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カテゴリーアーカイブ: ネット句会感想

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感想28

ネット句会 投稿日:2024年11月5日 作成者: matuta2024年11月5日

151  秋立ちぬ振り向く君はセピア色  癒香  0  

 「冬たちぬ」がいい。

——-

152  虫時雨枕なじまぬ旅の宿  鋭次  2

 「枕なじまぬ旅の宿」はよくあるパターン。

——-

162  野馬除けの残る傾りに狐花  しんい  1

 普通に「曼珠沙華」でいい。「傾り」も「斜面」、分かりやすさが一番。

——-

164  庭に出ませんかと誘ふ今日の月  荒一葉  5

 「今日の月」では意図が見え見え。

——-

177  教科書に父の字残り秋の蝶  りぱりこ  3

 季語?「夜長」がいい。

 教科書に父の字残る夜長かな

感想27

ネット句会 投稿日:2024年11月3日 作成者: matuta2024年11月3日

143  千年の寺千匹の赤とんぼ  健作  4

 対句を駆使した一句ですが、やや不発。

——-

144  水に溶くフェルメール蒼涼新た  あつこ  1

 意味不明。

——-

145  蛍似る卓球場に飛び回り  無有  0  

 「蛍似る」がだめ、日本語をしっかり使うところから俳句が始まる。

感想26

ネット句会 投稿日:2024年11月2日 作成者: matuta2024年11月2日

137  リハビリは明日への血潮秋薊  苦茶  0  

 ちょっと説教くさい。

——-

138  山霧に透けて単行列車来る  喜太郎  1

 「単行」は機関車だけで運行すること。「列車かな」ではなく「列車来る」としたところがいい。

 山霧を押して単行列車来る

——-

141  自分史を書き始めたる夜長かな  たかし  1

 なかなか筆が進まない「夜長」。

感想25

ネット句会 投稿日:2024年10月31日 作成者: matuta2024年10月31日

128  棚田から用済み案山子抜き去りし  信信  0  

 ただの報告。

——-

129  剪定の一枝ためらふ返り花  英華  8

 「剪定」は春の季語、桃や梅、梨などの果樹の枝を剪ること。それが分かっている人は採らない。

 切り落とす枝にためらひ帰り花

 それにしても理屈の俳句。

——-

135  夜毎鳴くちちろは同じちちろかな  わさこ  3

 家の中でもなく蟋蟀、ちょっと面白い。

感想24

ネット句会 投稿日:2024年10月30日 作成者: matuta2024年10月31日

123  ゴンドラに窓拭きの舞う秋の空  しげ木し  1

 「舞う」では危なっかしいのでは?普通に詠めばいい。

ゴンドラに窓拭き二人天高し

——-

124  登りつめ葛のためらい至りけり  せつこ  0  

 日本語になっていない。

——-

127  色鳥の来鳴く山家にもてなされ  里山ゆた  0  

 何とも窮屈な俳句、詰め込み過ぎの典型です。

感想23

ネット句会 投稿日:2024年10月29日 作成者: matuta2024年10月29日

119  大空をキャンバスにする秋の雲  ウサウサ  1

 ちょっと面白い。

 大空をキャンバスにして渡り鳥

——-

121  新さんま上目遣いにニャーと乞う  バード  0  

 発想が見え見え。

——-

122  寝れぬ夜の悪しきに流る愁思かな  あらた  0  

 「流るる」と連体形にするところ。句はつまらない。

感想22

ネット句会 投稿日:2024年10月28日 作成者: matuta2024年10月28日

113  秋澄めり九頭竜川の石白し  あつこ  3

 上五「秋澄むや」と強く切る。

——-

116  満月や猫一匹の裏通り  ウサウサ  4

 雰囲気のある一句。「猫一匹を屋根の上」では作り過ぎか?

