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カテゴリーアーカイブ: ネット句会感想

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感想09

ネット句会 投稿日:2021年10月15日 作成者: matuta2021年10月15日

29  せがまれて箸にて月を挟みけり  のび太  2

 「名月をとつてくれろと泣く子かな 一茶」の焼き直しでは?

——-

30  県境の川越え来たり雁の棹  我楽句多  0

 ややただ事か。

——-

31  甘藷めし湯気の匂ひのほの甘き  のりさん  1

 「匂ひ」は不要。

 ほの甘き湯気もうもうと甘藷めし

感想08

ネット句会 投稿日:2021年10月14日 作成者: matuta2021年10月14日

25  梨狩や子にせがまるる肩車  風来  1

 「子にせがまれて」がいい。もっといい季語が見つかりそうですが。

——-

26  今時分掃除機鳴ってゐる夜長  二石  0  

 雰囲気のある一句。面白い。

——-

27  また増えし食後の薬糸瓜の忌  郁文  8

 これも面白い。「糸瓜の忌」がややつきすぎかもしれません。

感想07

ネット句会 投稿日:2021年10月13日 作成者: matuta2021年10月13日

21  轟きの塩屋岬の天高し  いちり  0

 「塩屋岬や」と強く切るところ。美空ひばりのみだれ髪でしょうか?

——-

22  ジンギスカンもやし山盛りビール酌む  こゆき  0

 字余りになっても「ジンギスカンのもやし山盛り」とするところ。

——-

23  墓石に寂の一文字秋夕焼  ふさこ  3

 雰囲気のある一句。「秋夕焼」が弱い。むしろ明るい季語を。

 墓石に寂一文字小鳥来る

感想06

ネット句会 投稿日:2021年10月12日 作成者: matuta2021年10月12日

18  焼き鯊の出汁のとろろで三杯目  鋭次  0

 「出汁のとろろ」がよくわかりません。どなたか解説を。

——-

19  イケメンの案山子もとより役立たず  火星  1

 「イケメン」でも役立つのでは?

——-

20  熟れごろの無花果くちる雨雫  とえ  0

 「くちる」では「雨雫」との関係が理屈になります。

 熟れごろの無花果ひとつ雨雫

 これでいいという覚悟も大切。

感想05

ネット句会 投稿日:2021年10月11日 作成者: matuta2021年10月11日

15  まだ少し旅の疲れよ法師蝉  風太郎  0

 語順?

 法師蝉旅の疲れがまだ少し

——-

16  ぽつねんと苅田のすみの竣工碑  秋ひろ  2

 「苅田のすみや」と強く切るところ。

——-

17  カーナビの道途絶へたり吾亦紅  デラシネ  4

 「絶えたり」が正しい。

感想04

ネット句会 投稿日:2021年10月10日 作成者: matuta2021年10月10日

12  一休み差し出す指へ蜻蛉寄る  よも  0

 何の「一休み」でしょう。曖昧さは命取り。

——-

13  こほろぎや餃子十個を待つ屋台  いくよ  2

 「待つ屋台」が説明。現在進行形で詠むと、

 こほろぎや餃子十個を待ちながら

——-

14  風止んで案山子に星の生れけり  与志魚  3

 ちょっと童話風。

 寝転べる案山子に星の生れけり

感想03

ネット句会 投稿日:2021年10月9日 作成者: matuta2021年10月9日

9  テーブルの林檎に吾子の歯形かな  かしゅう  2

ちょっと汚い?

——-

10  風の盆心を盗み男舞う  笑子  1

詰め込み過ぎか?

