95 梅雨寒の老々介護ひとりごと とえ 3
気の滅入るような一句、俳句はもっと楽しく。
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96 長男の誕生日なり沖縄忌 百合 1
ただごとです。
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97 あざやかに虹を織りなす瀑布かな たかし 1
「滝」と「虹」のとりあわせ、やや陳腐でしょうか。

95 梅雨寒の老々介護ひとりごと とえ 3
気の滅入るような一句、俳句はもっと楽しく。
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96 長男の誕生日なり沖縄忌 百合 1
ただごとです。
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97 あざやかに虹を織りなす瀑布かな たかし 1
「滝」と「虹」のとりあわせ、やや陳腐でしょうか。
88 アカシヤの万の花房風に揺れ 卯月 0
アカシヤの花が風に揺れている、それだけのこと。
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89 しゃっきりと伸ばす背筋や夏立てり さつき 0
語順?
すつきりと背筋が伸びて夏立てる
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94 西日差す老舗駄菓子屋子等の基地 三矢惠啓 3
しっかりと助詞を入れる。
駄菓子屋は子供らの基地西日差す
83 釣り糸の宙に一閃晩夏光 岡田絮 6
ここに光りの季語を持って来ては句が台無し。「一閃」と「晩夏光」が理屈で結びつきます。
釣り糸の宙に一閃風薫る
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85 晩年は花に囲まれ蝸牛 こゆき 2
生活感のある季語を。
晩年は花に囲まれ夏衣
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87 燃えさしの余生へ啜る冷し麦 しんい 0
「燃えさしの余生」がやや悲観的。「余生へ啜る冷し麦」は面白い。
ままならぬ余生へ啜り冷し麦
78 初蝉や社の森に子らの声 つかさ 0
ほとんどただごと。
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79 滝を見る草書の手紙読むごとく 山水 3
「滝」の豪快さと「草書」軽やかさ、ちょっと合わない。
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81 紫陽花を手まりに雨は遊びけり 柚子 2
ちょっと面白い。
75 青芒音無き雨を滴らす ほのる 1
雰囲気のある一句。
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76 夕暮れのひと働きや冷奴 ふみ 1
「夕暮れのひと働き」、ちょっと漠然。
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77 夕立や雫の跳ねる散歩道 無有 0
当たり前では?
71 青竹の器に蜜の心太 うらら 0
「蜜の」がいらない。
真つ青な竹の器や心太
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73 あれこれと独りごち居る更衣 北山久 1
漠然とした一句。
74 アロハ着て吾が青春のサングラス 卯月 2
季重なり。
66 おが屑にまみれて汗の木綿シャツ たかし 2
まことに暑苦しい。
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67 父の日や「森伊蔵」手に娘婿 我楽句多 0
「森伊蔵」、検索してみたら焼酎の銘柄でした。よくある父の日の「手土産」、陳腐な発想では?
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69 デパートに並び華やか水中花 森本哲雄 0
もう少し細かく描写してもいい。
化粧品売場に置かれ水中花
63 縄文の杉より梅雨の生まれけり 海風 5
「生まれけん」と推量の形がいい。
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64 庭先に老の目算草むしり 北山久 0
意味不明です。
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65 臍隠す必要の無き梅雨の明け 健作 1
理屈の俳句。
56 父の日や娘(こ)からの歳時記めくり過ぐ 仙郷 0
意味不明。
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59 舵取りは妻に任せて桜鯛 新月 3
何の「舵取り」?舌足らず。
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60 好きですと言つてもみたしさくらんぼ みづほ 5
ちょっと甘い、もっと色っぽく詠むのなら「蚊帳のなか」
52 博多帯きりりと締めて夏祭り ただお 0
「博多帯きりりと締めて」が常套、新鮮味がありません。
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54 1人居間 垂れた普段着 梅雨寒し 冬花 0
句にスペースが入って、俳句も三段切れ。
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55 手のひらの器にともる蛍かな 百合 5
「蛍」と「手の器」、やや陳腐か。
48 夕焼に小焼を加へ散歩道 苦茶 0
誰かのフレーズを借りてきてもいい句にはならない。
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49 ででむしの半歩半歩の思案かな 伸泰 5
「半歩半歩」が適切かどうか。
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51 梅雨寒や袋に余る処方薬 くらっ太 4
「袋に余る処方薬」は面白い、さて、季語をどう置くかというところ?
