125 青痣の理由語らぬ夜学生 山水 2
「語らず」がいい。
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126 曼珠沙華死んでも伸びる髪と爪 山水 2
季語が句を気味悪くさせています。
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132 旅先の最後の夜のとろろ汁 珠雨 0
「旅先」の「先」がやや不自然。
この旅の最後の夜をとろろ汁

125 青痣の理由語らぬ夜学生 山水 2
「語らず」がいい。
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126 曼珠沙華死んでも伸びる髪と爪 山水 2
季語が句を気味悪くさせています。
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132 旅先の最後の夜のとろろ汁 珠雨 0
「旅先」の「先」がやや不自然。
この旅の最後の夜をとろろ汁
117 ごみ袋結ぶ手元や月明かり 道子 0
切字「や」の位置をちょっと変えて、
ごみ袋結ぶや手元月明かり
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119 電線に身を寄せ合う朝の帰燕かな よも 0
「朝の」が要らない。
電線に身を寄せ合へる帰燕かな
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121 友ありて会えない日々や十三夜 松の 0
「コロナ禍」と前書きを置くような俳句。
会ひたくて会へない日々を十三夜
113 十三夜ごろりと草の桟敷席 ヨシ 6
今年の十五夜は九月二十一日、十三夜は十月十八日「ごろりと草の桟敷席」はちょと寒い。
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114 地下足袋を脱ぎて八月大名ぞ せつこ 2
面白い、いかにも八月大名。
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116 かなかなや食器戸棚に処方箋 藤田 1
なぜそんなところに処方箋があるのか?説得力に欠けそうです。
103 日本酒がいよいようまき夜寒かな 百合 0
ちょっと理屈っぽい。
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105 風の中ひぐらしの中山家暮る 孝裕 0
「風の中」がうるさい。
ひぐらしの声に暮れゆく山家かな
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109 判官より弁慶美男菊人形 和美 1
111 新しき家よき匂ひ天高し 和美 3
「判官(ほうがん)」は義経のこと、二句とも面白い。
97 鬼灯の吊るされてゐる柱かな リツコ 2
魅力的な一句、単純を恐れていない。
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99 秋の野に影を定めてドローン飛ぶ 浩英 0
「影あきらかや」がいい。
秋水に影あきらかやドローン飛ぶ
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101 喧嘩などけろつと忘れ初秋刀魚 健作 5
夫婦喧嘩?でしょうか、その辺がはっきりすると面白い。
90 見上げれば今にも落ちそう笑みし栗 卯月 1
「見上げれば」という条件付け、不要。
今にでも落てきさうや笑みし栗
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91 からからと空の鳥籠秋の声 新月 0
ちょっと面白い。
空つぽの鳥籠秋の声ひびく
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93 草刈るや虫の住みかを残しつつ 浩英 1
ちょっと面白い。ユーモアを感じます。
84 秋の川緑の溜り悩みかな 帆里 0
意味不明です。
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86 燕帰り炊煙ひとつ峡の空 凡士 2
もっとすっきり。
炊煙の空を燕の帰りゆく
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87 取り忘れの洗濯物や九月尽 ハセオ 0
「九月尽」がおとなしい。
取り忘れの洗濯物にいぼむしり
81 賑やかなリハビリ室や秋高し 森本哲雄 3
季語をさがしてみたい。
小鳥来るリハビリ室は賑やかに
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82 濡れしまま花瓶に挿して貴船菊 みづほ 1
ややただごと。
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83 風が呼ぶあの世この世の芒原 斉藤 徹 3
「風を呼ぶ」がいい。
78 虫の音の止みて闇夜の広がりぬ 矢野敬和 4
整った一句、ちょっとおとなしい。
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79 山里に秋は来にけり風教ふ かいこ 0
風が教えてくれた、ということでしょうか?「山里に秋は来にけり」がほとんどただごと。
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80 アルバムの思ひ出薄れ秋思かな 小石日和 1
「アルバムの思ひ出薄れ」が漠然としています。
73 峰はるか秋分の日は晴れ渡り 弥太郎 0
「秋分の日は晴れ渡り」ただごとでは?
