夫のこえ遠くに聞こゆ紫蘇の花 花埜 1 季語を考えれば面白くなる。 秋澄むや遠く聞こゆる夫の声 季語ひとつでグッと秋の透明感を感じます。「こえ」も「声」と漢字にしたことで実感として声音が流れてくるように感じられます。勉強になります。 返信 ↓
主宰様、添削を有り難う御座いました。 全く、黄菜子さんのおっしゃる通りです。 黄菜子様も有り難う御座いました。 私は、目の前の紫蘇の花から目が離せませんでした。 勉強していない証拠です。季語の重みを改めて思いました。 推敲に推敲を重ねる気構えを持たないと。主宰様、素敵なお句へ添削くださり、有り難う御座いました。 返信 ↓
主催様 木の実落つひとり遊びの上手な子 黄菜子 「ひとり遊びの上手な子」の「上手」がまったく無駄な言葉。どんな描写がいいのか考えてみてください。 ご指導ありがとうございます。 この句は、引っ込み思案でなかなか友だちの輪のなかにはいれない、小2の孫の事を詠んだものです。考えれば考えるほど、説明の句になってゆきます。俳句は難しいですね。 木の実降るひとり遊びの内気な子 「遊ぼよ」のひと言云へず木の実落つ 皆様のコメントの感想もとても勉強になります。 返信 ↓
燈穂様 いつも感想文をありがとうございます。 稲雀黒く一陣の風となり もっとすっきりと 主宰様に添削いただき 一陣の風となりてや稲雀 ほんとうに風のように飛び去る雀が見えますよね。 いつも有難うございます。 返信 ↓
9月分【感想への賛】 原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。 こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。 > 28 台風の黒雲走る宵の街 能登航 1 上五「台風や」と強く切る呼吸。『台風や黒雲走る月明り』 →台風が近付く夜は漠然とした不安があります。 56 つくつくし水飲む父の喉仏 彩香 7 「喉仏」を描写しないと舌足らずの俳句。『つくつくし水呑み動く喉仏』 →ぐびりと呑む喉仏の動きに「生」を感じます。 65 他を圧す太っちょママの盆踊り かいこ 3 表現に工夫を、『やはらかにぶつかることも盆踊り』 →二重の円になって踊ると互いに輪が縮まります。 114 稲雀黒く一陣の風となり 松の 1 もっとすっきり、『一陣の風となりてや稲雀』 →いっせいに、風のように飛び去る雀が見えます。 162 秋暑し柩に入れる杖と靴 わさこ 1 季語に工夫を。『秋声や柩に入れる杖と靴』 →「秋声」により、棺に物を入れる音や嗚咽が聞こえます。 返信 ↓
149 待ちわびた夕立知らす土の匂ひ りぱりこ について 主催様 感想を有り難うございます。字余りの落ち着かない句を、どうしたら良いのかわかりませんでしたが、主催様の句のように、「や」を入れることで強い句になった気がしますし、気持ちを中心に置かないで、中心に置くものを代え、他の道具(ここでは風)で感覚を表現すると、こうも変わるのだとわかりました。大げさですが、演劇などの舞台を観ているようです。また、句に入れなくても、待ちわびた気持ちまでも表され、すっきりしました。有り難うございました。まだ基本もわかっていなくてすみません。りぱりこ 返信 ↓
149 待ちわびた夕立知らす土の匂ひ りぱりこ 1 上五に「夕立や」と置いて句ができないか? その思案が大切。『夕立や土の香強き風が吹く』 > りぱりこさま 雨の降り始めには、確かに土の匂いがしますね。 インターネットから理由を調べました。 雨粒が落下すると、非常に細かな空気を含んだ泡が跳ね返ります。 非常に細かな空気を含んだ泡の跳ね返りが起こるのは、弱い雨のときです。 この泡に土壌の成分が含まれていて、風に乗って人間の鼻へ運ばれ、においを感じ取って においの主成分は、土壌細菌が作り出すゲオスミン(土臭)です。 返信 ↓
