26 抱え出す着慣れし肌着冬支度 博吉 0
季語を説明しているだけ。
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27 芝生の霜じゅわりーと溶かす朝日かな 円由 0
当たり前。
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28 仰向けに寝れば冷たき敷布かな かずえ 0
「仰向けに寝れば」、これがだめな仮定条件。
晩年をさらに冷たき敷布かな
心のありさまを詠むのも大切。

26 抱え出す着慣れし肌着冬支度 博吉 0
季語を説明しているだけ。
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27 芝生の霜じゅわりーと溶かす朝日かな 円由 0
当たり前。
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28 仰向けに寝れば冷たき敷布かな かずえ 0
「仰向けに寝れば」、これがだめな仮定条件。
晩年をさらに冷たき敷布かな
心のありさまを詠むのも大切。
23 廃校となりし母校や帰り花 えいこ 5
「廃校となりし母校」、これがややただごと。
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24 霜の声喪中につきの葉書来て 新月 0
もう少し作り込んで、
霜の声死んだ人から葉書来て
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25 長くなる婆の話日向ぼこ 帆里 0
表現に工夫を、
日向ぼこ婆様(ばさま)の話とめどなく
俳句はデフォルメも大切。
20 飛車角を捨てて勝負の走り蕎麦 梗舟 1
切れを入れる。
飛車角を捨てて勝負や走り蕎麦
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21 大穴の馬券を買うか神の留守 いつせ 2
願望・未来の俳句に、
大穴の馬券を買はん神の留守
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22 秋空に川面に透ける真鯉かな うなむ 0
助詞?
秋空が川面に透ける真鯉かな
16 茶の花や おはよござます おう おはよう 朝竹 1
意味不明、というより何を詠みたいのか分からない。
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17 小春日に細目を射抜く窓ガラス 藤島三郎 0
意味不明。
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18 胸襟を開きし後の秋思かな わさこ 2
「胸襟を開きし後」、これがとらえどころのない描写。
13 ガードマンの不意の挨拶朝ぬくし 二石 0
あまりにも唐突な「ガードマン」
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14 泣くためのトイレ氷雨の路地の奥 名負人 1
なぜ「泣くため」なのか、そこが肝心。
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15 婆ちゃんの部屋にちょこんと聖樹あり 右鉛 2
これもただごと。
9 行儀よく並ぶ湯豆腐覘き待つ 円由 2
何が「行儀よく並ぶ」のか?発想がよくない。
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11 足跡と一房残し葡萄棚 ひろ志 1
泥棒でも入ったのか、このままでは分かりにくい。
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12 雪の夜の窓に群がる子どもかな 右鉛 2
ただごとです。
6 冬至粥ねこ舌のまま妻老いぬ 博吉 3
「冬至粥」と「猫舌」この因果関係が「理屈」ということ。
着ぶくれやねこ舌のまま妻老いて
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7 冬麗の湖黙す逆さ富士 彩香 0
もっとすっきり、
逆さ富士冬のみづうみ黙すかに
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8 燃え尽きし焚火己の影も消え トンシ 5
推敲することで形を整える。
我が影も失せて果てたる焚火かな
2 入浴剤下げて家路や雪催 ヨシ 1
「入浴剤」が唐突。風呂に入りたいというのなら率直に詠んだ方がいい。
帰宅してまづは湯舟や雪催
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4 また一つ歳つれてくる雪便り 松の 6
6点も入っていますが、意味不明、どなたか解説を。
——-
5 山門に待ってる仁王小鳥来る 信信 1
仁王様が「小鳥」を待っているということか?これも意味不明。意味不明の句があまりにも多い。
今回、選句していない人は5人でした。同じ句を選した人が一人(失格)。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消しました。
トップは10点。
句座終へて酒の座となる師走かな ひふみ
眠らない熊を抱へて山眠る えいこ
一句目、この句会も酒の座があれば楽しいのでしょうが、それは叶わないこと。
二句目、時事俳句です。「熊を抱きて」がいい。「眠らない熊」と「山眠る」が変則的な対句をなしています。
ほかによかったのは
あらたさん ウサウサさん うららさん しんいさん たかしさん トンシさん みづほさん 鋭次さん 輝久さん 健作さん 光雲さん 荒一葉さん 秀昭さん 松のさん 百合さん 凡士さん 惠啓さん
選句結果はメニューバーの「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
134 ぱりりつともちつと新米のおこげ いつせ 0
語順?
