感想ありがとうございます。 もぎたての産毛光るや箱の桃 孫悟空 「箱の桃」の「箱」の一字が言訳のような字面合わせ。 確かに下五は字数をあわせたように、解釈されそうかなとも思いました。この句を着想したとき、単なる桃全般のことではなく 箱の中にある桃をイメージしました。限定的な桃です。だからどうしても「箱」は外せないところでした。箱の桃を主体に置くには上五に持って置いたほうが良かったかなと反省しました。 箱の桃産毛光りて並びをり とかすれば「箱」が生きてくるかなとおもいました。 返信 ↓
燈穂です。 > 142 咲き乱る鬼火のごとき椿落つ 帆里 0 > 「鬼火」は青白いのでは? 標準語では「鬼火」は青白い燐火です。 ここで帆里さんは椿を「鬼火のごとき」と比喩されています。 推測ですが… 方言で云う「鬼火」、つまり鬼火焚き(左義長、どんど焼き)のことなのでは? https://washimo-web.jp/Trip/AiraOnibi/airaonibi.htm 返信 ↓
昨日5月20日の51 季語を「春の月」から「夜長」に添削していただきました。季語の選び方もなるほどと思わされましたが、「不可もなく可もなき酒や春の月」から「不可もなく可もなき酒の夜長かな」と切れ字の使い方で句の意味がガラッと変わることにも気が付きました。ありがとうございました。 返信 ↓
> 21 風光る棟上式の吹流し 卯月 1 > 「棟上式の吹流し」がよく分かりません。どなたか解説を。 > 僭越ながらご報告します。 (1)東京神社庁HPより要約。 古代中国に成立した「五行説(ごぎょうせつ)」によれば、万物は木・火・土・金・水の五つの要素により組成され、五行により自然現象や人事現象を解釈し説明します。 五行説にのっとって、木・火・土・金・水を色で表現すると、木の色は青、火の色は赤、土の色は黄、金の色は白、水の色は黒となります。 神前や上棟祭(じょうとうさい)の折に使用する吹き流しの五色の絹は、五行を意味しています。 (2)上棟式のやり方は地域によって異なりますが、次のURLをご参考に。 上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式です。 【上棟式の基礎知識】 https://jyoutousiki.mayuha.com/jyoutousiki-toha-3 https://jyoutousiki.mayuha.com/jyunbi-14 棟梁が儀式を行う際に必要となる吹流しなど「上棟セット」はネット通販のサイトをご覧ください。 以 上 返信 ↓
北側松太先生、いつも添削ありがとうございます。矢野敬和です。 遅れましたが、前回の私の二句、 64 蒲公英の輝いている狭庭かな を 200 食卓を彩る春のサラダかな を 蒲公英の輝いている日本海 寂しさを彩る春のサラダかな と添削して頂きました。 64は日本海とされた事で蒲公英の黄色と 200は寂しさとされた事で、春のサラダがより生き生きと 日本海の海の青色の対比がなされ、 美味しそうになりました。 とても美しい句となりました。 私は、見たままをそのまま詠んだだけですが、少し工夫をしてみると、とても季語が引き立つのだ と思いました。ありのままを、詠むだけじゃなく、季語を生かす事が大事だと思いました。 遅れましたが、添削ありがとうございました。 返信 ↓
矢野敬和様 燈穂と申します。 横から失礼します。 素人の分際でおこがましいので控えておりました。 狭庭につきまして、偶然見掛けました次のサイトをご覧ください。 【九年母主宰の俳句つれづれ】 http://kunenbo.blogspot.com/2016/03/blog-post_16.html 広辞苑に有るのは「さ庭」という言葉だ。 これには「斎(い)み清めた場所、神おろしを行う場所、という解説がある。 つまり、神祀りを行う場所のことなのである。 返信 ↓
皆様のご意見を拝見して、ああ、そのような捉え方もあるのだなぁと驚いております。 私自身は、松太先生のお言葉をすんなり受け入れることができました。むしろ、今後も感想をいただけるだけでも、とても有り難いことだと思っております。 返信 ↓
松太先生がトップになられてもそうでなくても、どうぞ投句なさって私たちに先生の句を披露してください。できるだけたくさんのいい句に出会いたいと思いますので次回からも投句してくださることをお願いいたします。 返信 ↓
