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感想25

ネット句会 投稿日:2025年10月3日 作成者: matuta2025年10月3日

121  一雨のあとは酷暑や鬼貫忌  和美  1

 鬼貫忌は陰暦の八月二日、今年の暦では九月二十四日になる。

——-

122  道に落ち裏返り鳴く秋の蝉  あけび  0

 「あおのけ」がいい。

 道ばたで仰のけに鳴き秋の蝉

——-

124  ビル街の静かな正午花カンナ  たかし  3

 ちょっとうまい俳句。

感想24

ネット句会 投稿日:2025年10月2日 作成者: matuta2025年10月2日

115  蜩に自ず湧き来る旅心  鈴木清  1

 どんな季語を据えてもそれらしくなる。つまりただごと。

 鰯雲自ず湧き来る旅心
 新涼や自ず湧き来る旅心

——-

117  涼しさや酒蔵カフェの太き梁  荒一葉  6

 好調な荒さん、しっかりした一句。

——-

118  体液が沸騰したか顔の汗  梗舟  0  

 季語を少し離すことでいくらかは救われます。

 体液が沸騰したか田草取

感想23

ネット句会 投稿日:2025年10月1日 作成者: matuta2025年9月30日

108  名湯にゆるりと浸かる虫の声  右鉛  0  

 「ゆるりと浸かり」と連用形に、「間」が生まれます。

——-

111  秋ひでり畑へ向かう獣臭  笑美  0  

 もっと分かるように、

 秋ひでり畑に残る獣臭

——-

113  鈴虫の道の駅にて売られおり  ハセオ  0  

 ただの報告。

感想22

ネット句会 投稿日:2025年9月30日 作成者: matuta2025年9月30日

104  独り言おしろい花と妻の口  あけび  0  

 意味不明。

——-

105  冥土への旅は紫紺の茄子の馬  トンシ  1

 「冥土」と「茄子の馬」、これが付きすぎ。

——-

107  束の間を田端の崖の葛の花  しんい  0  

 意味不明、しんいさんとしてはめずらしい。

感想21

ネット句会 投稿日:2025年9月29日 作成者: matuta2025年9月29日

99  ひとひらの紅葉を肩に父帰宅  豊司  1

 俳句は人物を特定しなくてもいい場合が多い。

 ひとひらの紅葉を肩に帰宅かな

 誰?は読む側の想像にまかせる。

——-

101  新涼のひかりを撥ぬる水車かな  ひろし  5

 「撥ぬる」よりも、

 新涼の光を返す水車かな

——-

102  秘境駅降りる人なく秋の風  杉山駄芭  1

 降りたほうがまだいい。

 秋風や秘境の駅に降り立ちて

感想20

ネット句会 投稿日:2025年9月28日 作成者: matuta2025年9月28日

93  空蝉や八十路の妻の食細く  ひろ志  0

 生活感のある季語を、

 風鈴や八十路の妻の食細く

——-

97  一滴の水の潤ひ広島忌  矢野敬和  6

 6点も入っていますが、「水」と「広島忌」、これが理屈です。

——-

98  立秋や昨日と違う三十度  杉山駄芭  2

 これも理屈。

感想19

ネット句会 投稿日:2025年9月27日 作成者: matuta2025年9月27日

88  草の実のくつ付きくつ付け犬走る  まさよ  0  

 「くつ付きくつ付け」がちょっとしつこい。

 草の実をくつ付け走りまわる犬

——-

91  問いかけど何も答へずサングラス  立野音思  1

 字余りでもいいから上五は「問いかけても」。俳句はちょっと後ろ向き。

——-

92  母役はいつも妹赤まんま  岡田 絮  5

 ままごと俳句はややマンネリ。

感想18

ネット句会 投稿日:2025年9月26日 作成者: matuta2025年9月26日

82  和紙のよな水面綾なる瀬戸や月  大越恵子  0  

 ごちゃごちゃ。

——-

84  朝顔を数へて眠る夜勤明け  岡田 絮  13

 最高点でしたがよく分からない一句。どなたか解説を。

——-
       
86  オオタニの場外アーチ冷索麺  矢野敬和  0

 付き過ぎでもいいから、

 大谷の場外アーチ天高し

感想17

ネット句会 投稿日:2025年9月25日 作成者: matuta2025年9月25日

79  杉皮の屋根に石置く木曽の秋  みづほ  4

 雰囲気のある一句。

——-

80  日が沈む稲穂の波が果てる海  しげ木し  2

 「稲穂の波」が陳腐。

——-

81  野球場夏の暑さ抱へ込み  立野音思  0

 ちょっと当たり前。

感想16

ネット句会 投稿日:2025年9月24日 作成者: matuta2025年9月24日

74  胃カメラをぐっと飲みこみ蝉時雨  八郎  2

 「蝉時雨」がちぐはぐ。こういう句は季語の置き方が難しい。忌日がいいのかもしれない。

 胃カメラをぐつと飲みこみ広島忌

——-

75  濡れ縁の残る暑さに腰かける  しげ木し  4

 「腰かける」がただの報告。

 濡れ縁に残る暑さが寝そべれる

——-

78  タンバリン貸し出しますと海の家  山水  4

 「タンバリン」ではつまらない。

