89 山の寺犬一匹の朧かな ある日 1
山寺に犬が一匹いる、ということでしょうか。人間は住んでいないのか?ちょっと曖昧。
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91 思い出の学びの校舎八重桜 高島郁夫 0
ただごとです。
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92 囀りや銀のスプーン輝きて しゅう 0
「囀や」と送りを入れないのがいい。

89 山の寺犬一匹の朧かな ある日 1
山寺に犬が一匹いる、ということでしょうか。人間は住んでいないのか?ちょっと曖昧。
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91 思い出の学びの校舎八重桜 高島郁夫 0
ただごとです。
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92 囀りや銀のスプーン輝きて しゅう 0
「囀や」と送りを入れないのがいい。
84 葉桜や酒を酌みつつ夕心 百合 2
葉桜のころの日暮どき、おいしそうな酒です。
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85 雨止まず春野菜いっぱいのランチ さっちん 1
「雨止まず」が句の中でどんな働きがあるのか、その辺を考えてみたい。
春野菜山と盛つたるランチかな
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86 蕗味噌や何をか母に報いたる 山歩 2
「報いたき」がいい。
79 巣立鳥片足立ちで羽ばたきぬ 風来 0
そういうこともあるのでしょうか。ちょっと面白い。
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80 菜の花や花粉まみれのかくれんぼ 光枝 5
「菜の花の花粉まみれやかくれんぼ」がいい。
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81 杭打ちの始まるまでの春の野辺 柚子 0
なんのための「杭打ち」?
73 本栖湖の富士裾萌ゆる芝桜 武次 0
あるがままを写し取ってもそこに面白みがなければ点は入らない。
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74 もぎ取って髪に刺したや紅つつじ ハセオ 1
「もぎ取って」が大仰。せめて「摘み取りて」くらいか?
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78 手の届く高さに桜車椅子 惠啓 4
下五を「桜かな」とする工夫を。
車椅子から手を伸ばす桜かな
68 新緑の時は短し深呼吸 すみれ 0
あまりにも当たり前。
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70 辞令胸に降り立つ駅の山桜 つかさ 4
「辞令胸に」が分かりにくい。どなたか解説を。
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71 二年ぶり友と会える日柿若葉 まさよ 0
このままではただごとです。
衣かへて友と会ふのも二年ぶり
64 ムスカリや宿命のごと子を宿し 花埜 0
どきっとするような内容、季語がムスカリでは引き受けきれそうにない。
宿命のごと子を宿し畑を打つ
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65 苦瓜を植えて老妻若やぎぬ 縁矢 0
手前味噌の俳句、身内をほめ過ぎでは?
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67 電停にあの日を捜すリラの花 ヨシ 1
「あの日探さん」と意思願望の俳句に。
59 春の空伏見の酒蔵鎮まれり 仙郷 0
「伏見の酒蔵鎮まれり」はややただごと。
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60 コート脱ぎ 枯れ木寄り添う 酔いさくら 冬花 0
意味不明。
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63 薬もてようやく春の眠りかな リツコ 1
薬に頼るのを「春の眠り」とは言いにくい。春眠はむしろ心地よい眠り。
55 結ぶ時キュッと鳴る帯花衣 あつこ 2
「結ぶ時」がまったく無駄な言葉。
きゆつきゆつと帯を鳴らして花衣
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57 春眠の報告我をいぶかしめ いきか 0
「春眠の報告」が意味不明。
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58 春の蝶白杖走る青信号 ふさこ 0
「白杖走る」が乱暴な描写、実際に見た光景としても控えたいところ。
47 出汁濃いめしみて肉じゃが昭和の日 うらら 1
普通なら「肉じやがの出汁は濃いめや」
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50 うららかや音無く落ちるナマケモノ 山水 1
「どすんと落ちて」のほうがいい。
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51 漏るる日に手先眩しき袋掛け けん桜 5
「漏るる日に」が取れるといい。「手先眩しや袋掛」で完結しています。上五をどうするのか、それが俳句とも言えます。
44 新緑の光包まれ輝きぬ 春子 0
主語がない?不安定。
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45 空き缶の音転がしぬ春の風 高島郁夫 4
「音転がしぬ」がちょっと変、「空缶を転がせば音」
