39 薫風や白杖の子の深呼吸 岡田 絮 8
実際の光景だとしても、「白杖の子」が句としては重い。
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40 ソーダ水鼻ぬけ巡る強羅の湯 はるじ 0
「強羅の湯」が唐突な感じ。
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41 風鈴や来し方凡も大過なく 石井誠 0
「来し方凡も」が分かりません。

39 薫風や白杖の子の深呼吸 岡田 絮 8
実際の光景だとしても、「白杖の子」が句としては重い。
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40 ソーダ水鼻ぬけ巡る強羅の湯 はるじ 0
「強羅の湯」が唐突な感じ。
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41 風鈴や来し方凡も大過なく 石井誠 0
「来し方凡も」が分かりません。
35 妖艶に胸ざわつかす百日紅 縁矢 1
何が「妖艶」なのか?
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36 灯を消して螢へ闇を戻しけり 原 洋一 8
「螢へ闇を戻しけり」がわかりにくい、どなたか解説を。
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38 風と来て光となるや夏燕 原 洋一 5
「夏燕」を光に見立てるのはやや常識。
32 病葉の落ちて飴色万華鏡 さつき 0
「病葉」と「万華鏡」、ちぐはぐです。
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33 蝉の穴宇宙の端が見えますか いつせ 4
「宇宙の涯」がいい。
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34 寝転べば縁側浄土青田風 百合 5
涼やかな一句。
29 夏潮のふくらむ安房や真帆片帆 しんい 4
どこかの校歌の一節のようです。
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30 夢つなぐための瞼や明易し 秀昭 0
理屈。
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31 母の傘借りて帰れば蝉時雨 信信 0
難しい描写はないのですが、それでも意味不明。
26 食べ残すマクドナルドや終戦日 ヨシ 0
理屈で詠んでいます。
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27 蜘蛛の囲を揺らす獲物の断末魔 ひろし 1
主体がはっきりしない。蜘蛛なのか、獲物なのか?
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28 カムパネルラ物語る子の夏銀河 つかさ 1
「カムパネルラ」「夏銀河」、あまりにも安易。
22 葉の蜘蛛の巣作りハンバーグの夕餉 いきか 0
ますます句が分からなくなるいきかさん。
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23 夏空のバンジージャンプ悲鳴吐く 帆里 0
「悲鳴吐く」は常識。
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25 コロナ禍や一日ステテコ無精髭 惠啓 1
「無精髭」はいらない。
一日をすててこ暮らしコロナの禍
19 海女小屋の板戸軋ませ大南風 ひろ志 6
「軋ませ」よりも「軋むや」がいい、何故?
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20 手製の烏賊干し天井メリーふと しんい 0
意味不明です。
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21 農に生き今偕老の青田風 岡田 絮 6
「偕老」が唐突。
15 風鈴の留守をしっかり守りをり 松の 0
風鈴や留守をしつかりまもる猫
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16 風鈴の舌垂れてゐる午後六時 凡士 1
風鈴の舌たらしゐる無風かな
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17 喧騒を遠くに聞いて蓮の花 柚子 2
「聞いて」がよくない。
喧騒をはるか遠くに蓮の花
8 朝焼けの渚に拾ふ詩の欠片 光雲 5
「ロマンチックな一句」と評しましたが、「詩の欠片大西洋に拾ふ夏 向瀬美音」という句があるそうです。作者がこれを参考にしたのなら剽窃、この句を存在を知らなかったのなら「類想」ということになります。「詩の欠片」が句のかなめですので、光雲さんは「朝焼」の句を捨てたほうがよさそうです。
11 米寿過ぎ我より若い母の夢 知爺 1
季語を、
米寿の我より若き母夏の夢
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12 青草や歩幅で計る分譲地 あつこ 2
「春泥や」がいい。季節は変わりますが。
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14 大谷の特大ホーマー雲の峰 与志魚 0
常識でしょうか。
8 朝焼けの渚に拾ふ詩の欠片 光雲 5
ロマンチックな一句。
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9 玄関にお内儀の素足盗み見る 北山久 0
艶やかに詠みたいようですが、不発に終わっています。
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10 ひととおり見てはいつものバニラアイス 蓉子 0
「あれこれと迷ひ結局」がいい。
4 ビル街に太鼓のこだま宵祭り 岩魚 5
「宵祭り」がちょっと緩い。
ビル街は祭太鼓のこだまかな
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6 路地抜けてぱつと明るき柿若葉 かいこ 1
「ぱつと明るき」が句を台無しにしています。
薄暗き路地を抜けてや柿若葉
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7 赤毛のアンに背中押される今朝の秋 春子 0
意味不明?