36 稲妻やぴくりと動く馬の耳 みづほ 正しいです。稲光は雷鳴の前兆であるため、動物たちはこの光を見て警戒態勢に入ることが多いです。 具体的な反応 1.耳の動き 稲光が見えた瞬間、耳がピクピク動くことがあります。これは光の方向を認識し、その後に続く可能性のある音を予測するためです。 2.頭の動き 動物は光の方向を確かめるために頭を動かします。これは光が何処から発生したのを特定する行動です。 3.体全体の警戒 稲光を見た後、動物は警戒心を高め、動きを止めて周囲の状況を確認することがよくあります。 4.まとめ 放牧している牛や馬などを含め、動物たちは雷鳴だけでなく、その前兆となる稲光にも敏感に反応します。稲光に対する耳の動きや体全体の警戒は、急激な環境変化や危険に迅速に対応するための自然の反応で、本能的な行動と言えます。 みづほさんがコメント欄をご覧になっていない方であれば、正しいことをお伝えしてあげて欲しいものです。 返信 ↓
主宰様、感想をありがとうございました。 17 扇風機不眠不休の生き地獄 自分としては、納得した句でした。 当たり前の評価に、少し驚きました。 何故なら生き地獄なる語録を普段耳にしていなかったからです。 表現の世界では、当たり前だと気が付きました。胆略的でした。 改めて句を作りたいと思います。 夜の夢に扇風機の羽の音 花埜 返信 ↓
夫のこえ遠くに聞こゆ紫蘇の花 花埜 1
季語を考えれば面白くなる。
秋澄むや遠く聞こゆる夫の声
季語ひとつでグッと秋の透明感を感じます。「こえ」も「声」と漢字にしたことで実感として声音が流れてくるように感じられます。勉強になります。
主宰様、添削を有り難う御座いました。
全く、黄菜子さんのおっしゃる通りです。
黄菜子様も有り難う御座いました。
私は、目の前の紫蘇の花から目が離せませんでした。
勉強していない証拠です。季語の重みを改めて思いました。
推敲に推敲を重ねる気構えを持たないと。主宰様、素敵なお句へ添削くださり、有り難う御座いました。
主催様
木の実落つひとり遊びの上手な子 黄菜子
「ひとり遊びの上手な子」の「上手」がまったく無駄な言葉。どんな描写がいいのか考えてみてください。
ご指導ありがとうございます。
この句は、引っ込み思案でなかなか友だちの輪のなかにはいれない、小2の孫の事を詠んだものです。考えれば考えるほど、説明の句になってゆきます。俳句は難しいですね。
木の実降るひとり遊びの内気な子
「遊ぼよ」のひと言云へず木の実落つ
皆様のコメントの感想もとても勉強になります。
お世話になります。
10月の選句ですが「秀昭」でなく
間違えてひらがなの「ひであき」でしました。
訂正可能でしょうか。
燈穂様 いつも感想文をありがとうございます。
稲雀黒く一陣の風となり もっとすっきりと 主宰様に添削いただき
一陣の風となりてや稲雀 ほんとうに風のように飛び去る雀が見えますよね。
いつも有難うございます。
9月分【感想への賛】
原句の着眼や詩情が、主宰の添削によって生きます。
こういうふうに詠めばいいのだと、勉強になります。
>
28 台風の黒雲走る宵の街 能登航 1
上五「台風や」と強く切る呼吸。『台風や黒雲走る月明り』
→台風が近付く夜は漠然とした不安があります。
56 つくつくし水飲む父の喉仏 彩香 7
「喉仏」を描写しないと舌足らずの俳句。『つくつくし水呑み動く喉仏』
→ぐびりと呑む喉仏の動きに「生」を感じます。
65 他を圧す太っちょママの盆踊り かいこ 3
表現に工夫を、『やはらかにぶつかることも盆踊り』
→二重の円になって踊ると互いに輪が縮まります。
