76 日向ぼこ貧乏ゆすり移されて 海坂 絮 0
忙しない「日向ぼこ」。
日向ぼこ貧乏ゆすり許されよ
——-
78 黒色の日差し濃くなる枯野かな つぶ金 0
「黒色の日差し」、あえて矛盾する表現を選んだのか?もっと素直に。
——-
79 蟷螂枯るハートのジャックは横を向く 荒一葉 1
荒さんにはめずらしい意味不明。

76 日向ぼこ貧乏ゆすり移されて 海坂 絮 0
忙しない「日向ぼこ」。
日向ぼこ貧乏ゆすり許されよ
——-
78 黒色の日差し濃くなる枯野かな つぶ金 0
「黒色の日差し」、あえて矛盾する表現を選んだのか?もっと素直に。
——-
79 蟷螂枯るハートのジャックは横を向く 荒一葉 1
荒さんにはめずらしい意味不明。
69 天高し宅地建設作業員 矢野敬和 0
これがやっつけ仕事の典型。
——
71 鍋支度淡海に鴨の声聞けば 凡士 3
ちょっと季重なりっぽいのですが、そんなに気にならない。琵琶湖の鴨を捕まえて食う、ということではありません。鴨の声を聞いて鍋の季節になったなあ、と思いめぐらしている、そんな意味です。
——
72 米粒の機影いずこへ秋澄めり 八郎 0
機影が米粒ほどになって消えたということか?ややわかりにくい。
音のして機影いづこや秋澄めり
66 凩を背中で受ける歌の後 いきか 0
「歌の後」でわけのわからない句に。
凩を背で受け酒と中華そば
——
67 空白し瑞穂の国の初冬かな 山女 1
「瑞穂の国」と打って出た割には内容がお粗末。
——
68 コートは小春四世代のダブルス ハセオ 1
意味不明です。
60 北斎の男波女波や冬の虹 燈穂 2
「北斎の男波女波や」、これを活かす季語はかなり難しい。「冬の虹」ではちょっと不満。
北斎の男波女波を初景色
——-
61 竹林の踊る百態虎落笛 帆里 2
竹林がかぜにゆれているということか?分かりにくい。「百態」がだめな描写。
——-
63 小春日や内緒話のすぐばれて いつせ 2
季語がだめ。
大くさめ内緒話のすぐばれて
57 野紺菊あの娘作りし菓子嬉し かいこ 0
発想が昭和のフォークソング。
——-
58 毛糸編む女巧みに皮肉言ふ トンシ 3
「女」は不要。
毛糸編む巧みに皮肉言ひながら
——-
59 数え日や赤灯振られて寄り道へ バード 0
居酒屋に寄ったということか、ちょっと分かりにくい。
53 大根の絡む二股ばつさりと デラシネ 0
「絡む」で句が分からなくなる。
——-
55 罌粟の絵を部屋に飾りて神の留守 はとこ 1
「神の留守」という季語の使い方はいいのですが、「罌粟の絵」では弱い。
偽文晁部屋に飾りて神の留守
——-
56 大木を支へて広き枯野かな 哲雄 1
意味不明。
47 そんなこと言はぬ言うたと根深汁 荒一葉 6
もう少し「酒」を感じさせる料理がいい。
そんなこと言はぬ言うたとおでん酒
——-
50 初霜や浮き桟橋に足の跡 鋭次 3
理屈の句ですが、「霜」が季語でないと成り立たない。
——-
51 冬銀河賽の河原に小石積む 山水 0
時代錯誤も甚だしい。
41 白猫は小春日和に腹をだし あけび 2
無防備な猫。
腹伸べて眠れる猫の小春かな
——-
42 寒月や波一つなき深泥池 ひろ志 0
深泥池、ネットで調べると「みぞろがいけ」と読むそうです。句はただごと。
——-
44 七重八重花咲くやうにてつさかな 健作 0
「てつさ」は河豚の刺身らしい。やや当たり前。
37 ジャギジャギと切る髪白し秋の空 敏子 0
生活感のある季語でないと成り立たない。
ジャギジャギと切る髪白し風邪薬
——-
38 青空がことに寂しや冬桜 たかし 3
綺麗な一句、内容はやや希薄。
——-
39 輪郭のくっきりとして山眠る 杉山駄芭 3
語順?
山眠るその輪郭をくつきりと
32 この蔵にご新造さま酒林 燈穂 0
「ご新造」を描写しないと成り立たない。
——-
33 熱線の冬の灯りやトースター 花埜 0
あまりにもトリビア。
——-
36 車椅子囲む手締めや酉の市 惠啓 7
「車椅子囲んで手締酉の市」がいい。
29 引き算の暮しかろやか年迎ふ しんい 6
高点句ですが、「引き算の暮し」がやや曖昧。何もかも質素にということか?
