90 潮風にラムネの瓶の透き通る 矢野敬和 1
ちょっと当たり前。
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92 吾もまた仰ぐ銀河の内にあり 大谷如水 3
「銀河の端にあり」でしょうか。
銀河仰ぐ銀河の端に佇みて
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93 大阿蘇の戻るやまびこ秋の色 宮内和彦 1
「大阿蘇を」、助詞が大切。

90 潮風にラムネの瓶の透き通る 矢野敬和 1
ちょっと当たり前。
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92 吾もまた仰ぐ銀河の内にあり 大谷如水 3
「銀河の端にあり」でしょうか。
銀河仰ぐ銀河の端に佇みて
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93 大阿蘇の戻るやまびこ秋の色 宮内和彦 1
「大阿蘇を」、助詞が大切。
82 会へずとも同じ月見る宴かな 風子 4
「宴かな」が重いので、
会へずとも同じ月見てゐたりけり
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88 一粒があれよあれよと夕立かな 新月 3
「白雨かな」がいい。
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89 花カンナ印度映画はみな踊る ほのる 3
季語「炎天下」がいい。
78 かまつかの影の重なる真昼時 しんい 0
下五「真昼かな」がいい。雰囲気があります。
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80 雲の峰背負いて下りる歩荷かな 海風 7
ちょっと面白い。
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81 さんま漁ねじり鉢巻声や跳ぶ ふみ 1
常識です。
71 鳴き続け何が云いたや羽抜鳥 かずえ 0
ちょっと面白い。
口開けて何か言ひたげ羽抜鶏
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72 白萩や風の便りに恩師の死 まさよ 1
ただごとです。
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76 風に乗り風に乗り換え鬼やんま 原洋一 9
「風を乗り換へ」。助詞の使い方ひとつでがらりと変わる。
63 新米の甘い香りの夕餉かな とえ 1 しゅう
「新米の甘い香り」は常識。
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69 野仏に声かけてより草を刈る 茂樹 10
ちょっと面白い。
草刈るや石の仏に声かけて
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70 今朝からの記憶に霧や夕端居 縁矢 0
認知症?
59 夏草や売りは夜空の過疎の村 あらた 2
もう少し具体的に、
この村の売りは夜空と冷し酒
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60 散骨を終えて揺られし秋の波 たかひろ 0
「終へて揺れるや秋の波」
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62 遠花火ひびき幽かにとどろけり 三拍 0
「幽かにとどろけり」?こういう描写もありでしょうか。
56 風出でていよよ花野と思ふかな いくよ 1
風が出ても出なくても花野は花野。
風出でて花野さびしと思ひゐる
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57 このところ雨また雨や戻り梅雨 我楽句多 0
季語が「戻り梅雨」では理屈の俳句。
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58 取り込めぬ鬱の一文字秋暑し 卯月 0
意味不明です。
52 新緑をまだらに化粧名残雪 知孝爺 0
季語矛盾。新緑-夏、名残雪-春
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53 秋暑し決めかねている志望校 デラシネ 5
季語を工夫したいところ。
梨食うて決めかねている志望校
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54 初秋の湯につかりたる白き肌 ひろし 0
「湯につかりたる白き肌」はほとんどただごと。
49 細長き道の先には雲の峰 豊依子 0
「雲の峰」はもっと大胆に詠みたい。
この径は雲の峰へと続きけん
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50 朝顔の花咲く朝のしじまかな 松の 2
雰囲気がありますが、「朝」がややうるさい。
朝顔の紺色深きしじまかな
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51 花野ゆく差し傘くるりくるくるり しんい 0
普通なら「傘をくるくる回しつつ」
45 うたた寝の夫を起こせや威し銃 みづほ 2
ちょっと悪乗り。
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46 白河の関越ゆ夏の甲子園 健作 1
日本語になっていません。
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48 とりあへず流星消えぬ間の願ひ なつ子 0
常識を詠んでもつまらない。「流れ星」+「願い事」、これが常識。
39 気兼ねなくウクレレ鳴らす蝉しぐれ 杉山駄芭 1
理屈の俳句。
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40 稲刈の匂ひの風の日暮かな 和美 3
面白いのですが、「風」がいらない。
稲刈の匂ひ激しき日暮かな
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43 ため息にあらぬダリア重ねる緋の色は さっちん 0
俳句はリズムも大切。
ため息にあらずダリアは緋を重ね
36 鉛筆の芯尖らせて夏終わる 小石日和 8
「芯尖らせて」は何かが始まるような雰囲気があります。
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37 藍染めの凪ぎのひと文字夏暖簾 松の 0
「凪」と染め抜いているのか、やや分かりにくい。
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38 万華鏡萩やしとどの雨上り はるじ 0
「万華鏡」が唐突。
33 風死すや日射は花樹の葉虫まで 三男 0
意味不明。
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34 蝉しぐれ孫はロッジでタブレット 仙郷 1
ゲームに夢中ということか?ややただごと。
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35 生身魂家事まかされて修羅場かな 孫悟空 0
「生身魂」という季語に大切なのは敬愛の念。歳時記をよく読むことも大切。
30 桔梗や言葉少なく諭されぬ いつせ 6
「言葉少なに諭されて」と下五を流したい。
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31 朝顔の色水しぼり染める空 よしよし 0
絵を描いているのでしょうか?このままでは意味不明。
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32 百姓をのらりくらりと今年米 せつこ 2
「のらりくらり」ではいい米ができない。
27 揚げパンの餡こ懐かし夜学校 岡田絮 2
揚げパンの餡懐かしき夜学かな
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28 畦道に生家指すパパ盆休み 北山久 0
意味不明です。
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29 はたと止みはたと始まる蝉しぐれ 風来 1
やや常識か。
24 ふわふわと春を誘いしボタン雪 知孝爺 0
典型的な季重なり。「牡丹雪」は春の季語。
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25 原爆忌秒針の音際立てり よしよし 4
雰囲気があります。
秒針の音あきらかに原爆忌
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26 旧道は痩せゆくばかり昼の虫 苦茶 7
「痩せゆくばかり」がよくわかりません、どなたか解説を。
21 夕焼けにペンギン歩む我のごと 望天 1
「ペンギンのごと我歩む」では?
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22 花火跳ね人に流され妻が呼ぶ かいこ 1
「花火かな」と置く呼吸。
人ごみに流されてゐる花火かな
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23 尾瀬の水束ねて男滝女滝かな あらた 2
「束ねて」が気になる描写。普通なら「集めて」
18 中仙道蔦の絡まる阿弥陀堂 鋭次 2
ただの報告。
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19 秋時雨狐が嫁に行きよると 岡田絮 1
季語?
秋の声狐が嫁に行きよると
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20 秋立つや明日香は古き石の謎 けん桜 6
「石の謎」があいまい。
15 午後二時の陸橋にある残暑かな 凡士 0
「陸橋渡る残暑かな」がいい。
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16 夕立に 庭が悦ぶ 石の声 俊伯 0
ちょっと面白い。とぎれとぎれの表記が気になるところ。
夕立に庭悦べり石の声
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17 洗はれて石段白し萩の花 与志魚 5
雨あがりということでしょうか?
11 秋出水恨みつらみの渦を巻く 帆里 1
出水の「恨みつらみ」ということか?ちょっとわかりにくい。
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12 盆休み 孫は任せて 母休業 あんぱん 0
主体がどこにあるのか、曖昧です。
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14 汗たらり寝技苦手なウルトラマン 二石 1
ちょっと悪乗り。