主宰様 講評いただきありがとうございました。 小春日や五分遅れの鳩時計 新月 11 高点句、ちょっと面白い。形の整った俳句です。 久しぶりに主宰様からのお褒めの言葉をいただきました。 あまり気負わず詠んだのが良い結果となったような気がします。 今後ともよろしくお願いいたします。 返信 ↓
主宰様 飴色に灯る家々夕時雨 黄菜子 中七、下五が体言で終わっていて、いかにも紋切型、 飴色に家々灯り夕時雨 この呼吸ぜひ覚えてもらいたいところ。 添削していただき、余情が感じられます。 原句よみかえしてみると、三段切れのような感じもします。推敲するときに心しておこうと勉強になります。ありがとうございました。 返信 ↓
主宰様 大空を離るる高き銀杏散る 真っ青な空より銀杏散り急ぐ すっきりといい句になりました。 いつも添削をしていただきありがとうございます。散り急ぐ がいいですね。 今後ともよろしくお願いいたします。 返信 ↓
感想29 意味不明、とありますが、 この句を、私は、こう読みます。懺悔の価値もなき星、は地球のこと。最後の「へ」は、懺悔の価値もなき星へ堕してしまった、という意味と、星星の光が地球へ届いている、という意味があるかと。 天空の星星の神々しさを讃えると同時に、地球の惨状を嘆く一句、となっている。 返信 ↓
11月分【感想への賛】 原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。 こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。 > 23 大欠伸牙むく虎の小春かな うらら 3 ちょっと面白いが、「牙むく」で句が散漫になる。『大あくびしてゐる虎の小春かな』 →恐ろしい虎と穏やかな小春日和との対比。 40 秋夕焼け曾孫に唄う子守歌 鋭次 0 下五が体言で終わる俳句は上五を「や」で強く切りたい。なぜか?『夕焼や曾孫に唄う子守歌』 →ねんねこを着て「夕やけ小やけの あかとんぼ」 62 ひよつとこを脱げば婆様村祭 荒一葉 9 ちょっと面白い。「脱げば」よりも「取れば」でしょうか。『ひよつとこを取れば婆様村祭』 →おばばさまとは思えない軽妙な踊りでした。 141 秋深し手に馴染みたる箸茶碗 秀昭 5 上五に切れを入れないほうがいい。『秋冷の手に馴染みたる箸茶碗』 →季語によって「手」に焦点が絞られます。 152 東雲の海を傾ぎて秋刀魚船 あらた 3 面白い。大漁の秋刀魚船。『しののめの海傾けて秋刀魚船』 →豪快な一句。 返信 ↓
主宰様 いつも大変お世話になっております。 露の身や次々と句の浮かび来る 新月 0 「露の身」はやや強引。 次々と駄句浮かびくる炬燵かな 添削いただきありがとうございます。 主宰様の添削された句を見て、俳句を詠む心がけとしての「軽み」を思い出しました。 そして露の身で俳句を詠むのは重々しすぎるなと改めて気づかされました。 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 返信 ↓
松太先生 いつも添削をしていただきありがとうございます。 弓ヶ浜海に溶け込む星月夜 溶け込むは なだるる がいいと教えていただき 光景が鮮明に浮かびました。 ありがとうございます。 秋日和鹿のよりくる厳島 上語をづかづかと のんびりとがいいと教えていただき 秋と かぎらずだとわかりました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします 返信 ↓
主宰様 アドバイスをありがとうございました。 ・三度めの遺影更新秋の薔薇 デラシネ 勢いはないもののまだ自立している90代の両親。 秋の薔薇にその想いを込めました。 句意が伝わるかと案じていました。 なるほど「初御空」! 両親の新たな思いと希望、決意 までみえてきます。 季語の力を改めて感じました。 ありがとうございました。 返信 ↓
主宰様 いつも大変お世話になっております。 振り返り振り返り行く花野かな 新月 「花野」よりも「枯野」の感じ。 句を添削いただきありがとうございました。 主宰様のおっしゃる通りこの季節では枯野のいう季語が合うように思います。 ただ、昨今の地球温暖化で暦通りの季節感となっていないのが現実です。 そこで、来月には11月なのにまだ野には花が咲く花野なんだなという思いでこの句を詠みました。 返信 ↓