——-

11  ごった煮の一膳そぐふ濁酒  北山久  0

「一膳そぐふ」がよくわかりません。

感想02

ネット句会 投稿日:2021年10月8日 作成者: matuta2021年10月8日

4  しばらく虫の宿なる登窯  茂樹  2

 面白い。「しばらく」が効いていないので、

 その中で蟋蟀鳴くや登窯

——-

5  名月や寝落ちの振りの膝枕  縁矢  2

 ちょっと色っぽい。

——-

7  句種尽き頭空つぽ冬隣  帆里  0  

 季語「蚯蚓鳴く」に。

感想01

ネット句会 投稿日:2021年10月7日 作成者: matuta2021年10月7日

1  過去形の母は美し曼珠沙華  宮内和彦  2

 「過去形の母」がよくわかりません。若いころの母、ということでしょうか?

——-

2  深々と闇の更けゆく夜長かな  ひろし  0

 「夜長」ではやや当たり前?季語を変えた方がいい。

 深々と闇に更けゆく林檎かな

——-

3  名月や寝静まりたる町照らし  珠雨  1

 「照らす」と言い止めた方がいい。

選句結果 2021-20

ネット句会 投稿日:2021年10月6日 作成者: matuta2021年10月6日

今回のトップは13点でした。

122赤シャツを風のかたちに着る案山子 のび太

ほかによかったのは
えいこさん デラシネさん ヨシさん よしよしさん リツコさん 郁文さん 卯月さん 小石日和さん 森本哲雄さん 斉藤 徹さん 凡士さん 茂樹さん 野夫さん 柚子さん 与志魚さん

私(松太)が注目した句は、以下の4句です。
47警官も板前もゐて夜学の灯 凡士
97鬼灯の吊るされてゐる柱かな リツコ
103日本酒がいよいようまき夜寒かな 百合
114地下足袋を脱ぎて八月大名ぞ せつこ

選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。

感想28

ネット句会 投稿日:2021年10月5日 作成者: matuta2021年10月5日

120  薪はぜる音をうしろに薪能  草木  0

 「うしろに」と場所を説明しない。

深閑と爆ぜる音あり薪能

——-

123  サンダルが裏返つてゐる残暑かな  えいこ  6

 そんなところに「残暑」があるのか、という面白さ。

——-

133  しろがねの流れくろがねの鮎の群れ  秀昭  1

 「しろがねの水」でいい。

——-

134  抱っこの子夢ごと下ろす秋の昼  松の  7

 「秋の昼」が弱い。

 抱つこの子夢ごと下ろす秋の雲

——-

143  ははの下駄履けば傾く星月夜  風子  6

 「ははの」が説明。

 下駄はいて体傾く星月夜

 「星月夜」は月の出ていない夜。

——-

144  エーゲ海の風の匂いの今朝の秋  いつせ  0

 「風よみがへる」くらいがいい。

——-

145  大の字の足裏すっと秋の風  かずえ  7

 「あうらくすぐる秋の風」くらいか?

