かの恋は青きみかんの味に似て
