4 遅れ来る人が見つける蕨かな 苦茶 3
「遅れ来る人」→「しんがりの妻が見つける」
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5 投句より選句愉しや青蛙 岡田 絮 3
「草餅」とか「柏餅」とかお菓子の季語を。
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6 雄叫びを口いっぱいに鯉のぼり つかさ 0
「鯉のぼり」に「雄叫び」の感じがない。

4 遅れ来る人が見つける蕨かな 苦茶 3
「遅れ来る人」→「しんがりの妻が見つける」
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5 投句より選句愉しや青蛙 岡田 絮 3
「草餅」とか「柏餅」とかお菓子の季語を。
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6 雄叫びを口いっぱいに鯉のぼり つかさ 0
「鯉のぼり」に「雄叫び」の感じがない。
1 親鸞の田植えうた聞こゆ春の雲 こゆき 1
「田植(夏)」「春の雲(春)」季語矛盾?
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2 のどけしやゆらと振れたる象のはな 三拍 2
長閑な感じが出ています。
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3 玉ねぎの蒸され丸ごと新のあじ あけび庵 0
「蒸され」と受け身にするのではなく、「蒸して丸ごと」。
今回のトップは先月同様宮内和彦さん。得点は14点。
微笑みも介護のひとつチューリップ 宮内和彦
ほかによかったのは
あつこさん いくよさん うららさん かずえさん 和美さん けん桜さん たかしさん 百合さん 一喜さん 岡田 絮さん 火星さん 光枝さん 山水さん 山歩さん 新月さん 燈穂さん 二石さん 凡士さん 由紀子さん 惠啓さん
選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
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8人の方が選句しませんでした。選句していない人は以下の方々です。
一喜さん 換竿さん 成田帆里さん 千茶さん 冬花さん 武次さん 碧花さん 北山久さん
107 つばくらめ一閃空を削ぐごとく あつこ 5
燕を刃物に見立てる句は山ほどあります。
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108 三脚を据ゑ撮り鉄の日永かな リツコ 2
「撮り鉄」という言葉、いつか死語になりそう。
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110 笹鳴くや次女は口から生まれたり デラシネ 1
意味不明
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123 群れをりて枝のたはみや四十雀 ある日 0
四十雀は余り群れないのでは?どなたかご教示を。
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124 余生とて悲喜こもごもや蕗の薹 ふみ 2
漠然とした一句、もう少し具体的に。
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125 トラクター天地返して耕せり うらら 0
「天地を返し耕せる」がいい。句はややただ事。
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126 紫木蓮新芽のすべて天を指す 茂樹 0
当たり前では?
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128 定年は死ぬ時と決め果樹うる 秋ひろ 0
「ううる」の間違い?ちょっと面白い。
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130 からからと水子の数の風車 ただお 4
「水子の数や」がいい。
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142 帆をたたむ帆船の上鳥帰る かいこ 0
「上」の一字が命取り。
鳥帰る船は次々帆をたたみ
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156 決勝のヘディングシュート風光る 風来 6
「決勝は」と強く言い切る呼吸。
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162 峡深し終の棲み処の山桜 卯月 1
切れを入れる。
峡深く終の棲み処や山桜
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170 鞦韆やまだ呼ばれても逝きはせぬ いつせ 2
せりふのように詠んで、
呼ばれてもまだ逝きません半仙戯
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177 恐竜の欠片かと掘る日永かな 凡士 2
「かと」が句を緩くしています。言い切った方が断然いい。
恐竜の骨を掘りゐる日永かな
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186 昼は海女夜は女将の島酒場 岡田 絮 9
雰囲気のある一句、「島酒場」がおかしな言葉。
昼は海女夜は酒場の女将かな
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187 黒板に今日のおすすめ蛍烏賊 ただお 4
軽いタッチの一句
98 吊るされし鮟鱇や無念三白眼 かずえ 0
「三白眼」、ちょっと悪乗り。
鮟鱇や無念ずしりと吊るさるる
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99 ポスターの端のめくるる春の雨 くらっ太 0
「ポスターの端のめくるる」、ちょっと陳腐では?
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100 入居待つ新築の家春日かな 小石日和 0
季語?たとえば「亀が鳴く」
93 平安の人も眺めし朧月 空詩 1
「眺めて」がいい。
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94 寄り添うて川の流れにのる雛 松の 2
「川の流れにのる」がやや冗長。
紙ひひな寄り添ひながら流れゆく
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95 轍跡深きキエフの春おもふ けん桜 1
やや常識か
90 たっぷりとパンにはちみつ春深し 苦茶 4
万太郎の句の方がいい。「パンにバタたつぷりつけて春惜む 久保田万太郎」
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91 鉛筆の落ちて樹の音木の芽風 山水 1
焦点が定まらない。
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92 待ちゐたる曽孫生れしと万愚節 こゆき 0
曽孫が生まれました、という報告。
81 廃線の 駅舎を飾る 梅ひと枝 札幌司 0
「駅舎飾らん」と意思・願望の俳句に。
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83 向かう傷もて堂々の春の猫 孝裕 2
「恋の猫」の「傷」、やや陳腐。
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86 木の芽和母のレシピの醤油染み 小石日和 2
「醤油染み」がよくわかりません。どなたか解説を。
77 五線譜に見事をさめし匂鳥 健作 0
意味不明?
