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感想09

ネット句会 投稿日:2025年7月16日 作成者: matuta2025年7月16日

30  余生とは云えど忙しや梅雨晴間  惠啓  1

 面白い。食べ物の季語を。

 余生とは云えど忙しや冷さうめん

——-

34  亡き夫(つま)の友の語らふ新樹光  なつ子  0  

 「つま」のルビは不要、ほとんどの人は正確に読めます。「新樹光」という季語が重い。ならばどう置くか?

 亡き夫の友と語らふ新樹かな
 亡き夫の友と語りて涼しけれ

——-

35  蚊帳吊りて風集めたし車中泊  ようすけ  0  

 車のなかに蚊帳を吊るということか?ちょっと分かりにくい。

感想08

ネット句会 投稿日:2025年7月15日 作成者: matuta2025年7月15日

27  残生はリスクの回避そのひぐさ  しんい  0  

 意味不明、しんいさんらしくない。

——

28  散髪のあとの薫風澄みし空  矢野敬和  1

 薫風に触れない。(季語にさわらないように詠む)

 散髪のあとの大空風薫る

——

29  梅雨晴間ターフに響くファンファーレ  幹子  0  

 飲み物の季語がいい。

 ビール飲みターフに響くファンファーレ

感想07

ネット句会 投稿日:2025年7月14日 作成者: matuta2025年7月14日

24  釣り上げしざりがにの見た青田面  小林土璃  1

 季語と事象を関連させない。

 ざりがにを釣り上げてゐる青田かな

——

25  表札の一つカタカナ守宮這ふ  あらた  2

 「一つカタカナ」が分かりにくい。

 表札のカタカナ文字を守宮這ふ

——

26  叱られて君一瞬の含羞草  大越恵子  0  

 暗喩の俳句ですが、ちょっと底が浅い。試みはおもしろい。

感想06

ネット句会 投稿日:2025年7月13日 作成者: matuta2025年7月13日

21  夏帽を千切れんばかり島の波止  あらた  4

 4点入っていますが、意味不明。

——-

22  八十路過ぎ何やら寂し夏至の夜  鈴木清  0  

 愚痴っぽい俳句、もっと前向きに。

——-

23  空蝉や両手合わせて南無阿弥陀  岡田 絮  2

 ちょっと悪乗り。

感想05

ネット句会 投稿日:2025年7月12日 作成者: matuta2025年7月12日

15  夕立や思ひがけなき人と逢ひ  立野音思  5

 どんな季語にも置き換わりそう、つまり内容はただごと。

——-

18  首振れぬ路面電車の扇風機  梗舟  2

 上五「首振らず」がいい。

——-

20  やんちゃ連 畳に涼風 雑魚寝する  紫耀子  0  

 俳句にスペースを入れると、すぐに初心者と分かってしまいます。俳句の形としては、

 涼風や畳に雑魚寝のやんちや連

感想04

ネット句会 投稿日:2025年7月11日 作成者: matuta2025年7月11日

11  梅雨茸や派手な傘差し雨を待つ  大越恵子  1

 見立ての俳句ですが、あまりにも単純。

——-

12  離れ屋を壊す槌音松の芯  デラシネ  3

 季語の選択に苦労してみたい。

 風死して離れを壊す槌の音

——-
        
14  ノートから蛾のこぼれたる無人駅  山水  4

 無人駅に置いてある雑記帳

感想03

ネット句会 投稿日:2025年7月10日 作成者: matuta2025年7月10日

8  心太戸籍に吾の名ひとつだけ  ウサウサ  1

 このところ流行りの「戸籍」「本籍」。

——-

9  槍投の腕振り切るや雲の峰  喜太郎  17

 躍動感のある一句。

——-

10  結び目のしかと袖垣烏蝶  しんい  0  

 きれいな一句。内容は希薄。

感想02

ネット句会 投稿日:2025年7月9日 作成者: matuta2025年7月9日

5  巴里祭爪先立ちて人さがす  秀昭  0  

 祭の季語なら何でもつきそう。

——-

6  二人して駆けこみ泳ぐ先の夕焼け  野夫  0  

 俳句の形を考える。

 二人して駆け込み泳ぐ夕焼かな

——-

7  別世界入る如くに蚊帳めくる  ヨシ  4

 そんな感じもする蚊帳の中、ちょっと面白い。

感想01

ネット句会 投稿日:2025年7月8日 作成者: matuta2025年7月8日

1  露涼し写す朝日の落ちそうで  あけび  2

 もっとすっきり、

 その中に朝日を入れて露涼し

——-

3  猫の墓のうぜんかづらの花が散る  和美  1

 肩の力の抜けた一句。

——-

4  遠蛙そうか今夜は母の家  デラシネ  5

 つぶやきを掬い上げたような一句。

選句結果 2025-07

ネット句会 投稿日:2025年7月6日 作成者: matuta2025年7月6日

今回、選句していない人は3人でした。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消しました。

トップは17点。
槍投の腕振り切るや雲の峰  喜太郎

ほかによかったのは
あつこさん あらたさん いつせさん えいこさん しげ木しさん たかしさん デラシネさん ひろしさん まさよさん ヨシさん 黄菜子さん 荒一葉さん 彩香さん 山水さん 新月さん 哲雄さん 百合さん 与志魚さん 立野音思さん 惠啓さん 翔風さん

