45 とめどなく鼻孔流るる花粉症 八郎 0
「鼻孔流るる」では不完全。「鼻水流れ花粉症」なのでしょうが、あまりにも当たり前。
——
46 菜の花のしあわせ色や水平線 ふみ 2
「しあわせ色」は勝手な決めつけ。
——
47 花疲れチンするだけの料理かな 卯月 1
語順?
チンをするだけの料理を花疲れ
ちょっと理屈っぽい。

45 とめどなく鼻孔流るる花粉症 八郎 0
「鼻孔流るる」では不完全。「鼻水流れ花粉症」なのでしょうが、あまりにも当たり前。
——
46 菜の花のしあわせ色や水平線 ふみ 2
「しあわせ色」は勝手な決めつけ。
——
47 花疲れチンするだけの料理かな 卯月 1
語順?
チンをするだけの料理を花疲れ
ちょっと理屈っぽい。
42 傘ドラムしばし楽しき雪あられ 知爺 1
「傘ドラム」はちょっと乱暴な造語。
——
43 ふらここに母の帰りを待つ子かな えいこ 4
「待つ子かな」がやや重い。
ふらここや母の帰りを待ちわびて
——
44 壁に穴開けし日もあり卒業す トンシ 1
「日もあり」がちょっと緩い。
教室の壁に穴開け卒業す
37 時は今大川端の花と人 北天 0
明智光秀?
——-
38 水路閣京へ淡海の春水を ひろし 1
やや当たり前。
——-
41 全くもう許してあげる春の雪 ウサウサ 0
せりふを切り取ったような一句。試みは面白い。
34 窯出しのぐい呑みを手に花見かな 仙郷 2
本当かな?という感じ、事実としてもなんとなく不自然。
——-
35 たんぽぽ黄昔々の物語 風太郎 1
意味不明。
——-
36 ユーミンを流して春の服選び 英華 6
「ユーミンが流れて」がいい。店で選んでいることになります。
30 また一つ増えたる薬蜆汁 惠啓 0
これは剽窃。うっかりとしてもちょっとひどい。
——-
31 梅が香と人にたゆたふ湯島かな リツコ 0
「梅が香の」が普通。「湯島かな」はあまりにも筋書きどおり。
——-
33 春の海佐渡ケ島乗せうらうらと 風子 0
0点でしたが、句を詠んでやろうという意欲はくみとれます。
27 山の端のほんのり赤し春夕べ ある日 0
あるがままを読んだのでしょうが少しも面白くない。作者に感動がないのか、それとも作者の感動の質が他とことなるのか?
——-
28 菜の花にローカル電車見え隠れ 気儘 1
絵葉書のような俳句。
——-
29 ぬくもりを添へて卒業証書受く 風来 2
「ぬくもりを添へて」があいまい、どんなぬくもりか。
24 飯事の菜の交換庭うらら せつこ 0
野菜を交換したのか、ややわかりにくい。
——-
25 春塵や秘めたる恋は日の目見ず 一喜 0
動詞がほしいところ。
目刺焼く秘めたる恋は日の目見ず
——-
26 春愁の日記に増えた余白かな 岡田絮 4
理屈の俳句。
20 今日あつて明日なき覚悟桜咲く 森本哲雄 3
季語「桜咲く」ではまるで特攻隊。ちょっとユーモアが惜しいところ。
今日あつて明日なき覚悟冷し酒
——-
21 人も時も移ろいはやし花は葉に 鋭次 0
理屈の俳句。理屈の俳句は因果関係の俳句です。「花はたちまち葉桜になってしまうように、時は容赦なく過ぎてしまう」
——-
22 春メール花の写真に一句添え 英華 1
俳句で「花」といえばれっきとした季語、「春メール」などという奇妙な季語を作り出す必要はありません。
17 トラクタの轍に沿ふや土竜道 リツコ 1
季語は?春らしさはありますが。意味も曖昧。
——-
18 蒼天や千枝に白き梅の花 山海 0
「蒼天や」などと力むよりも「青空や」のほうがずっといい。
——-
19 大方の荷を下ろしけり花吹雪 小池しず 0
引越しでしょうか、それとも何かの作業か。その辺がはっきりしないと評価されない。いかに具体的に描写するか。
引越しのピアノ運ぶや花吹雪
14 朝市につばめ滑空アジを買ふ 気儘 1
「アジを買ふ」は蛇足か。
朝市のきれいな空を初燕
——-
15 長旅の各駅ごとの桜かな えいこ 5
各駅停車での長旅ということが分かります。
——-
16 変哲のハモニカ聞こゆ昭和の日 瞳人 5
「変哲のハモニカ」が分かりません、五人の方が選をしています。どなたか解説を。
11 菜の花やファ―ストキスはたしか此処 岡田絮 0
季語ひとつで俳句はもっと面白くなる。季語を選ぶということが大切。
亀鳴くやファ―ストキスはたしか此処
——-