114 稲雀黒く一陣の風となり 松の 1
もっとすっきり、『一陣の風となりてや稲雀』
→いっせいに、風のように飛び去る雀が見えます。
162 秋暑し柩に入れる杖と靴 わさこ 1
季語に工夫を。『秋声や柩に入れる杖と靴』
→「秋声」により、棺に物を入れる音や嗚咽が聞こえます。
149 待ちわびた夕立知らす土の匂ひ りぱりこ について
主催様 感想を有り難うございます。字余りの落ち着かない句を、どうしたら良いのかわかりませんでしたが、主催様の句のように、「や」を入れることで強い句になった気がしますし、気持ちを中心に置かないで、中心に置くものを代え、他の道具(ここでは風)で感覚を表現すると、こうも変わるのだとわかりました。大げさですが、演劇などの舞台を観ているようです。また、句に入れなくても、待ちわびた気持ちまでも表され、すっきりしました。有り難うございました。まだ基本もわかっていなくてすみません。りぱりこ
149 待ちわびた夕立知らす土の匂ひ りぱりこ 1
上五に「夕立や」と置いて句ができないか? その思案が大切。『夕立や土の香強き風が吹く』
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りぱりこさま
雨の降り始めには、確かに土の匂いがしますね。
インターネットから理由を調べました。
雨粒が落下すると、非常に細かな空気を含んだ泡が跳ね返ります。
非常に細かな空気を含んだ泡の跳ね返りが起こるのは、弱い雨のときです。
この泡に土壌の成分が含まれていて、風に乗って人間の鼻へ運ばれ、においを感じ取って
においの主成分は、土壌細菌が作り出すゲオスミン(土臭)です。
燈穂様
土の匂いについて、調べて頂き有り難うございました。弱い雨と土壌細菌は驚きでした。今後、そうした調べたことも参考にして、俳句を作りたいと思います。有り難うございました。りぱりこ
主宰様
銀色の風渦巻きて芒原 添削いただきましてありがとうございます。
しろがねに風渦巻ける芒かな 云い切つているのがどをかと思ってました、のでよく
わかりました。ありがとうございます。
主宰様
稲雀黒く一陣の風となり 添削をいただきありがとうございます
もっとすっきりと。
一陣の風となりてや稲雀 このように読みたかったです。
ありがとうございます。
36 稲妻やぴくりと動く馬の耳 みづほ
正しいです。稲光は雷鳴の前兆であるため、動物たちはこの光を見て警戒態勢に入ることが多いです。
具体的な反応
1.耳の動き
稲光が見えた瞬間、耳がピクピク動くことがあります。これは光の方向を認識し、その後に続く可能性のある音を予測するためです。
2.頭の動き
動物は光の方向を確かめるために頭を動かします。これは光が何処から発生したのを特定する行動です。
3.体全体の警戒
稲光を見た後、動物は警戒心を高め、動きを止めて周囲の状況を確認することがよくあります。
4.まとめ
放牧している牛や馬などを含め、動物たちは雷鳴だけでなく、その前兆となる稲光にも敏感に反応します。稲光に対する耳の動きや体全体の警戒は、急激な環境変化や危険に迅速に対応するための自然の反応で、本能的な行動と言えます。
みづほさんがコメント欄をご覧になっていない方であれば、正しいことをお伝えしてあげて欲しいものです。
三男さま
ご教示ありがとうございました。
主宰様、感想をありがとうございました。
17 扇風機不眠不休の生き地獄
自分としては、納得した句でした。
当たり前の評価に、少し驚きました。
何故なら生き地獄なる語録を普段耳にしていなかったからです。
表現の世界では、当たり前だと気が付きました。胆略的でした。
改めて句を作りたいと思います。
夜の夢に扇風機の羽の音 花埜