5 囀りの空をつかんで消えにけり 松の 2
意味不明です。
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6 みまかるときはさへづりのなかであれ ふみと 1
橋本多佳子の有名な句があります。「この雪嶺わが命終(みょうじゅう)に顯ちて來よ」
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7 待ち人の遅し手酌の春の宵 荒一葉 4
語りかけるように詠んでみたい。
待ち人はまだか手酌の春の宵

5 囀りの空をつかんで消えにけり 松の 2
意味不明です。
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6 みまかるときはさへづりのなかであれ ふみと 1
橋本多佳子の有名な句があります。「この雪嶺わが命終(みょうじゅう)に顯ちて來よ」
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7 待ち人の遅し手酌の春の宵 荒一葉 4
語りかけるように詠んでみたい。
待ち人はまだか手酌の春の宵
1 霧雨にそぼつ翌檜風を生む 彩香 0
秋の俳句?当季雑詠がいい。
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2 信長の天下となりぬ桜かな 矢野敬和 0
「信長」は唐突。
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3 長電話膝の子猫をあやしつつ 柚子 2
「あやしつつ」と細かく言わないほうがいい。
長電話膝に子猫を眠らせて
151 せせらぎの囁くごとし蕗の薹 たかし 2
「せせらぎは囁くごとし」がいい。
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152 甘蔗植う特攻隊の生き残り 新月 0
ちょっと面白い。「特攻隊を生き残り」がいい。
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180 父の遺すのらくろ全集春の宵 立野音思 1
季語がよくない。
父の遺すのらくろ全集亀が鳴く
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185 目貼剥ぎまだ頼りなき家に入る 喜太郎 1
ちょっと面白い。
目貼剥ぎ頼りなき家となりにけり
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194 ほどほどの幸せでよし花すみれ あらた 4
「ほどほどの幸せでよし」がよくある描写。
今回、選句していない人は5人でした。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消しました。
トップは15点。
水張つて棚田千枚風光る 百合
大げさに詠むのも俳句の技。
ほかによかったのは
いくよさん かずえさん しんいさん ハセオさん みづほさん ヨシさん 黄菜子さん 幹子さん 輝久さん 健作さん 荒一葉さん 山帰来さん 紫耀子さん 大越恵子さん 二石さん 風子さん 北天さん 凡士さん 与志魚さん 惠啓さん
選句結果はメニューバーの「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。
141 縄跳びの跳ぶ子回す子春の風 まさよ 7
対句がリズムを生みます。
——
143 牡丹雪着地の前のひと踊り 梗舟 4
擬人法がやや不発。
——
145 杉玉の青さ居残る余寒かな 新月 1
「居残る」が不自然。
杉玉に青さ残れる余寒かな
杉玉の香り激しき余寒かな
137 光る風受けて輝け黒瓦 小林土璃 0
もっと単純に、
新緑の光を返し鬼瓦
——
138 電話中目で初蝶を追ひ続け 風子 5
「電話中」がいかにも苦しい。言葉をのびやかに、
電話かけながら初蝶目で追ひぬ
——
139 三月の税の申告鼻眼鏡 三太 1
ただの報告。
133 その話終わったはずよ雪解風 デラシネ 1
食べ物の季語がいい。
その話終わったはずよさくらんぼ
——
134 歩こうか遠回りして花の道 わさこ 2
よくあるパターン。
——
135 ハモニカに鳴らぬ一音三鬼の忌 山帰来 10
忌日の季語がうまく収まっています。
125 春惜しむガイドブックの折り目跡 ヨシ 9
「折り目跡」がどうなのか?ちょっと舌足らず。
——
126 踏青のリュックでつかし年少児 二石 1
焦点を絞って、
体より大きなリュック青き踏む
——
132 まだ咲かぬ蕾の下の花の宴 えいこ 1
「蕾」が煩わしい。
まだ咲かぬ大木の下花の宴
118 顔見知る媼ばかりや吊し雛 岩魚 0
季語を選べば成立しそう。
顔見知る媼ばかりや彼岸寺
——-
119 ペアカツプ一つひび割れ春秋す かずえ 0
「春愁」?