12 咲き初むる蒲公英小さし句碑を読む 剥落 0
季語である「蒲公英」を修飾しない呼吸、「句碑」の方を修飾する。
蒲公英や歳月に句碑やつれゐて
——-
13 てふてふや夜には戻る蝶図鑑 光雲 1
やや分かりにくい。助詞をしっかり使わないと句があいまいになりやすい。
蝶図鑑へ夜にはもどる蝶々かな
8 麻酔覚め女医の白衣も夏めける ヨシ 0
麻酔から覚めて、「囀」がきこえるくらいがいい。
——-
9 二分咲きに花ぼんぼりの揺れやまず マリ子 2
「ぼんぼりの揺れやまず」はただごと。
——-
10 軒かすめ戻り燕のご挨拶 凡人雲 2
「ご挨拶」まで言いますか?というところ。
今年また燕よ軒に戻り来よ
5 地をならす地球よ止まれ畑を打つ 帆里 1
意味不明です。
——-
6 雨知らす水面すれすれつばくらめ 健作 1
「雨知らす」で句が分からなくなってしまう。俳句は推敲が大切。
——-
7 城山に法螺の音響く木の芽風 秋庭 0
「法螺貝響く木の芽かな」がいい。
1 丁寧に紅引く女白木蓮 縁矢 3
ちょっと薄気味悪い俳句。
——-
2 古に旅人遊ぶ春の波 さっちん 2
「古に旅人遊ぶ」はあまりにも抽象的。どんな風に遊ぶのかもっと具体的に。
——-
4 花冷や写経の筆の先割れて 春生 10
久しぶりに戻ってきた春生さん、そつのない一句ですが、ややトリビア。
今回、選句していない人は3人でした。トップは17点。
春暁や能登は海より目覚めけり 凡士
「春暁」を説明しているだけの俳句、「や」「けり」の切字二つも気になるところ、これに17点も入るのはこの句会のレベルが相当低いと言わざるをえません。この句会もそろそろ店じまいを考えたほうがいいのか。
ほかによかったのは
いつせさん うつろひさん えいこさん デラシネさん ひろ志さん みづほさん 百合さん 英華さん 宮内和彦さん 荒一葉さん 山水さん 春生さん 森本哲雄さん 瞳人さん 柚子さん 立野音思さん
選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
149 バス停に丸椅子ふたつ春浅し 柚子 3
「春浅し」よりも「あたたかし」がいい。
——-
151 空港のサーチライトにしまく雪 松の 0
下五「雪しまく」がいい。
——-
152 水仙や島の岬は風粗く 凡士 4
水仙や岬は風を粗々と
——-
153 問題はあれどとにかく耕さむ 森本哲雄 1
どんな問題?
——-
156 啓蟄や眠りの深き御岳山 茂樹 3
理屈の俳句です。
——-
160 百歳の歳を忘れて母の春 いつせ 2
「母の春」がやや硬い。
百歳の歳を忘れて耕せる
——-
162 紙風船春の光が透けてゐる たかし 3
ちょっと当たり前。
——-
168 山里の風にほどける初音かな 荒一葉 6
「ほどける」という感じがよくわかりません、どなたか解説を。
——-
176 路地裏や雪道染める赤提灯 由紀子 1
「道」は不要。
路地裏の雪を染めてや赤提灯
——-
181 引鶴や近ごろ増えし独り言 風子 2
生活感のある季語を。
草餅や近ごろ増えし独り言
——-
183 白梅や娘は黒髪一つにし さっちん 1
語順?
黒髪をきりりと束ね梅の花
139 土緩み芽吹く緑や蕗の薹 仙郷 1
ただごとです。
——-
140 春立つや飽きずに電車眺める児 まさよ 3
子は電車見て飽きもせずあたたかし
——-
148 春きざす遥かの山も足許も 凡士 1
「山」で対句にするところ。
里山も遥かな山も春きざす
126 撫でられて丸くなる猫春隣 信信 2
万太郎の句に酷似「叱られて目をつぶる猫春隣」
——-
127 棟梁の地下足袋春の泥つけて みづほ 6
雰囲気があります。
——-
138 声出して笑ふ赤子や堤草 光枝 0
「鼓草」の間違い?
選句締め切りを過ぎましたが、まだ3人の方が選句していません。選句していない人は以下の方々です。少し待ってみます。
一喜さん 秋庭さん 小池しずさん
114 下駄の歯のすぐ丸くなる雪の道 トンシ 1
「雪の道」を下駄履き、やや不自然。
——-
116 神苑の苔の緑の紅椿 ある日 1
もっと簡潔に、
苔寺の苔に落ちたる椿かな
「緑の」「紅椿」と色を出すよりは「椿かな」と想像させる。
——-
121 寺の畑修行盛りや葱坊主 うつろひ 1
「葱坊主」を修行僧に見立てた一句、やや不発。