30 一吹きに産毛のたつや麦嵐 あけび 2
何の産毛?どなたか解説を。
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31 七輪に立つ焔烟や初秋刀魚 ひろ志 2
あまりにも当たり前。
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32 曝書する糸のほつれの初版本 あつこ 2
誰の何の初版本?

30 一吹きに産毛のたつや麦嵐 あけび 2
何の産毛?どなたか解説を。
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31 七輪に立つ焔烟や初秋刀魚 ひろ志 2
あまりにも当たり前。
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32 曝書する糸のほつれの初版本 あつこ 2
誰の何の初版本?
27 堤防に並んで飛ばす西瓜種 ヨシ 2
ややびろう。
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28 セロ弾きや枯野に音符魔女跳ねる 境界子 1
訳の分からない俳句。
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29 金魚藻の花水槽に降って湧く しげ木し 0
トリビアリズム。もっとおおらかに詠みたい。
22 炎天下白杖慣れぬ人の行く かいこ 2
傍観者の感じもないとは言えないのでちょっと気になります。
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23 浪速からふらり友来て心太 新月 2
ただの報告。
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25 蝉よぎるスカイツリーの展望台 風来 0
本当ですか?といいたいところ、本当だとしても現実味は薄い。
19 朝の蚊は新聞受けに屯する 二石 0
切れを強くすると俳句らしくなります。下五は流す。
朝の蚊や新聞受けに屯して
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20 おらが川わしが川とて鮎自慢 鋭次 2
飴山實の俳句にかなわない。「はじめから川の自慢や鮎合せ」、句の「鮎合せ」は異なる川の鮎を持ちよって、鮎の自慢しあうこと。
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21 恩讐は褪せて墓場の蝉時雨 つかさ 3
どんな恩讐か?これでは曖昧。
15 饅頭来余るゴーヤをあげたれば 悦子 0
ゴーヤをあげたらお返しに饅頭をいただいた、という報告。
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16 炎暑なる四条通や辻回し 美登里 0
祇園祭の辻回し、俳句はただごと。
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18 鉄紺の闇めく藍布虎が雨 デラシネ 0
唐突な「虎が雨」。
12 ことごとく寝落ちる村を流れ星 たかし 1
ちょっと大雑把。
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13 理科室の人体模型梅雨じめり 風太郎 3
「梅雨じめり」と季語を据えて、ちょっと不気味な俳句。
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14 地に落ちし蝉ひと暴れ命尽く えいりょ 1
ただごとです。
8 蔵開けて蝉の音入る薬種棚 えいりょ 6
季語の「蝉の音」に触れない呼吸。
蔵あけて薬種匂ふや蝉の音
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9 墨香る手の美しき夏書かな 立野音思 5
「手の美しき」が安易。
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11 たれ匂ふ煙を扇ぐや古団扇 みづほ 1
類想のありそうな俳句。
5 大夕焼喜怒哀楽を包み込む 惠啓 1
雰囲気はあるのですが、やや散漫。
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6 出水引き竿引き回すおとり鮎 縁矢 1
「釣竿」のことか、ややあいまい。
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7 シロップをかけて食べたい雲の峰 八郎 3
「雲の峰」と「かき氷」、質感がちょっと違うのでは?
1 天の川彼と我とは違ふ道 燈穂 4
このままでもいいのですが、動詞が入るともっといい。
鱧食うてきやつとおれとは違ふ道
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2 費やした努力の価値や蟻の塔 ウサウサ 0
理屈の俳句です。
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3 立葵口々に告ぐ「私も」と 冬菊 0
意味不明。冬菊さんらしくない。
今回、選句していない人は3人でした。トップは12点。
疎開児の生きて米寿や敗戦忌 素夢
季語が「敗戦忌」ではあまりにも予定調和。季語の選択がいかに大切か。
ほかによかったのは
えいこさん えいりょさん 和美さん とおるさん トンシさん ハセオさん ヨシさん 気儘さん 境界子さん 苦茶さん 荒一葉さん 仙郷さん 素風さん 燈穂さん 風来さん 立野音思さん
選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
137 二歳児の踏んぞり返る大団扇 デラシネ 7
「踏んぞりかえる」が可愛くない。二歳児がかわいそう。
——
142 打つ手なき蚊の急襲や戸締りす 三男 0
「戸締りす」が蛇足。
打つ手なき蚊の急襲にゐたりけり
——
145 抱籠に居所のなき足二本 秀昭 2
「置き所」では?
