感想26
205 気懸りのひとつ片づく金木犀 ふうこ 2
「気懸りのひとつ片づく」は安堵感、安堵感を象徴するような季語を、
気懸りのひとつ片づき新豆腐
気懸りのひとつ片づき秋刀魚焼く
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207 夏過ぎて寂しき浜辺赤とんぼ 昭範 0
「夏過ぎて」で季重なり。
松風の寂しき浜辺赤とんぼ
そこはかと寂しき浜辺赤とんぼ
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209 葉に隠れ太りすぎたる胡瓜もぐ 素夢 0
「葉に隠れ」がややありきたり。
ばかでかくなりて哀れや胡瓜もぐ
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217 敬老日今が幸せかも知れず ゆきを 2
「今生のいまが倖せ衣被 鈴木真砂女」にかなわない。
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222 松茸飯炊ける匂ひを楽しめり ふうこ 0
気持ちのいい俳句。「喜ぶ」がいい。連体形にして、
松茸飯炊ける匂ひを喜べる