1 瑠璃透けてペーパーウェイト涼しけれ 三拍 1 しゅう
「透明の」でいいのでは?
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2 ミサイルの如き轟音雷一つ 健作 0
やや安易な直喩。
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3 汗のシャツ身体くねらせ脱ぐ子かな ウサウサ 4
語順?
子は身体くねらせ脱ぐや汗のシャツ
色っぽく詠むなら、
汗のシャツ脱ぐや女体をくねらせて
今回のトップは9点。
夫になき歳重ねつつ遠花火 いくよ
しみじみとした味わいというところ。
ほかによかったのは
あつこさん ウサウサさん うつろひさん けん桜さん しゅうさん せつこさん ひろ志さん 百合さん 卯月さん 鋭次さん 岡田 絮さん 海風さん 岩魚さん 苦茶さん 原 洋一さん 光雲さん 光枝さん 春生さん 伸泰さん 風子さん 茂樹さん
選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
123 飛び交へる蛍の中に入りけり しゅう 1
もっと大げさに、
無尽蔵の蛍のなかへ歩みゆく
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128 爽やかに素足をまとう藺草の香 由紀子 0
「爽やか(秋)」「素足(夏)」「藺草(夏)」、焦点がやや曖昧に。
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133 夏帽をくしゃと丸めて参拝す うつろひ 6
「くしやりと丸め参拝す」がいい。
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143 木漏れ日は神のささやき蜆蝶 柚子 6
きれいな一句。もっといい季語がありそうですが。「夏帽子」とか?
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151 母衣を背に出陣待つや熊谷草 かいこ 0
「熊谷草」を説明しているだけ。
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166 里山の夕焼け色の水田かな 気儘 1
「里山は」がいい。
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171 すれ違ふ男と女余花の街 帆里 2
ただごとです。
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177 梅雨寒や風呂の温度を一度上げ 八郎 0
理屈の俳句。
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179 万緑や大吊橋のど真ん中 えいこ 11
単純な構図。
113 真顔して孫と競ひし草矢かな 茂樹 1
対岸へ孫と競ひし草矢かな
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117 ふるさとの風はひらがな合歓の花 宮内和彦 7
「風はひらがな」がうまい。
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118 梅雨入りや中島みゆき独り聴く 矢野敬和 1
かなり古い。
4人の方が選句していません。選句していない人は以下の方々です。少し待ってみます。
気儘 さん
知爺 さん
貞周 さん
北山久 さん
109 能面のまなこ涼しく恐ろしく みづほ 3
やや常識か。
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110 玉葱の半分はサラダに昼の月 花埜 1
「昼の月」がよくわからない取り合わせ。
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111 水底を走りし綺羅や鮎の影 けん桜 1
「綺羅」が適切かどうか。黒い影では?
103 手の平の憂うつ揺らす団扇かな せつこ 0
「手の平の」が分かりにくい。
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107 一斉に休憩タイムあるプール いつせ 0
「休憩タイムのプールかな」でいい。字余りはそんなに気になりません。
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108 サングラスかけて無口でゐたりけり ハセオ 3
この単純な詠みぶり、いい俳句です。
100 教科書にコーヒーのしみ半夏生 望天 4
季語「南風」くらいがいい。
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101 守宮鳴く明日は発つ夜の西表 岡田絮 0
西表に向かって発つということでしょうか?ややあいまい。
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102 降り出して煙る慈照寺苔の花 けん桜 1
語順、「慈照寺煙る」がいい。