11 駄菓子屋の前に積まれしソーダ水 ノルン 1
「ソーダ水」を積んだらすぐに崩れてしまうのでは?
——
12 花火師の幕間毎に影躍る 二石 6
「幕間」が聞きなれない言葉、どなたか解説を。
——
17 猫の尾が種とばしたる鳳仙花 風子 6
切れを、
猫の尾が種をとばすや鳳仙花

11 駄菓子屋の前に積まれしソーダ水 ノルン 1
「ソーダ水」を積んだらすぐに崩れてしまうのでは?
——
12 花火師の幕間毎に影躍る 二石 6
「幕間」が聞きなれない言葉、どなたか解説を。
——
17 猫の尾が種とばしたる鳳仙花 風子 6
切れを、
猫の尾が種をとばすや鳳仙花
7 別の顔牙むく富士の山開 翔風 1
「牙むく」を具体的に。
——
8 大仏と対峙するなり雲の峰 杉山駄芭 3
「対峙」が工夫できないか?
大仏と西と東や雲の峰
——
9 少年に負けじと草矢米寿翁 惠啓 1
語順?
少年に負けじ米寿の草矢かな
4 瓜冷やす湖に潜むや首長竜 野夫 0
瓜が首長竜のようだというのか?ちょっと分かりにくい。
——
5 よく笑ふ娘のやうな芋の露 風子 4
中七に軽い「切れ」を入れる呼吸。
よく笑ふ娘のごとし芋の露
——
6 浴衣着ていつもの席や砂被り 哲雄 1
面白い。哲雄さんの今月、二句ともいい。
1 伏流の喃語となりし水芭蕉 とおる 1
「喃語」がいかにも硬い。
——
2 余生もう振り返るまい蝸牛 デラシネ 7
季語がよく効いています。
——
3 今宵またたちまち開く月見草 岩魚 1
ちょっと当たり前。
今回、選句していない人は7人でした。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消いたしました。選句しない人の句に高点句はありませんでした。選句しない人はいい句を作らない、作れない、ということかもしれません。
トップはりぱりこさん11点
空蝉の命の抜けた軽さかな りぱりこ
ちょっと当たり前。
ほかによかったのは
あつこさん あらたさん えいこさん たかしさん デラシネさん なつ子さん ひろしさん まさよさん ミムさん ヨシさん りぱりこさん 英華さん 幹子さん 苦茶さん 健作さん 荒一葉さん 小林土璃さん 大越恵子さん 哲雄さん 冬菊さん 二石さん 風子さん 和美さん
選句結果は上の「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
185 ハンモック互ひ違ひに子を寝かせ 和美 2
ちょっと嘘っぽい。
——-
186 大雨をものともせずに山開き なつ子 1
「ものともせずや」と強く切る。
——-
187 あしびきの越後の尾根にやませ来る 信信 1
越後に「やませ」はないのでは?
159 夏至の昼逃げ場探して影宿り 散歩王子 0
「影宿り」強引な造語。
——-
161 菜園で取れた野菜で盆支度 かずえ 0
ただの報告。
——-
168 AIの進化恐ろしごきかぶり 黄菜子 3
季語がいい。
151 古書店の昼も灯して梅雨曇り 鋭次 10
梅雨曇りで暗いから「昼も灯して」、これが理屈の俳句。因果関係で詠まない工夫を。
——-
154 嘘もまた時の良薬冷やつこ たかし 5
「時に良薬」ではなく「時の良薬」が工夫でしょうか。
——-
157 地下鉄を出て花柄の日傘かな 燈穂 1
「花柄の日傘さす」と言い切った方がいい。
144 喧嘩してキャベツ切る音強くなり りぱりこ 4
心栄えの無い俳句。愚痴俳句。
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145 冷麦に水足して居り食べて居り いきか 0
まずそうな冷麦、食べ物はおいしそうに詠む。
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148 スナックの隅で歌うか大晦日 木村優芽 0
当季を詠んだ方がいい。
141 梅雨の月姉との電話切りがたく ウサウサ 1
季語がちぐはぐ。「姉との電話切りがたく」これが生きる季語は?