——-
30 虫すだく小夜更く路地の音楽会 野の花 0
ごちゃごちゃ俳句。
——-
31 いろは坂一人で駆ける冬紅葉 信信 0
擬人法、不発。
26 抱え出す着慣れし肌着冬支度 博吉 0
季語を説明しているだけ。
——-
27 芝生の霜じゅわりーと溶かす朝日かな 円由 0
当たり前。
——-
28 仰向けに寝れば冷たき敷布かな かずえ 0
「仰向けに寝れば」、これがだめな仮定条件。
晩年をさらに冷たき敷布かな
心のありさまを詠むのも大切。
23 廃校となりし母校や帰り花 えいこ 5
「廃校となりし母校」、これがややただごと。
——-
24 霜の声喪中につきの葉書来て 新月 0
もう少し作り込んで、
霜の声死んだ人から葉書来て
——-
25 長くなる婆の話日向ぼこ 帆里 0
表現に工夫を、
日向ぼこ婆様(ばさま)の話とめどなく
俳句はデフォルメも大切。
20 飛車角を捨てて勝負の走り蕎麦 梗舟 1
切れを入れる。
飛車角を捨てて勝負や走り蕎麦
——-
21 大穴の馬券を買うか神の留守 いつせ 2
願望・未来の俳句に、
大穴の馬券を買はん神の留守
——-
22 秋空に川面に透ける真鯉かな うなむ 0
助詞?
秋空が川面に透ける真鯉かな
16 茶の花や おはよござます おう おはよう 朝竹 1
意味不明、というより何を詠みたいのか分からない。
——-
17 小春日に細目を射抜く窓ガラス 藤島三郎 0
意味不明。
——-
18 胸襟を開きし後の秋思かな わさこ 2
「胸襟を開きし後」、これがとらえどころのない描写。
13 ガードマンの不意の挨拶朝ぬくし 二石 0
あまりにも唐突な「ガードマン」
——-
14 泣くためのトイレ氷雨の路地の奥 名負人 1
なぜ「泣くため」なのか、そこが肝心。
——-
15 婆ちゃんの部屋にちょこんと聖樹あり 右鉛 2
これもただごと。
9 行儀よく並ぶ湯豆腐覘き待つ 円由 2
何が「行儀よく並ぶ」のか?発想がよくない。
——-
11 足跡と一房残し葡萄棚 ひろ志 1
泥棒でも入ったのか、このままでは分かりにくい。
——-
12 雪の夜の窓に群がる子どもかな 右鉛 2
ただごとです。
6 冬至粥ねこ舌のまま妻老いぬ 博吉 3
「冬至粥」と「猫舌」この因果関係が「理屈」ということ。
着ぶくれやねこ舌のまま妻老いて
——-
7 冬麗の湖黙す逆さ富士 彩香 0
もっとすっきり、
逆さ富士冬のみづうみ黙すかに
——-
8 燃え尽きし焚火己の影も消え トンシ 5
推敲することで形を整える。
我が影も失せて果てたる焚火かな
2 入浴剤下げて家路や雪催 ヨシ 1
「入浴剤」が唐突。風呂に入りたいというのなら率直に詠んだ方がいい。
帰宅してまづは湯舟や雪催
——-
4 また一つ歳つれてくる雪便り 松の 6
6点も入っていますが、意味不明、どなたか解説を。
——-
5 山門に待ってる仁王小鳥来る 信信 1
仁王様が「小鳥」を待っているということか?これも意味不明。意味不明の句があまりにも多い。
今回、選句していない人は5人でした。同じ句を選した人が一人(失格)。
選句しない人の作品は選句者名を含めて抹消しました。
トップは10点。
句座終へて酒の座となる師走かな ひふみ
眠らない熊を抱へて山眠る えいこ
一句目、この句会も酒の座があれば楽しいのでしょうが、それは叶わないこと。
二句目、時事俳句です。「熊を抱きて」がいい。「眠らない熊」と「山眠る」が変則的な対句をなしています。
ほかによかったのは
あらたさん ウサウサさん うららさん しんいさん たかしさん トンシさん みづほさん 鋭次さん 輝久さん 健作さん 光雲さん 荒一葉さん 秀昭さん 松のさん 百合さん 凡士さん 惠啓さん
選句結果はメニューバーの「選句結果」をクリックしてください。
感想はあとでアップします。間違いなどは「お問合せ」からご連絡ください。