 わが亭主貸し出しますと海の家

感想15

ネット句会 投稿日:2025年9月23日 作成者: matuta2025年9月23日

63  色一つたらぬクレヨン夏の果  たかし  9

 谷川雁の詩「大地の商人」の冒頭が浮びます。「おれは大地の商人になろう/きのこを売ろう/あくまでにがい茶を/色のひとつ足らぬ虹を」

——-

64  ポストまで老いの冒険残暑かな  ようすけ  2

 「冒険」がむしろ邪魔。

 ポストまで歩める老いの残暑かな

でけっこう面白い。

——-

68  秋めくや東京の空まさをなる  八幡大蛇  0
69  カレー屋に八つの薬味秋めけり  ふみと  1

 二句とも「秋めく」感じがない。

感想15

ネット句会 投稿日:2025年9月22日 作成者: matuta2025年9月22日

55  敗戦忌楷書美しき兄の文  輝久  4

 付きすぎのようですが、季語が「敗戦忌」でないと成り立たない。

——-

58  松茸を目で食べ味合う暮らしかな  三太  0  

 理屈の俳句。

——-

61  満月を眺めて家族もめてをり  帆里  3

 なぜもめているのか?舌足らずな一句、しかも後ろ向きな俳句。

感想14

ネット句会 投稿日:2025年9月21日 作成者: matuta2025年9月21日

51  爺と指す縁台将棋夏休み  惠啓  1

 よくあるパターン。

——-

52  秋の潮沖を見守る遭難碑  ヨシ  0  

 ヨシさんの句としては平凡。

——-

53  手のひらを花と浮かべて風の盆  和美  0  

 これもよくあるパターン。

 てのひらを裏へ表へ風の盆  ひふみ
 てのひらで風を掬ひて風の盆 しんい

感想13

ネット句会 投稿日:2025年9月20日 作成者: matuta2025年9月20日

48  駅降りて新たな夏の眩しさよ  米山誠  1

 「新たな夏」があいまい。

——-

49  積み上げし物捨てられず茶立虫  せつこ  0  

 生活感のある季語を、

 捨てられぬものあれこれと盆用意

——-

50  芋虫の太さに見合う悲鳴かな  小林土璃  3

 芋虫を見て悲鳴を上げたということか、このままでは分かりにくい。

感想12

ネット句会 投稿日:2025年9月19日 作成者: matuta2025年9月19日

44  夕立や浮世絵めいて渡月橋  二石  2

 浮世絵は江戸のイメージ、広重ならばなおのこと。

——-

46  赤ポルシェ冷房臭きレンタカー  祥風  0

 ただの報告、後ろ向きの一句、俳句は前向きで。

——-

47  秋の夜のシャンソンにふとしづ子の句  黄菜子  1

 漠然としてとらえどころがない。

感想11

ネット句会 投稿日:2025年9月18日 作成者: matuta2025年9月18日

39  一瞬の風に一息秋暑し  わさこ  2

 理屈の俳句。

——-

40  缶けりの缶へちやげをり赤とんぼ  ひろ志  4

 童謡のような一句、整い過ぎか。

——-

41  帯締めをこっそり緩めビヤホール  新月  3

 これも理屈の俳句、因果関係で詠まないことが大切。

感想10

ネット句会 投稿日:2025年9月17日 作成者: matuta2025年9月17日

36  敗戦忌湯気立つ飯の白さかな  荒一葉  7

 面白い。「湯気立つ飯の白さかな」は「ひもじさ」のパラドックスである。

——-

37  松茸の代打エリンギ猛打賞  紫耀子  1

 「猛打賞」、は悪乗り、句は理屈。

——-

38  秋ともし下巻をさがす左の手  秀昭  1

 「左の手」、これがトリビアリズム。

感想09

ネット句会 投稿日:2025年9月15日 作成者: matuta2025年9月15日

33  肩書と無縁になりぬ落つる露  小林土璃  0  

 季語がよくない、生活感のある季語を、

 肩書と無縁になりて秋刀魚焼く

——-

34  激辛のカレー欲する暑さかな  あらた  1

 よくあるパターン。

——-

35  秋空を吸い込んでみて一人旅  野夫  2

 「秋空を吸い込んで」はやや乱暴、

 秋空に深呼吸して一人旅

感想08

ネット句会 投稿日:2025年9月14日 作成者: matuta2025年9月14日

29  車五千呑み込み巨船処暑の航  凡士  2

 ごちゃごちゃ。それでも2点も入っている。

——-

31  母居らぬ小庭よ紺の朝顔よ  しんい  0  

 亡くなったということか?ちょっとわかりにくい。

——-

32  ダイソンのごと三門の涼しかる  二石  0  

 「ダイソン」が分からない?

感想07

ネット句会 投稿日:2025年9月13日 作成者: matuta2025年9月13日

24  友逝きて骨拾いあう油照  かずえ  1

 ただの報告。

——-

27  君見上げ月の所為にして遠回り  紫耀子  0  

 意味不明。

——-

28  お磨きの母極楽の余り風  朝竹  0  

 普通に詠むことも大切。

 お磨きの母に涼しき風が吹く

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