さくらんぼ姉との電話切りがたく
白玉や姉との電話切りがたく
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142 さうめんを洗ふ水音楽しげに ノルン 2
ちょっと面白い。
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143 飛び石を舞台に踊る夕立かな かいこ 7
「舞台に踊る」はやや強引な擬人法。
132 星空の間近に見えて冷し酒 森本哲雄 3
「間近に見えて」が嘘っぽい。
——
135 麦藁帽大きく振れば振り返す 矢野敬和 4
誰が誰に振ったのか、俳句はそこが大切。
——
140 母の日やパリパリ乾く割烹着 むさし 1
「バリバリ」というオノマトペが不適当。
127 菜に紛れ水滴ほどのかたつむり 春生 3
「水滴ほどや」と切りたいところ。
——
128 朝涼や今日もはかどる庭仕事 鈴木清 0
涼しいから仕事がはかどる、これが理屈。
——
131 夜濯の男みかける藪の家 里山ゆた 3
ただの報告。
120 翔平は白球われは蝿を打つ 和美 4
ちょっと悪乗り。
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121 麻を身に纏ふ楽しさ夏に入る 冬菊 2
下五、季重なりを避ける工夫を。「浜を行く」くらいでもOK。
——
123 神の座の連なりを越え雲の峰 仙游 2
「越え」が適当かどうか。
114 山背風味良く強い米を生み 森本哲雄 0
これが理屈の俳句。
——
115 眉をひく目覚めし猫や半夏生 光雲 0
「眉を引く」、意味不明です。
——
117 友の訃を夜半に聞くや梅雨の冷え 鋭次 0
正直に詠んでも俳句はつまらない。
友の死をわれと嘆くか青葉木菟
108 坪庭を住処ときめて蟇 帆里 1
「坪庭」ではつまらない。
我が墓を住処ときめて蟇
——-
110 入梅や籠から釣銭にゅっと出し 野夫 0
「入梅や」では俳句にならない。
金魚売籠から釣銭にゅっと出し
鰻焼く籠から釣銭にゅっと出し
——-
111 走り梅雨泥跳ね上げてゴール差す 幹子 0
何のゴールか?そこが肝心。
梅雨の泥跳ね上げサッカーボール蹴る
95 ほとほとと落ちてきりなし柿の花 英華 2
「ほとほと」が効いていない。
きりもなく落ちて匂ふや柿の花
——-
99 夏蝶や墓に刻んだ夢一字 みづほ 4
「墓に刻んだ夢一字」は類想がありそう。
——-
105 長梅雨や甲斐の山々動かざる 惠啓 1
季語は動物がいい。
蟇鳴いて甲斐の山々動かざる
88 万緑を馳せるハイウェイひと筋に 彩香 0
語順?
ハイウェイを走る万緑突切つて
——-
93 独り酒音のみ聞こゆ遠花火 鈴木清 3
三段切れ、解消するには「音のみ聞こゆる遠花火」。
——-
94 カンバスは描かれぬまま蜘蛛走る 新月 0
ちょっと面白い。
真つ白なカンバスを蜘蛛走り去る
78 袖口のもぞもぞし蜘蛛這ひはじめ 三男 0
あっさり描写したほうがいい。
袖口がもぞもぞ蜘蛛が這つてゐる
——-
85 東京の友に手土産大場摘む まさよ 1
「大葉」でしょうか?
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87 子ら消えて狭き校庭夏休 小林土璃 2
広くなるのでは?
深閑と校庭広し夏休み
69 老い猫とあくび重なる夏至の午後 バード 4
生活感のある季語を、
老い猫にあくび移され暑気あたり
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75 高架下まずはビールの昭和かな なつ子 4
もっとすっきり、
E電が頭上を走るビールかな
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76 麻衣膝の膨らみ手に伸して デラシネ 0
面白いのですが、うまく描写するのは結構難しい。
麻のズボンぽつこり膝の膨らめる
65 鮎釣りの波が波追ふ静寂かな とおる 1
「静寂」ではなくむしろ勢いがあるのでは?
轟々と波が波追ひ鮎の川
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66 人伝てに知りし友の死半夏雨 デラシネ 1
擬人法を使って、
半夏雨友の訃報をもたらせる
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67 夕菅の風の行方に富士暮るる 松の 1
「行方」は不要。
夕菅の風に暮るるや富士の山