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79 ため息の満ちて桜の重さかな 渡邉春生 3
面白いのですが、「重さかな」が蛇足。
ため息の満ち満ちてゐる桜かな
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80 川沿いに響く下駄音糸柳 山水 1
「酒蔵に響く下駄音」とか、もう少し突っ込まないと。
74 喫茶店すみのギターや春の雨 風子 0
ギターを弾いているのか、そこにギターがあるのか、このままでは曖昧。
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75 漂ひてぱつと消えけり石鹸玉 八郎 0
季語を説明しているだけです。
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76 花ぐもり空に汀のあるごとく たかし 2
ちょっと洒落ていますが、どんなイメージなのか、漠然としています。
69 遠き彼 日毎膨らむ さくら芽も 冬花 0
俳句らしく置き換えると、
君遠く日ごと膨らむさくらの芽
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71 草餅の墨鮮やかに和菓子店 森本哲雄 4
「草餅と」でなければおかしい。やや陳腐?
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72 春うららヘリの音さえトロトロと すみれ 0
このヘリコプター、今にも墜落しそう。
66 春寒し 妻の繰り言 墓参り 冬花 0
「春寒し」に「妻の繰り言」、作者の気も滅入っているのでしょうが、読ませられる方も少々うんざり。句は前向きに詠みたいもの。
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67 海見えて遠足の列ちりぢりに みづほ 8
8点句ですが、類想がありそうです。
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68 垣根ごし雨のしずくや花ミモザ とえ 0
どんなふうに雫しているのか、ちょっとわかりにくい。普通に「垣根から」でいいのでは?
62 ぶらんこを競い合う子ら一寸も 孫春艶 0
「一寸も」で意味不明に。
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63 いくさあり神にささぐや初桜 なつ子 0
これも意味不明、何が言いたいのか整理してから言葉を選ぶ。
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64 落ちてなを風情を残す椿かな 鋭次 4
常識でしょうか。
59 梅東風や山門前の地蔵堂 風太郎 1
「山門前の地蔵堂」がどうなのか、そこからが俳句、ここまではただごと。
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60 毛玉とり袖口一周しては春 あけび庵 0
ちょっとこまかすぎるのでは(トリビア)?
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61 去る雁よゆかりないけどまたおいで うつろひ 0
「雁」に呼びかけた一句、少々浅い。
56 石鹸玉戦はいつも突前に こゆき 1
「突前」、意味不明です。「突然」の変換間違い?
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57 淡墨(うすずみ)の桜の杜の埴輪かな ある日 1
ただの説明。
淡墨(うすずみ)の桜の杜の鴉かな
淡墨(うすずみ)の桜の杜の地蔵かな
淡墨(うすずみ)の桜の杜の社かな
何を持ってきても無内容な俳句。
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58 山笑ふ遠き人よりチョコレート くらっ太 1
漠然としてとらえどころのない俳句。
52 鍬入れて土黒々と花辛夷 百合 2
「土は黒々花辛夷」がいい。
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54 侵攻のテレビのニュ―ス冴え返る 卯月 0
重い題材ですが、このままでは単なる報告。
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55 口閉ざす父のそれから放哉忌 あけび庵 2
「父のそれから」がややあいまい。「敗戦忌」などと置けばやや具体的になりますが、その種の俳句は山ほどありそう。
48 春宵の猫が歩めば鈴の音 たかし 3
上五「春宵や」でいいのでは?
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49 卒業式男子涙を堪えけり 矢野敬和 0
常識を詠んでもつまらない。
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51 春の宵モニタリングポストの赤 ふさこ 1
専門用語は避けたいところ。
45 花旅の仕舞いは吉野と決めて居り 笑子 2
単なる報告です。
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46 満開の花の色めく古本屋 矢野敬和 1
古本屋のイメージからは程遠い「満開の花」。
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47 てのひらに文鳥のせてあたたかし 百合 3
軽いタッチの一句。
41 フルートをそつと寝かせる花の冷え えいこ 5
「そつと」が効いていない。「草に寝かせて」くらいがいい。「花の冷」と表記を。
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42 冴返る鯉は閑かに沈みゆく かしゅう 2
力の抜けた一句、俳句はこれくらいで充分。
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44 テーブルに置いてある伊予柑の皮 かくたま 0
「伊予柑の皮テーブルに置いてあり」が普通だが、原句のままでも成立しそう。