選句結果はメニューバーの「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。

感想27

ネット句会 投稿日:2025年7月5日 作成者: matuta2025年7月5日

135  青空にひっぱられゆくゴム風船  松の  0  

 普通なら「吸ひ込まれゆく」

——-

137  あぢさゐの青一色となりにけり  凡愚痴歌  2

 どんなところか?舌足らず。

——-

138  妻とふと途切れる会話冷奴  燈穂  3

 季語しだいでは面白い。

 虹二重妻との会話途切れたる

——-

139  百名山登ってみたき蝸牛  光雲  4

 「百名山」ではなく固有の名前を、語りかけるように。

 富士山に登つてみたいか蝸牛

——-

149  夕風や運河をくだる花筏  野の花  0  

 上五に思いを置いてみたい。

 淋しさや運河をくだる花筏

——-

151  水田に一人ぽつんと田植人  翔風  0  

 「水田に」ではだめ。

 夕暮や一人ぽつんと田植人

——-

160  焼酎を買う日払いの銭持って  輝久  1

 ちょっと面白い。

 焼酎を買ふ日雇ひの銭鳴らし

——-

161  夏燕どの道行くも海へ抜け  黄菜子  8

 「どの路地もみな海へ抜け」がいい。

——-

176  母逝くや耳に茶摘みの唄残し  輝久  6

 もっとすっきり、

 母逝きて茶摘みの唄を残しけり

感想26

ネット句会 投稿日:2025年7月4日 作成者: matuta2025年7月4日

125  彼の人の嘘の数々夜盗虫  燈穂  1

 「彼の人に」と人に押し付けてはつまらない。

 わがことの嘘の数々夜盗虫

——-

127  山滴る温し弁当おばんざい  わさこ  0  

 ちぐはぐ。

——-

134  酒のあて旨き卯の花腐しかな  ウサウサ  1

 「卯の花腐し」ではむしろ不味い感じ。

感想25

ネット句会 投稿日:2025年7月3日 作成者: matuta2025年7月3日

120  来ぬ人を梅雨の蕎麦屋の手酌哉  瞳人  2

 「来ぬ人を」の「を」がうまい。「来ぬ人を待ちわぶ」、「来ぬ人を気にする」、「来ぬ人を恨む」などいろいろ想像させる「を」である。

——-

121  梅雨晴間石の温みに猫眠る  英華  2

 冬の季語が断然いい。

 小春日や石の温みに猫眠る
 石蕗の花石の温みに猫眠る

——-

124  鮎食ふや能登の粗塩こぼしつつ  みづほ  10

 「こぼしつつ」がいい。雰囲気のある一句。

感想24

ネット句会 投稿日:2025年7月2日 作成者: matuta2025年7月2日

112  夏草や子猫を飼えぬ歳となり  バード  3

 子猫を置いて死ねないということか?やや舌足らず。

——-

113  網笠のサックス吹くは侍か  米山誠  0  

 意味不明。

——-

114  悪友の年々欠くる蛍狩  健作  1

 どんな季語でもそれらしくなる。つまり「悪友の年々欠くる」はただごと。

動詞について

ネット句会 投稿日:2025年6月30日 作成者: matuta2025年7月1日