——-
122 公園の現代彫刻風光る 哲雄 2
もうちょっと工夫したいもの、
青銅の少女は裸風光る
111 ポスターの美女と目の合う木の芽風 野夫 1
「ポスターの美女と目の合う」がバカげたこと、バカげた季語を添えないと成立しない。
ポスターの美女と目が合ひ四月馬鹿
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116 佐保姫の遠まなざしか睡魔くる 凡士 1
ちょっと面白いのですが、「遠まなざし」で句がややこしくなる。もっと単純に、
その辺に佐保姫がゐて睡魔くる
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117 春愁や笑つて別れたはづなのに 柚子 3
「春愁」の内容を説明しているだけ。
目刺焼く笑つて別れたはづなのに
108 泣濡れて震える肩に散る桜 紫耀子 0
ドラマチックですが、なぜ「泣き濡れて」なのか、そこがあいまい。
——-
109 低き軒つばめの似合う実家かな 幹子 1
普通に詠めばいい。
軒低き我が家に来たる燕かな
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110 中吊りは子供らの絵や明日の春 冬菊 0
発想がだめ、作らないほうがまし。
104 うららかに回るやメリーゴーランド 百合 2
季語をうまく使った一句。
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105 春風や炊き立てめしに生たまご 北天 1
もっといい季語がありそう。季語を探すのも俳句の醍醐味。
——-
106 桃咲いておんぶのややがよく笑ふ みづほ 3
「おんぶのややがよく笑ふ」これがやや陳腐。
97 菜の花や天(そら)から降りし鳥の声 気儘 0
労働に関する季語がいい。
畑打つや天(そら)から降りし鳥の声
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100 愛猫に話しかけらる春の夕 ハセオ 1
季語をどう選ぶのか?
愛猫に話しかけられのどかなる
——-
103 あくびする息のぬくみや春のひと 名負人 0
「春のひと」は強引な季語。
あくびする息にぬくみや春の雪
94 春の蚊の上り切らざる車窓かな 冬菊 2
どこがおもしろいのか?発想がだめ。
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95 覗かれし位置に移せり盆桜 バード 1
意味不明。
——-
96 庭先のざるに豆餅干してあり ひろ志 0
典型的な「ただごと」。
87 苔寺の苔に落ちたる椿かな たかし 1
「苔」で韻を踏む、簡潔な俳句。
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92 菜の花や日暮れを駆ける選挙カー 野の花 1
上五、切らないほうがいい。
菜の花の日暮走るや選挙カー
——-
93 通勤の桜並木の憂いかな 右鉛 0
切字「かな」がやや重い。
通勤の桜並木に愁ひあり
83 雛祭白寿の祖母のわらべうた 三太 5
動詞が欲しいので、
雛飾る白寿の祖母のわらべうた
——-
84 菜の花や合掌造りの障子に灯 凡士 1
木下夕爾の「家々や菜の花色の燈をともし」が頭に浮かびます。
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86 鳶の輪の湾をあまさず山笑ふ 秀昭 3
「湾をあまさず」が描写の技。
70 温む水古刹の鯉と目を合はせ 三男 1
「古刹」が意外と命取り。
大鯉と目と目が合うて水温む
——-
71 はるかぜの力借りる子一輪車 庸晃 11
雰囲気がありますが、「子」が無駄な言葉。
春風の力借りるや一輪車
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73 生きている明日の夢や春の土 ウサウサ 0
「生きている明日の夢」があいまい、捉えどころがない。
66 春夕焼妻入り屋根の残る街 六狛 0
ただごとです。
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68 夕闇に待ち焦がれしは椿なり 米山誠 0
勝手な思い込み。
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69 ふらここの天まで飛んでけもっともっと 朝竹 0
童謡の一節のよう、やや稚拙。
59 家業継ぐ農家にポルシェ亀鳴けり 翔風 2
「家業継ぐ」がやや重い。
山あひの農家にポルシェ亀が鳴く
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61 春愁のかたちと思ふ紫煙かな 黄菜子 9
「思ふ」よりも普通に「くゆる」、
春愁のかたちにくゆる紫煙かな
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65 摘まみ上げ色も匂ひも蓬餅 いつせ 0
「摘まみ上げ」がつまらない。
万葉の色や香りや蓬餅
53 茅葺きの陽炎うてをり白川郷 惠啓 2
語順?
白川郷茅葺屋根のかぎろへる
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54 和太鼓の池のさざ波山笑ふ 岩魚 0
「池」がよく分からないところ。俳句は簡潔に。
どどどどと和太鼓鳴つて山笑ふ
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55 髪束ね後れ毛ふはと四温かな 彩香 0
季語がちぐはぐ、
髪束ね後れ毛ふはと春の風