——-

151  雨音に音符をつけて来たる秋  山水  1

 面白い。むしろ春の感じがします。

——-

157  褒めることそれも世渡り鰯雲  うらら  2

 アフォリズム?は避けたいもの。

——-

161  リヤカーに人も荷も積む敗戦忌  斉藤徹  2

 「荷も積み」と連用形に、間が生まれます。

——-

165  七三にきちつと分けて今朝の秋  越刎越刎  1

 ちょっと暑苦しい「今朝の秋」。

——-

170  炎昼やブラスバンドの音合わせ  二石  4 

 「音合わせ」がつまらない。

 炎昼をブラスバンドが響かする

感想27

ネット句会 投稿日:2021年10月4日 作成者: matuta2021年10月4日

113  新涼の君の腕の白さかな  しゅう  0

 「腕の白さかな」はやや平凡。

——-

116  夕日浴び「あ」「うん」と化する雲の峰  八郎  1

 阿吽の犬に似ているということでしょうか?ややわかりにくい。

——-

117  野仏の顔を囲んで曼珠沙華  いちり  6

 「顔」の一字がトリビア。

 野仏をそこにうずめて曼珠沙華

感想26

ネット句会 投稿日:2021年10月3日 作成者: matuta2021年10月3日

108  サンダルで鳴らす甲板天の川  みづほ  0

 海の上の天の川、星の光だけの世界。

——-

111  菊生ける受け入れがたきを受け入れて  一竿  0

 「受け入れがたき」を具体的に。

——-

112  落蝉の雲掴まむと震ふ脚  喜遊  0

 「雲掴まむと」とがよくわからないところです。

感想25

ネット句会 投稿日:2021年10月2日 作成者: matuta2021年10月2日

101  切り通しぬけて鎌倉秋の風  松の  4

 「抜け鎌倉へ秋の風」がいい。

——-

102  セルを着て母美しく老ひたまふ  のるん  1

 「老いたまふ」が正しい。「母」はとった方がいい。

 セルを着て美しく老いたまひける

——-

105  初秋や短髪の母少女めく  ふさこ  2

 「髪切つて母少女めく」

感想24

ネット句会 投稿日:2021年10月1日 作成者: matuta2021年10月1日

96  揺れ止まぬ秋の簾となりにけり  いくよ  3

 雰囲気のある一句。切字「けり」がよく効いています。

——-

98  淡々と不在の座にも扇風機  柚子  3

 追悼句でしょうか。「不在の座」がやや分かりにくい。

——-

100  夕暮れを子らがかけつこ赤とんぼ  えいこ  2

 「夕暮を」と「れ」の送りをとるのが俳句。

感想23

ネット句会 投稿日:2021年9月30日 作成者: matuta2021年9月30日

92  朝顔や今年は葉より花数多  望天  1

 単なる報告?「そうですか」と答えるしかない。

——-

93  鹿威しの乾いた音や仏間まで  のび太  0

 「乾いた音」が要らぬ説明。

 仏間まで音が届いて鹿威し

——-

94  朝顔や蔓の行く先定まらず  遊健  1

 ちょっと当たり前か。

感想22

ネット句会 投稿日:2021年9月29日 作成者: matuta2021年9月29日

86  夏果のスニーカーより浜の砂  秀昭  1

 「夏の果」と下五に置きたい。

 スニーカーの砂をこぼして夏の果

——-

87  向日葵や夕日しづかに沈みきる  しんい  1

 「夕日しづかに沈みきる」はただごと?

——-

90  年ごとに小さき母や草の花  たかし  2

 「年ごとに小さき母」はよく見かけるパターン。

感想21

ネット句会 投稿日:2021年9月28日 作成者: matuta2021年9月28日

82  取柄なきことが取柄かとろろ汁  和美  6

 季語がいい。

——-

83  語りつつ寝息に変わる虫時雨  光枝

 「寝息に変はり」と連用形に。

——-

84  潮風の流れに遊ぶ青芒  気儘  0  

 もっと単純に詠みたい。

 海からの風に遊ぶや青芒

感想20

ネット句会 投稿日:2021年9月27日 作成者: matuta2021年9月27日

78  秋の夜紙をのみこむシュレッダー  帆里  1

 ちょっと面白い。

 長き夜の紙をのみこむシュレッダー

——-

79  エアコンに命を繋ぐ老の夜  藤田  1

 「命繋ぐや」と強く切ってみたい。

——-

81  寝転んで星ながめゐる案山子かな  みづほ  2

 案山子にも命があるような。

感想19

ネット句会 投稿日:2021年9月26日 作成者: matuta2021年9月26日

72  連れ添いの日傘廻した頃もあり  かいこ  0

 意味不明です。

——-

75  蝉の声夕日に細くなりにけり  矢野敬和  0  

 「蝉」ではなく「ひぐらし」がいい。

 ひぐらしの声は夕日に細りゆく

——-

76  新しき鼻緒が痛し宵涼み  笑子  3

 「痛し」は言い過ぎ。

 新しき鼻緒きしませ夕涼み

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会の運営は編集部が行います。

入会はこちらから。http://dairo.main.jp/?page_id=423

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