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46 塀より高き石楠花覗きけり 春子 0
「覗きけり」ではなく「眺めけり」では?句はただごと。
40 春泥やまたも負けたか九連敗 苦茶 1
誰が何に負けたのか?これでは舌足らず。
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42 清々しく桜つもりぬ吾子を置く 笑子 0
桜が散ったところに子どもを置いたということでしょうか?分かりにくい。
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43 筍にじかに値を書く露店かな 凡士 12
どんな風に書くのか、あのごわごわした皮に書けるものかどうか?どなたか解説を。
33 堆き一年生の四月号 八郎 2
「堆き」よりも「ずつしりと」がいい。
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36 花水木ドッグウッドはそぐはずや 望天 0
「ドッグウッド」という名がそぐわないということでしょうか?ちょっと分かりにくい。
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39 楽しげに揺れる若葉や無人駅 たかひろ 3
勇気を奮って「無人駅」を取ってしまうことが大切。
楽しげに若葉が揺れてゐたりけり
30 湧水の一杓の空緑さす 凡士 1
細かく詠み過ぎて意味不明。
湧水の一杓にさす緑かな
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31 ほんのりと残り香のせし花衣 しゅう 0
何の残り香?ちょっとあいまい。
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32 もう少し待てば食べごろ初蕨 成田帆里 0
ただの報告。
26 閑古鳥去つてくれよとホテル街 森本哲雄 1
意味不明?
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28 紫陽花に出窓を開く晴れ間かな 岩魚 2
天気がいいので窓を開けましたというだけの俳句。
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29 新緑の惜しみて去りし楠公忌 気儘 0
誰がどこを去ったのか、つかみどころのない俳句。
23 風鐸の静かなる夜野焼かな ある日 0
この「野焼」はちょっと唐突。
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24 一本の一戸を隠す桜かな ふさこ 3
普通なら「一本で」あるいは「一本が」。語順を変えて、
一本の花の隠せる一戸かな
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25 釣糸の先幽かなる浦島草 せつこ 0
「浦島草」の季語の説明。
20 ウタツムギ鳴けよ翌(あす)無き春の空 花埜 0
「ウタツムギ鳴けよ」がよくわかりません、どなたか解説を。
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21 歩行器に予後の身委ね春の風 卯月 5
季語?「青き踏む」くらいがいい。
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22 淡麗の酒に影して春の月 百合 3
ちょっと奇麗すぎて実感が薄い。
16 小綬鶏や一村丸ごと起こすやに 健作 2
「起こすやに」があいまい。
小綬鶏は村を丸ごと目覚めさす
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18 古戦場首塚に散る花吹雪 くらっ太 0
「古戦場」が無駄な説明。
将門の首塚に散る桜かな
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19 駄句ばかりひねってパリの鮨つまむ 野夫 0
パリのすし屋?よくわからない一句。
13 嫁ぎ来て茶摘み二年目宇治の里 由紀子 7
「茶摘かな」で終わる工夫を、
嫁ぎ来てちとぎこちなき茶摘かな
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14 風に乗る山藤の香のやはらかし しんい 1
「やはらかし」までいう必要はありません。
そよ風にのつて香るや山の藤
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15 アユはアユ養殖なれど骨も食ふ 望天 0
アユはせめて漢字に。俳句は単なる報告。
10 野球部の子の声初夏の風にのり 松の 0
「子」がいるかどうか?
野球部の声初夏(はつなつ)の風にのり
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11 囀ひとつ水音に似て途切れざる 与志魚 0
「ひとつ」で訳の分からぬ俳句になっています。
囀は水音に似て途切れざる
「途切れざる」と連体形で流したのはさすが。
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12 絵手紙や一筆書の鯉のぼり かずえ 5
「絵手紙は」の方が力強い。
7 花ミモザ銀座のカフェの白き椅子 あつこ 4
季語?「夏落葉」くらいがいい。
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8 不揃いの春の筍溢れをり とえ 1
「溢れをり」がやや安易。
地べたで売る不揃ひの春の筍
破調を恐れない。
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9 さりさりとサラダ食む子ら聖五月 いくよ 3
ちょっとただごと。