以下のような質問が届きました。
「「動詞を入れる工夫を」というコメントが見られます。俳句には動詞を入れた方が良い、という事でしょうが」

 動詞ばかりでなく、形容詞、形容動詞の用言は俳句を生き生きと表現するうえで欠かせません。もちろん用言のない名句も多く作られています。しかし用言を用いない俳句は扁平になりやすいところがあります。「車座の芝生の昼餉花筵」などは名詞を並べただけという感じです。用言を用いることで句を生き生きとさせる、絶対ではありませんが、覚えておきたい事柄の一つです。(松)

感想23

ネット句会 投稿日:2025年6月30日 作成者: matuta2025年6月30日

108  オロナミンのブリキ看板麦の秋  荒一葉  2

 動詞を入れる工夫を。

——-

109  源流を辿るツアーや夏帽子  風子  1

 ただごとです。風子さんらしくない。

——-

110  待ちぼうけ佇む菖蒲止まぬ雨  紫耀子  0  

 焦点がさだまらない。

感想22

ネット句会 投稿日:2025年6月29日 作成者: matuta2025年6月29日

104  車座の芝生の昼餉花筵  惠啓  1

 動詞の欲しい一句。

 車座で芝生の昼餉蝶が舞ふ

——-

105  夏の霧まとふ二人のボートかな  ようすけ  1

 もっと単純でいい。「二人」が余計な味付け。

 夏霧を動かしてゐるボートかな

——-

107  一人泣き兄人と二人棚の藤  信信  0  

 意味不明。

感想21

ネット句会 投稿日:2025年6月28日 作成者: matuta2025年6月28日

100  新幹線走り樹を這ふ蝸牛  哲雄  1

 「新幹線」と「蝸牛」、あまりにも見え見えの仕掛け。

——-

101  雨上がり岬への徑ほととぎす  気儘  0  

 字余りになっても、「雨上がりの岬への徑」とするところ。内容は薄い。

——-

103  風を切り君へと首夏のフリスビー  ひろし  0  

 普通に「初夏」でいい。言葉は分かりやすさが一番。

 初夏や君へ風切るフリスビー

感想20

ネット句会 投稿日:2025年6月27日 作成者: matuta2025年6月27日

97  雉子鳴いて青葉の山を淋しくす  与志魚  0  

 雉の鳴き声を淋しさで捉えた、ちょっと面白い。

——-

98  夫婦とてかりそめの縁冷奴  たかし  7

 達観したような一句。

——-

99  佐渡沖に浮雲一つ夏料理  百合  7

 綺麗な一句。

感想19

ネット句会 投稿日:2025年6月26日 作成者: matuta2025年6月26日

92  花か実か問うて見たし棕櫚の花  春生  0  

 見るからに奇怪な棕櫚の花。

——-

94  ツアー日和雨の戸隠水芭蕉  山女  0  

 典型的な三段切れ、助詞いかに使うか、これが日本語の基本。

——-

95  散骨の海に無音の遠花火  山水  10

 高点句ですが、句の内容は希薄、「散骨」という言葉に惑わされてはダメ。

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