感想04
24 山眠る麓に小さきそば屋置き 都忘れ 7
高点句でした。「置き」という動詞が工夫でしょうか。
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26 生かされてまた一年の日記買ふ 富田山 4
「一年」は前に置く。
一年をまた生かされて日記買ふ
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27 嘶きの土手に摘みたる薺かな 和子 1
本当かな?という感じの俳句。「嘶き」が芝居がかっているようです。むしろ、
その辺の土手に摘みたる薺かな
くらい力を抜いたほうがいい。
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28 羽子板や絶へて久しき路地の音 朗然 5
「羽子板の音」、あるいは「羽子の音」という必要がある。
この路地に絶えて久しや羽子の音
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30 暖房の部屋に家族の寄りて来し みつぐ 0
北海道ならではというところでしょうか。「暖房の部屋」がやや甘い。
燃え盛るペチカに家族寄つて来し
