8 たどり来て滝ひと筋に憩ひ居り たかひろ 1
「憩ひけり」と強い切れを。
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9 玉葱の甘さが匂ふ日暮れかな リツコ 2
「甘く匂へる日暮かな」がいい。
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10 もう礫届かぬボール夏の川 二石 0
ちょっと意味不明。

8 たどり来て滝ひと筋に憩ひ居り たかひろ 1
「憩ひけり」と強い切れを。
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9 玉葱の甘さが匂ふ日暮れかな リツコ 2
「甘く匂へる日暮かな」がいい。
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10 もう礫届かぬボール夏の川 二石 0
ちょっと意味不明。
5 水底を滑りゆく影みずすまし くらっ太 3
「みづすまし」を上五へ。
みづすまし水底に影滑らせて
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6 父の日や差しつ差されつもう一度 八郎 0
「差しつ差されつ」が常套語、新鮮さがありません。
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7 枡酒のこぼれむばかり初鰹 ひろ志 13
勢いのある一句、「初鰹」も生き生きとしている。
1 短夜やコンビニ通い中高生 なつ子 0
「コンビニ通い中高生」これが面白いのかどうか。
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2 野の百合の白さ束ねる香かな 帆里 5
「香かな」が蛇足もいいところ。
野の百合の白を束ねてゐたりけり
これくらいで我慢できるかどうか。
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4 早苗饗や男ばかりが酒を飲み 燈穂 1
「女ばかり」のほうがいい。
今回のトップは17点。
高跳びの棒のしなりや雲の峰 荒一葉
ほかによかったのは
うつろひさん えいこさん くらっ太さん はるじさん ひろしさん ひろ志さん ほのるさん みづほさん 百合さん 岡田絮さん 花埜さん 海風さん 宮内和彦さん 山水さん 秀昭さん 伸泰さん 斉藤徹さん 帆里さん 凡士さん 柚子さん
選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
121 隠れても片足のぞく小蟹かな しんい 4
「片足見ゆる」がいい。
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122 夏帽子かぶれば萌す旅心 けん桜 2
季語に触らない工夫を、
夏帽や心にきざす旅の空
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123 帰りたき家へと母や夏つばめ ふさこ 0
意味不明?
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125 新緑に少し間のあるカフェテラス 斉藤 徹 0
ただの説明。
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134 まぶしきは君の瞳やソーダ水 しゅう 1
若々しい恋の俳句。
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146 雨降つて土の匂ひや昼寝覚め たかし 3
雰囲気のある一句。
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152 江ノ電の窓いっぱいに夏の海 ヨシ 8
「窓いつぱいや」がいい。気持ちのいい俳句。
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158 短夜やルーペでたどる株価かな 茂樹 3
切字が二つ、焦点が定まりません。
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159 庭日和草に済まぬが抜き尽くす 山歩 0
「庭日和」はやや強引な言葉。
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162 少女みな羽化する如く更衣 矢野敬和 15
最高点、「羽化する如し」と終止形に、雰囲気のある一句。
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165 懐かしき便りと今日の新茶かな えいこ 2
「京の新茶」の間違い?
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183 地方紙に筍とどく土の冷え 松の 1
「土の冷え」は蛇足。
地方紙にくるみ筍とどきけり
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185 愛されてゐても淋しき蛍かな 和美 2
ちょっと歌謡曲?
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187 町名に美しき(はしき)坂の名祭笛 あつこ 0
名前を具体的に。
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192 夫からのラヴレターも土用干 百合 1
ちょっと面白い。
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194 母の日や父が器用に洗濯機 森本哲雄 1
洗濯機の扱いに器用不器用があるのでしょうか?
102 陽炎や二日酔いの電車行く 武次 1
電車がふらふらしているのか?ちょっと分かりにくい。
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103 葉桜や肩の触れ合ふ程の距離 犀川恵子 4
誰と誰が?そこが肝心なところ。
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119 銃声の今もかの国蛍の夜 桃華 0
時事俳句はたちまち古くさくなってしまう。
5人の方が選句していません。選句していない人は以下の方々です。少し待ってみます。
あけび庵さん さつきさん 冬花さん 武次さん 北山久さん
97 本殿は権現造り楠若葉 風太郎 0
ちょっと当たり前。
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99 夏はぢめしわひとつなきシャツを着て しゅう 2
「夏はじめ」が正しい表記。ちょっと面白い。
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101 着信音鳴ればぷるんとゼリー揺る えいこ 1
下五の字余りは嫌かもしれませんが、「ゼリー揺れる」がいい。
93 路地裏はカレーの匂ひ水を打つ みづほ 7
「カレーの匂ひ」がやや陳腐。
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94 戦場の幾万人や春惜しむ 杉山駄芭 0
「春惜しむ」がちょっと場違い。
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95 黒ヒョウの顔して水のむ子猫かな 渡邊幹子 0
「子猫」という季語の本意は、生まれたばかりのはかなさ、かわいらしさ、「黒ヒョウ」というイメージからは遠い。
89 青臭き大地そのまま草むしる 成田帆里 1
語順?