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74 虫の夜浮身となりて眠りけり 秀昭 1
「浮身となりて」がちょっとわかりにくい。
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77 釣られても口をへの字に鯊威張り 換竿 2
「口をへの字や」と強く切ってみたい。
67 満月の仲秋ナミナミ受ケテクレ 瞳人 1
酒を飲んでいるのか?よくわかりません。
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69 耄けるを手懐け二尾の秋刀魚焼く 野夫 0
「耄(ほう)けるを手懐(てなず)け」がよくわかりません。
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71 流れ星天をかすかに傷つけり 三拍 3
「傷つけて」と語尾を流してみたい。
63 丹精の里の梨売る道の駅 惠啓 0
梨のコマーシャル?
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64 山葵田を巡りて下る秋の水 かいこ 2
「巡りて下る」がややしつこい。
山葵田を巡りて水の澄みゆける
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66 新涼と打つて残暑と打ちなほす 火星 1
ちょっと理屈っぽい。
58 3密を避けてお出かけ天高し 越刎 0
すぐ死語になる「三密」という言葉。
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59 夜更けまで村の集ひや濁り酒 森本哲雄 2
何の集いなのか?そこが大切。
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61 鬼灯が陶器の皿にのつてゐる いきか 0
いつも意味不明のいきかさん、この句はちょっと面白い。
鬼灯が備前の皿にのつてゐる
54 旅了へて親子の夜長それぞれに 秀昭 1
漠然としています。
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55 妻去って月曜の午後ハゼを釣る 換竿 1
離婚した?ということでしょうか。やや分かりにくい。
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57 手のひらをくすぐり回る木の実かな 卯月 5
すっきりした一句。
51 腹決めて秋水かぶる石頭 北山久 0
「秋水かぶる」はあまりにも唐突。
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52 デズニーの土産の缶や敬老日 こゆき 1
「デズニーの土産の缶」はディズニーランドのおみやげ のことでしょうか?やや舌足らず。
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53 三世代和気あいあいと鯊を釣る 鋭次 1
ちょっと報告気味。
48 教会の白き十字架今朝の秋 風太郎 3
動詞がないのでおとなしい俳句、動詞の入った季語を選びたい。
教会の白き十字架小鳥来る
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49 銀河濃し孤独ゆたかにでんでら野 しんい 0
「孤独ゆたかに」がよくわからないところ。
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50 木犀や家並みを巡る水の音 柚子 4
「巡る」が適切かどうか?
木犀や家並を走る水の音
44 厨終へ母と眺むる今日の月 ふさこ 1
「厨終へ」は捨てて、母を描写したいものです。「○○の母と眺めん今日の月」
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46 揺れ止まず孤高に抜けし花芒 いくよ 0
「孤高に抜けし」がよくわからないところ。
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47 警官も板前もゐて夜学の灯 凡士 11
あっさりした描写ながらも、「夜学」という季語の本質をつかんでいます。
41 秋の浜波引けば砂すこし追ふ 与志魚 3
もっといい季語がありそうです。
波引けば砂も動くや秋燕
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42 茶の花やかくれんぼうの鼻の先 燈穂 0
「赤とんぼ」くらいがいい。
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43 駐車場がら空き川の水澄んで いきか 1
いきかさんの俳句はいつも難解。
38 遊び女の墓域縁取る曼殊沙華 惠啓 1
「墓を縁取り」で十分?
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39 蟷螂のどす利かす目と睨めっこ 八郎 0
「睨めっこ」で拍子抜け。
蟷螂のどすの効いたるまなこかな
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40 コスモスの向こうに鷺と耕運機 まさよ 3
ただごと?では。
33 朝顔や庇の低き家ばかり 百合 3
「朝顔」がややつきすぎ。
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34 鬼やんま乗せて彼岸へ渡し舟 野夫 6
「渡し舟」がちょっと古い。
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37 比類なき秋夕焼けに街染むる 気儘 1
「比類なき」を具体的に?