夏痩せて袋に余る処方薬
44 黒南風やきいきいと鳴る風見鶏 燈穂 0
「風」の季語を据えたのでは、因果関係。
きいきいと風見鶏鳴る暑さかな
くらいで充分面白い。
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45 地に響くコントラバスや牛蛙 ひろし 7
牛蛙の声が「コントラバス」のようだというのでしょうか、やや分かりにくい。
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47 水面には睡蓮の花かめに浮き あけび庵 0
亀が睡蓮を押し上げているのでしょうか?
亀の背が睡蓮の花押し上ぐる
39 祭鱧かほに似ぬあぢあのお人 瞳人 0
どんな味わいなのか?具体的に。
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40 夏の星掬ふ光の観覧車 あつこ 4
「光の」がよくわからないところ。
観覧車夏の星々掬ひつつ
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41 推敲亭に一句詠まんや燕子花 デラシネ 0
「一句を詠まん」がいい。意思願望の俳句。季語は生活感のあるものを。
推敲亭に一句を詠まん秋扇
36 麦飯やこれは何かと若き人 杉山駄芭 1
理屈の俳句です。
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37 桜桃や較ぶることのなき暮し 山歩 0
何を較べるのか?曖昧です。
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38 峯雲やまだ遠くいる散水車 喜太郎 0
「遠くにいる散水車」これがおもしろいのかどうか?
32 遠泳終ふ太平洋の水零し 秀昭 2
大げさ?
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34 結果出るまでの日常ひややっこ ほのる 4
何の「結果}?そこが大切。
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35 紫陽花の片袖濡らす明月院 光枝 0
助詞の使い方?
紫陽花に袖を濡らして明月院
俳句はやや陳腐。
25 はびこる根成長できぬ夏の草 いきか 0
説明だけの俳句。
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27 夜景の灯ぽつかり暗き夏の海 与志魚 2
「ぽつかり暗き」、この副詞の使い方ちょっとおかしい。
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31 いつしかに文学老女藍浴衣 和美 2
季語がいい。
22 朝虹や玉子を割れば黄身二つ 蓉子 2
形のいい俳句。ささやかな幸せというところか。
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23 可不可無く迎ふる米寿蟻の道 はるじ 5
「可不可無く」がまことに窮屈な表現。
可も不可もなくて米寿や蟻の道
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24 本名を知らぬ女と冷し酒 ヨシ 4
「本名」が硬い。
名も知らぬ女と酌むや冷し酒
18 柳蔭寄席の余韻や床涼み 美登里 0
意味不明です。
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20 教会を捨ておき街の色日傘 名負人 0
「教会を捨ておき」がよくわからない。この句会、意味不明の句があまりにも多い。
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21 ガスホルダー洗ひ上げたる大夕立 茂樹 2
「大夕立」の「大」はない方がいい。
ガスホルダー洗ひ上げたる夕立かな
15 夏川に浮き輪が浮かぶ雲浮かぶ 信信 0
「対句」を駆使していますが、やや不発。
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16 透明なせせらぎの音蛍待つ 秀昭 3
「せせらぎの音軽やかに」くらいでいい。
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17 青柿の葉隠れなるもでかきかな はるじ 0
下五の切字「かな」がちょっと煩わしい。
青柿の葉隠れなるも大いなる
12 遠雷や遠くの山を浮き彫りに 岩魚 3
「雷(夏)」という季語は「音」、「稲妻(秋)」という季語は「光」、「山を浮き彫りに」するのは「稲妻」の方です。
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13 手ごろな木占領したる凌霄花 健作 2
ちょっと乱暴な擬人法。
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14 父の日や苦労話が酒のあて まさよ 2
常識を詠んでもつまらない。