草抜いて大地そのまま青くさき
句は常識の範囲。
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90 実の上に更にこつんと実梅落つ 郁文 0
「更に」は不要。
実の上にこつんと落つる実梅かな
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92 水浴びにはしやぐ烏の代田かな リツコ 0
語順?
水浴びて鴉はしやげる代田かな
85 紫陽花の空を頼りのそぶりかな あけび庵 0
「そぶりかな」が意味不明。
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87 四人目は男児授かれ紙幟 岡田 絮 2
「男児」ではなく「男の子(をのこ)」がいい。季語も「柏餅」。
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88 朝飯に朝刊開く初夏の風 無有 0
ほとんどただごと。
82 春落葉大口開けて緋鯉寄る 信信 0
「大口開けて池の鯉」でいい。
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83 ペダル踏み息薫風に弾ませて 三拍 1
季語である「薫風」に触らない工夫を。
薫風や息弾ませてペダル踏む
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84 万緑を浴びて奥入瀬しぶきけり 小石日和 3
普通に詠むと、
万緑を浴び奥入瀬を歩みゆく
78 田植え待つ水を渡れり星の群れ リツコ 2
流星群のことでしょうか、ちょっとわかりにくい。
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80 藤棚の向こうに点る我が家の灯 信信 1
下五「我が家かな」とするところ。
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81 夢枕愛しの君の四葩かな 健作 0
気分だけの俳句、内容は希薄。
73 髭覗くマスクは何か言いたそう 武次 1
季節外れの冬の俳句。
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74 老いぼれに遠退く巷昼寝覚 北山久 0
「老いぼれて」がいい、雰囲気のある一句。
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75 麦秋や捕虜に十字架わたす兵 桃華 0
意味不明。
70 走り梅雨傘を差す人ささぬ人 ひろ志 0
季語が近すぎます。
栗の花傘を差す人ささぬ人
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71 大空へ大将名乗る鯉のぼり 無有 0
どういうことか?ちょっとわかりにくい。
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72 この涙星になれよと夜店の灯 ある日 0
恋を感じさせる季語を。
この涙星になれよと蛍の夜
66 少年の磨くフルート梅雨曇り 成田帆里 4
「少年」が要らない。
フルートを磨いて梅雨の寒さかな
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67 漣の植田夕日を淋しくす 与志魚 6
雰囲気のある一句。
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69 小舟皆立て掛けられて立葵 ハセオ 4
「られて」の受身形がやや重い。
小舟皆小屋に立て掛け立葵
62 浮を見て待つも釣りなり風薫る ひろし 0
「待つも極楽」くらいでもいい。
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64 万物を万の緑や祝福し 野夫 0
「祝福し」で句があいまいに。
万物の万の緑に染まりゆく
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65 蒸し暑き夜に信繁刀置く いきか 0
武田信繁?ちょっと唐突。
59 爪先で揺すれば点る蚊帳蛍 海風 3
何を「揺すれば」なのか?
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60 波光る入り江をまたぐ青葉風 気儘 1
普通なら、「入り江を渡る」
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61 五月風匂い微かに孫の部屋 縁矢 0
ちょっと汚い感じ。
53 里に色里に音あり鯉のぼり 伸泰 0
「色」は分かるとしても「音」がよくわからないところ。
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55 連休の渋滞臨むバルコニー 渡邊幹子 0
単なる報告。
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57 鯉のぼり共に納めし日のかほり たかひろ 5
誰と「共に」なのか、舌足らずな一句。
50 起重機のサインコサイン山笑ふ さつき 1
この「サインコサイン」はやや難解。
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51 さあ命延ばせと呉るる山の独活 柚子 0
ちょっと面白い。
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52 鴨川の飛石ぴょんと夏帽子 ただお 5
川中の石を飛んでいるのでしょうか?ややわかりにくい。