——
146 夕焼のソースせんべい紙芝居 立野音思 0
語順?
紙芝居のソースせんべい大夕焼
——
150 横丁の暖簾くぐりて冷奴 気儘 0
季語が「冷奴」ではあまりにも当たり前。
横丁の暖簾くぐるも夏祓
——
168 こんこんと尽きせぬ清水みすゞの詩 燈穂 2
普通なら、
こんこんと尽きぬ清水やみすゞの詩
131 蜘蛛の囲や南天の花ちりばめて 風子 2
スケッチ風な一句、簡潔です。
——
134 夏兆し網戸張替へ父子して かいこ 1
季重なり。
——
135 梅雨晴れ間心も洗ふ洗濯機 とえ 0
「心も洗ふ」が空回り。
選句締め切りを過ぎましたが、まだ3人の方が選句していません。選句していない人は以下の方々です。少し待ってみます。
ユクオさん 海風さん 丈子さん
127 明易の鏡に残る夜の顔 喜太郎 3
「明易や」と強く切りたい。
——
128 表札はむかしの地番かたつむり 新太郎 11
季語がうまくあっている。
——
130 鍋底を磨きてしづか半夏雨 花埜 4
「しづか」と「雨」を形容していますが「半夏雨」に触れない工夫を。
半夏雨鍋を磨くに金たわし
117 モナリザの笑み意地悪き夕立かな 苦茶 3
こういう俳句は季語の選び方が難しい。「夕立」では引き受けきれていない。
モナリザの笑みを背中にアロハシャツ
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118 峡の宿夜目にも淡き合歓の花 惠啓 2
むしろ「夜目にも彩に」がいい。
——
121 ボサノヴァのかすかに残る夏帽子 山水 0
「かすかに残る」ではあいまい。もう一工夫あれば面白い。
ボサノヴァやちよつと斜めに夏帽子
110 緑濃き茅の輪を潜る雨上がり いつせ 1
「茅の輪潜るや」でしょうか。「緑濃き茅の輪」はあまり見かけませんが?
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111 七月の丹の橋水にたゆたいぬ マリ子 0
112 名にし負う郡上踊の輪の中に マリ子 0
二句とも俳句表現を心得ているようですが、心得ているだけに安易になりやすいとも言えます。手慣れているだけに要注意。
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113 遥拝の奥の院には梅雨の雲 八郎 1
「雲の中なる奥の院」と置きたいところ、
夏安居や雲の中なる奥の院
103 人参の花泡めいている夕べ ハセオ 0
いっそ「夕べ」を取って、
人参の花泡めいてゐたりけり
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106 サングラスかけて講座の末席に 和美 3
スケッチ風の味わい。
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108 風の道草の匂ひや梅雨の月 とえ 0
三段切れ。
97 球場の熱気も注ぐビールかな 矢野敬和 5
常識の範囲。
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101 炎天に畝続きたる静寂かな 喜太郎 1
雰囲気はあるのですが、「畝続きたる」がちょっと曖昧。
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102 通過電車煽りて行けり朝曇 はるじ 0
何を煽ったのか?そこが気になります。
92 村を出る道は一本虹二重 和美 6
きれいな俳句、きれい過ぎて実感ゼロ。
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93 千年の闇夜を走るお松明 ある日 1
「夜」が要らない。
千年の闇を走るやお松明
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96 夕焼けやゆつくり登る坂の道 花埜 2
ただごとです。
89 暁に子等の騒めく蝉の羽化 光雲 1
ごちゃごちゃ。
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90 白鷺が脚を抜いたる泥田かな たかし 3
こちらは簡潔。
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91 梅雨晴れ間散歩進まぬ立ち話 英華 1
「梅雨晴間」と表記する習慣を。