新参者ながら失礼致します。私は、この句をこう読みました。 作者は客人を見送っている。その客人は、枯野の中を、振り返り振り返り立ち去って行く。 作者の心境を描くには、花野よりも枯野の方がふさわしい、のではないか、と。 返信 ↓
振り返る動作をするのは自分か、他人か。 振り返って見る対象は自然物か、人間か。 新月さまは自分が振り返って自然物を見ることで作句されました。 鈴木さまは他人が振り返って人間(自分)を見ると読まれました。 私は自分が振り返って人間を見ると読みました。 選句時は、後ろから付いてくるのがデート中の彼女だから季語は花野なのだろうと単純に感じました。 なるほど鈴木さまの読み方もありますね。 返信 ↓
燈穂様 感想ありがとうございました。 この句をこのように解釈されるとは少し驚きです。 一つの句でいくつかの解釈ができるということを知り、これからの句の鑑賞に生かしたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。 返信 ↓
52 新米の炊きあがる音ここちよく ねこ 羽釜から蒸気が出ている音か?やや曖昧 コメントありがとうございます かまどで米を炊いたことのある方はわかると 思います羽釜の蓋がコトコトと音を立てます 返信 ↓
ねこさま、燈穂です、横入させてください。 子供の頃は土間に竈があり、火の番をしていました。 現代は電気釜なので、主宰は何の音かがわからないと指摘されたのでしょう。 下五の「ここちよく」は感想なので取って、「羽釜の蓋がコトコトと音を立てる」を表現する擬音語はいかがでしょうか。 例えばですが、炊き上がると蒸気が減る経過も表して「コトトコト」のように。 羽釜のご飯は美味しいので、生意気を申しましてごめんなさい。 返信 ↓
主宰様
講評いただきありがとうございました。
小春日や五分遅れの鳩時計 新月 11
高点句、ちょっと面白い。形の整った俳句です。
久しぶりに主宰様からのお褒めの言葉をいただきました。
あまり気負わず詠んだのが良い結果となったような気がします。
今後ともよろしくお願いいたします。
良かったですね、選句した私も嬉しく思いました。
燈穂様
本句を選句いただきありがとうございました。
主宰様
飴色に灯る家々夕時雨 黄菜子
中七、下五が体言で終わっていて、いかにも紋切型、
飴色に家々灯り夕時雨
この呼吸ぜひ覚えてもらいたいところ。
添削していただき、余情が感じられます。
原句よみかえしてみると、三段切れのような感じもします。推敲するときに心しておこうと勉強になります。ありがとうございました。
主宰様
大空を離るる高き銀杏散る 真っ青な空より銀杏散り急ぐ
すっきりといい句になりました。
いつも添削をしていただきありがとうございます。散り急ぐ がいいですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
感想29 意味不明、とありますが、
この句を、私は、こう読みます。懺悔の価値もなき星、は地球のこと。最後の「へ」は、懺悔の価値もなき星へ堕してしまった、という意味と、星星の光が地球へ届いている、という意味があるかと。
天空の星星の神々しさを讃えると同時に、地球の惨状を嘆く一句、となっている。
11月分【感想への賛】
原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。
こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。
>
23 大欠伸牙むく虎の小春かな うらら 3
ちょっと面白いが、「牙むく」で句が散漫になる。『大あくびしてゐる虎の小春かな』
→恐ろしい虎と穏やかな小春日和との対比。
40 秋夕焼け曾孫に唄う子守歌 鋭次 0
下五が体言で終わる俳句は上五を「や」で強く切りたい。なぜか?『夕焼や曾孫に唄う子守歌』
→ねんねこを着て「夕やけ小やけの あかとんぼ」
62 ひよつとこを脱げば婆様村祭 荒一葉 9
ちょっと面白い。「脱げば」よりも「取れば」でしょうか。『ひよつとこを取れば婆様村祭』