——-

117  蜩や杉の香抜けて鞍馬寺  新月  2

 「杉香しき鞍馬寺」がいい。

感想21

ネット句会 投稿日:2024年10月27日 作成者: matuta2024年10月26日

108  大水の溢れ流るる水澄めり  帆里  0  

 「大水」になれば濁るのが普通。

——-

110  秋暑し朝一杯の白湯を飲み  よもぎ屋  2

 むしろ「爽やか」を、

 爽やかや朝一杯の白湯飲みて

——-

111  新築の団地を映す秋の水  燈穂  0  

 「団地を映し」と連用形に、間が生まれます。

感想20

ネット句会 投稿日:2024年10月26日 作成者: matuta2024年10月26日

102  ヴィヴァルディー今宵は虫のコンサート  光雲  1

 「虫のコンサート」、これが陳腐。

——-

103  畔なりに彼岸花咲く千枚田  鋭次  3

 森澄雄の句が思い浮びます。「西国の畦曼珠沙華曼珠沙華」

——-

107  四股踏みてがつぷり組んで大根抜く  ヨシ  7

 「四股踏み」がわざとらしい。せいぜい「踏ん張りて」。

感想19

ネット句会 投稿日:2024年10月25日 作成者: matuta2024年10月25日

99  ぱちぱちと油はじくや秋茄子  和美  0  

 秋茄子の揚げびたし。

——-

100  団栗を子どものやうに蹴りにけり  かりん  0  

 下五「蹴り上げる」がいい。

——-

101  岩肌に蜂のまどろむ花野かな  トンシ  0  

 面白いのですが、「花野かな」で句が散漫に。

 岩肌でまどろみゐるや秋の蜂

感想18

ネット句会 投稿日:2024年10月24日 作成者: matuta2024年10月24日

89  大皿の戻り鰹で舌を噛む  バード  0  

 ユーモアにもなっていない。

——-

93  張り裂けて叫ぶ思いの石榴かな  癒香  4

 問いかけの句に、

 張り裂けて何を叫ぶや石榴の実

——-

94  胸に沁む澄みし歌声草雲雀  立野音思  1

 あまりにも正直。

感想17

ネット句会 投稿日:2024年10月23日 作成者: matuta2024年10月23日

84  街道に馬繋ぎ石秋の暮  ひろし  2

 手慣れた一句、内容は希薄。

——-

85  雲の奥にまた雲のあり秋の空  春生  4

 どういう状態なのかよくわからない。

——-

88  ちょつと顔出して茗荷の花摘まれ  柚子  0  

 だれが「顔を出して」なのか、そこが大切。

感想16

ネット句会 投稿日:2024年10月22日 作成者: matuta2024年10月22日

80  みちのくに秋刀魚の刺身食べにけり  凡士  0

 ただの報告。

——-

81  哀しみに追い打ちかける良夜かな  二石  1
82  曼珠沙華夜明けの遠い国思う  幹子  2

 二句とも漠然としてとらえどころがない。

——-

83  針鼠ごと栗いだく毬は父  大越恵子  0  

 日本語になっていない。針鼠のごとく栗を守る栗の毬は栗の父親、ということか?

感想15

ネット句会 投稿日:2024年10月21日 作成者: matuta2024年10月21日

77  秋色を分けて信州ローカル線  かずえ  3

 軽いタッチの一句、路線名を具体的に。

 秋色を分けて信州大糸線

——-

78  亡き母をふと思い出す秋はじめ  鈴木清  1

 秋が深い方がいい。

 亡き母をふと思ひだし秋深む

——-

79  学園祭あの頃はまだ荒井由実  ヨシ  1

 ただの思い出。

感想14

ネット句会 投稿日:2024年10月20日 作成者: matuta2024年10月20日

73  親戚はことごとく留守盂蘭盆会  冬菊  0  

 棚参り出かけて留守ということか、このままでは意味不明。

——-

75  ドリップの一滴一滴月昇る  柚子  4

 季語がよくない。

 ドリップの一滴一滴春の昼

——-

76  タブレット光る画面を這う小蠅  矢野敬和  0  

 もうちょっと簡潔に、

 タブレットの光る画面を秋の蠅

感想13

ネット句会 投稿日:2024年10月19日 作成者: matuta2024年10月19日

67  木の実落つひとり遊びの上手な子  黄菜子  14

 「上手」が突っ込みすぎ。

 木の実落つひとり遊びの男の子

 より情報を殺ぐことで、即物的な味わいが出ます。

——-

69  奥飛騨は水音さやか走り蕎麦  百合  5

 きれいな俳句、内容は希薄。

——-

70  見つめ合ふシーンは殊にちちろ鳴く  二石  0  

 誰と誰が「見つめ合ふ」のか、そこが要。

感想12

ネット句会 投稿日:2024年10月18日 作成者: matuta2024年10月19日

58  秋あかねレールに憩う無人駅  北天  0  

 「レール」を描写したい。

 錆つきしレールに憩ひ赤とんぼ

——-

59  金継ぎの夫婦茶碗や小鳥来る  凡士  8

 きれいな俳句、でも内容は希薄。

——-

62  米、野菜までも値上がり秋愁い  マンボウ  0  

 「春愁」はあっても「秋愁」はない。秋は「秋思」。それを分かっていて「秋愁い」を使ったのならまあいいか、というところ。句はつまらない。

感想11

ネット句会 投稿日:2024年10月17日 作成者: matuta2024年10月17日

48  有明やワインの染みの赤昏し  彩香  0  

 「ワインの染みの赤昏し」、何のことでしょう?思いが伝わらなければ点は入らない。

——-

50  銀河濃し諍い絶えぬ星に生き  マンボウ  4

 「諍い絶えぬ星に生き」が常識、ちょっと説教くさい。

——-

55  平仮名に滲むやさしさをみなへし  あらた  3

 手紙のことでしょうか?やや舌足らず。

感想10

ネット句会 投稿日:2024年10月16日 作成者: matuta2024年10月16日

41  ここだけの話枝豆追加して  燈穂  11

 ちょっと面白い。「追加して」に工夫を。

——-

43  十万に迫る百歳竹の春  デラシネ  1

 ただごとです。

——-

46  黙祷のサイレンは止み法師蝉  新月  6

 サイレンが止んだから蝉の声が聞こえる、これが理屈です。

感想09

ネット句会 投稿日:2024年10月15日 作成者: matuta2024年10月15日

37  虫干のニーチェサルトルハイデッカ  たかし  1

 懐かしい実存主義。

——-

38  夏の草刈っても息を吹きかえす  松の  0

 面白い。ちょっと工夫して、

 刈られても息荒々と夏の草

——-

39  捨てかねるものの溢るる秋夕べ  風子  0  

 「溢るる」は液体に使う動詞、

 捨てかねるものに囲まれ長き夜

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大呂俳句会はこのネット句会とは別の組織です。
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大呂俳句会は句会を通して俳句を学ぶ集まりです。

年会費は3000円、
年の途中で退会する場合でも、会費は返却いたしません。
年四回、俳誌「Dairo」を発行します。
会の運営は編集部が行います。

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