新米のおこげもちつとぱりりつと
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138 我かすめ飛び去る虫よ秋深む 恭碩 0
「秋深む」は不要。
我をかすめ飛び去るちきちきばつたかな
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146 茸山へ卒寿の母に付きっきり 里山ゆた 1
字余りにする必要はない。
茸採卒寿の母に付きつきり
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149 尋ねたきことがあります稲光 つぶ金 1
このままでは舌足らず。
亡き人に尋ねたきこと稲光
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152 細き脛足湯に垂らし秋惜しむ 凡士 4
「足湯につかり秋惜しむ」で充分な一句、では上五は?凡士さんは兵庫の人なので、
城崎の足湯につかり秋惜しむ
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156 秋日和絵馬は無名の願い事 輝久 1
「絵馬に無名の願ひ事」が普通、季語は動詞の入ったものがいい、何故か?
小鳥来て絵馬に名もなき願いごと
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157 金一封届き老い知る敬老日 かずえ 1
「老いを知る」が典型的な言い過ぎ。
敬老日金一封が届きけり
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158 秋祭仔犬乗りたるベビーカー 矢野敬和 0
よほどうまく季語を選ばないと句になりません。
大根と仔犬乗せてやベビーカー
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170 亡き人を思ひ出しけり吊し柿 なつ子 1
現在進行形で詠めば少しは良くなる。
亡き人を思ひ出しつつ柿吊るす
130 明るさに誘はれて入る大花野 トンシ 2
「誘はれて入る」、動詞を重ねて少々くどい。
明るさにいざなはれてや大花野
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132 いわし雲吾が余生日々つなわたり 松の 2
もっといい季語を探すのも推敲の内。
くさめして吾が余生日々つなわたり
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133 風を乞い風に逆らふ秋桜 光雲 0
「風を乞い風に逆らふ」、これが対句。対句ならば語尾を連用形で揃える。
風を乞ひ風に逆らひ秋桜
126 台風の過ぎたる後の腕まくり かずえ 2
理屈です。
——-
128 良きこともなくていよいよ今年酒 春生 2
ここはあえて矛盾した描写を、
良きこともなくて良き日々今年酒
——-
129 鉄瓶の湯の沸くばかり霜の花 デラシネ 2
「鉄瓶の湯」と「霜」、手品のタネが見え見え。
120 風爽か五十年目の思いやり 笑美 0
意味不明。
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124 一日の褒美のごとき良夜かな 幹子 1
よくあるパターン。
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125 鳥渡る海へ夕陽の染まる頃 野の花 1
夕日に染まる海、これが安易の極み。
117 どんぐりの落ちて見上ぐる空青し 鈴木清 1
動詞、動詞が続くので、下五は体言で締める。
どんぐりの落ちて見上ぐる空の青
——-
118 水枯れて頭を垂れしばったんこ 梗舟 0
擬人法の俳句ですが効果なし。
——-
119 ジャグリング五色のコーン天高し まさよ 2
字余りでも助詞を入れると句がしっかりします。
ジャグリングの五色のコーン天高し
112 一人では花と呼ばれぬコスモスか 幹子 0
もっと自然に。
一つでは花とは言へず秋桜
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113 秋茜ページ繰るごと羽休め 英華 0
意味不明。
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114 秋耕の農機愚直に前を向く 凡愚痴歌 2
俳句の形を考えて。
秋耕や農機愚直に進ませて
107 客を呼ぶ焼唐黍の香ばしく ひろし 0
上五をどう推敲するかで句の価値が決まります。
朝寒や焼唐黍の香ばしく
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109 秋色の並木道ゆく恋人達 花埜 0
下五「二人かな」でいい。内容は希薄。
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111 難問を解いてありつく夜食かな 豊司 0
解けない方がいい。
難問に手こずつてゐる夜食かな
103 朝露や塚に被さる径の草 あけび 0
「塚に貼りつく」がいい。
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104 息災を願いて並ぶ大根炊き 鋭次 0
当たり前。
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105 秋茄子や母の匂ひの一夜漬 三太 3
「母の匂ひ」、これが陳腐。
95 大根煮や湯気に浮き来る顔尽きず 瞳人 0
もっと単純でいい。
大根煮や湯気存分に浴びながら
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96 帆船を橙に染む秋の海 はとこ 0
夕日にそまったということか?ちょっと分かりにくい。
帆船の帆を染め秋の入日かな
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97 両の手をポケットに手袋のまま しんい 0
トリビア。
98 山茶花の散る静けさの一と日かな しんい 1
ちょっと面白い。
午後ひとりを山茶花の散る静けさに
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100 この席でいつもの手酌燗の酒 輝久 4
「手酌」と「寒の酒」がダブり。
この席でいつもの手酌ちやんちやんこ
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101 ありがたうそっと一言墓参り 立野音思 2
常識です。
87 コスモスやじゅわっとバター染みるパン うらら 2
季語?
トーストにじゆわつとバター小鳥くる
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90 老老で陽だまり席を譲りあい バード 0
季語?
老と老小春日の席譲り合ふ
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92 仮設住宅ぽつと灯の点く能登時雨 凡士 3
語順。
能登時雨仮設にぽつと灯のともり