→おばばさまとは思えない軽妙な踊りでした。
141 秋深し手に馴染みたる箸茶碗 秀昭 5
上五に切れを入れないほうがいい。『秋冷の手に馴染みたる箸茶碗』
→季語によって「手」に焦点が絞られます。
152 東雲の海を傾ぎて秋刀魚船 あらた 3
面白い。大漁の秋刀魚船。『しののめの海傾けて秋刀魚船』
→豪快な一句。
主宰様
いつも大変お世話になっております。
露の身や次々と句の浮かび来る 新月 0
「露の身」はやや強引。
次々と駄句浮かびくる炬燵かな
添削いただきありがとうございます。
主宰様の添削された句を見て、俳句を詠む心がけとしての「軽み」を思い出しました。
そして露の身で俳句を詠むのは重々しすぎるなと改めて気づかされました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
松太先生 いつも添削をしていただきありがとうございます。
弓ヶ浜海に溶け込む星月夜 溶け込むは
なだるる がいいと教えていただき
光景が鮮明に浮かびました。 ありがとうございます。
秋日和鹿のよりくる厳島 上語をづかづかと のんびりとがいいと教えていただき
秋と かぎらずだとわかりました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします
主宰様
アドバイスをありがとうございました。
・三度めの遺影更新秋の薔薇 デラシネ
勢いはないもののまだ自立している90代の両親。
秋の薔薇にその想いを込めました。
句意が伝わるかと案じていました。
なるほど「初御空」!
両親の新たな思いと希望、決意 までみえてきます。
季語の力を改めて感じました。
ありがとうございました。
わかりにくいので 補足いたします。
以下のようの添削いただいきました↓
新年の季語を。
三度めの遺影更新初御空
主宰様
いつも大変お世話になっております。
振り返り振り返り行く花野かな 新月
「花野」よりも「枯野」の感じ。
句を添削いただきありがとうございました。
主宰様のおっしゃる通りこの季節では枯野のいう季語が合うように思います。
ただ、昨今の地球温暖化で暦通りの季節感となっていないのが現実です。
そこで、来月には11月なのにまだ野には花が咲く花野なんだなという思いでこの句を詠みました。
新参者ながら失礼致します。私は、この句をこう読みました。
作者は客人を見送っている。その客人は、枯野の中を、振り返り振り返り立ち去って行く。
作者の心境を描くには、花野よりも枯野の方がふさわしい、のではないか、と。
振り返る動作をするのは自分か、他人か。
振り返って見る対象は自然物か、人間か。
新月さまは自分が振り返って自然物を見ることで作句されました。
鈴木さまは他人が振り返って人間(自分)を見ると読まれました。
私は自分が振り返って人間を見ると読みました。
選句時は、後ろから付いてくるのがデート中の彼女だから季語は花野なのだろうと単純に感じました。
なるほど鈴木さまの読み方もありますね。
燈穂様
感想ありがとうございました。
この句をこのように解釈されるとは少し驚きです。
一つの句でいくつかの解釈ができるということを知り、これからの句の鑑賞に生かしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
鈴木秀雄様
感想ありがとうございました。
この句がこのように解釈されているということを拝見しとても勉強になります。
今後ともよろしくお願いいたします
52 新米の炊きあがる音ここちよく ねこ
羽釜から蒸気が出ている音か?やや曖昧
コメントありがとうございます
かまどで米を炊いたことのある方はわかると
思います羽釜の蓋がコトコトと音を立てます
ねこさま、燈穂です、横入させてください。
子供の頃は土間に竈があり、火の番をしていました。
現代は電気釜なので、主宰は何の音かがわからないと指摘されたのでしょう。
下五の「ここちよく」は感想なので取って、「羽釜の蓋がコトコトと音を立てる」を表現する擬音語はいかがでしょうか。
例えばですが、炊き上がると蒸気が減る経過も表して「コトトコト」のように。
羽釜のご飯は美味しいので、生意気を申しましてごめんなさい。