北側松太先生がトップになっても、何も問題はありません。北側先生のお気持ちは分かりますが、私は優れた俳句に出会うために、句会に参加しているのです。北側先生におかれましては、今後もこの句会へ投句していただく事を、切に望むものです。北側先生はこの句会の大黒柱なのですから、これからも先生の俳句に大いに期待しております。今後とも、よろしくお願いいたします。 返信 ↓
主宰様 燈穂です。 4月選句のトップ18点、おめでとうございます。 > このサイトの管理者である私(松太)がトップを取るというのも、 > なんとなく居心地の悪いもの、 > したがいまして次回の句会から私は投句を控えたいと思います。 句会の主催者は、自ら句会に投句して戴きたい思います。 投句して参加者に手本を示し、句会の方向性を引っ張っていく役割があるでしょう。 その結果トップを取られたとしても、何ら問題ございません。 次回からも投句されることを期待し、楽しみにしております。 返信 ↓
感想ありがとうございます。
もぎたての産毛光るや箱の桃 孫悟空
「箱の桃」の「箱」の一字が言訳のような字面合わせ。
確かに下五は字数をあわせたように、解釈されそうかなとも思いました。この句を着想したとき、単なる桃全般のことではなく
箱の中にある桃をイメージしました。限定的な桃です。だからどうしても「箱」は外せないところでした。箱の桃を主体に置くには上五に持って置いたほうが良かったかなと反省しました。
箱の桃産毛光りて並びをり とかすれば「箱」が生きてくるかなとおもいました。
燈穂です。
> 142 咲き乱る鬼火のごとき椿落つ 帆里 0
> 「鬼火」は青白いのでは?
標準語では「鬼火」は青白い燐火です。
ここで帆里さんは椿を「鬼火のごとき」と比喩されています。
推測ですが…
方言で云う「鬼火」、つまり鬼火焚き(左義長、どんど焼き)のことなのでは?
https://washimo-web.jp/Trip/AiraOnibi/airaonibi.htm
昨日5月20日の51
季語を「春の月」から「夜長」に添削していただきました。季語の選び方もなるほどと思わされましたが、「不可もなく可もなき酒や春の月」から「不可もなく可もなき酒の夜長かな」と切れ字の使い方で句の意味がガラッと変わることにも気が付きました。ありがとうございました。
> 21 風光る棟上式の吹流し 卯月 1
> 「棟上式の吹流し」がよく分かりません。どなたか解説を。
>
僭越ながらご報告します。
(1)東京神社庁HPより要約。
古代中国に成立した「五行説(ごぎょうせつ)」によれば、万物は木・火・土・金・水の五つの要素により組成され、五行により自然現象や人事現象を解釈し説明します。
五行説にのっとって、木・火・土・金・水を色で表現すると、木の色は青、火の色は赤、土の色は黄、金の色は白、水の色は黒となります。
神前や上棟祭(じょうとうさい)の折に使用する吹き流しの五色の絹は、五行を意味しています。
(2)上棟式のやり方は地域によって異なりますが、次のURLをご参考に。
上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式です。
【上棟式の基礎知識】
https://jyoutousiki.mayuha.com/jyoutousiki-toha-3
https://jyoutousiki.mayuha.com/jyunbi-14
棟梁が儀式を行う際に必要となる吹流しなど「上棟セット」はネット通販のサイトをご覧ください。
以 上
解説ありがとうございました。
北側松太先生、いつも添削ありがとうございます。矢野敬和です。
遅れましたが、前回の私の二句、
64 蒲公英の輝いている狭庭かな を 200 食卓を彩る春のサラダかな を
蒲公英の輝いている日本海 寂しさを彩る春のサラダかな と添削して頂きました。
64は日本海とされた事で蒲公英の黄色と 200は寂しさとされた事で、春のサラダがより生き生きと
日本海の海の青色の対比がなされ、 美味しそうになりました。
とても美しい句となりました。
私は、見たままをそのまま詠んだだけですが、少し工夫をしてみると、とても季語が引き立つのだ
と思いました。ありのままを、詠むだけじゃなく、季語を生かす事が大事だと思いました。
遅れましたが、添削ありがとうございました。
矢野敬和様
燈穂と申します。
横から失礼します。
素人の分際でおこがましいので控えておりました。
狭庭につきまして、偶然見掛けました次のサイトをご覧ください。
【九年母主宰の俳句つれづれ】
http://kunenbo.blogspot.com/2016/03/blog-post_16.html
広辞苑に有るのは「さ庭」という言葉だ。
これには「斎(い)み清めた場所、神おろしを行う場所、という解説がある。
つまり、神祀りを行う場所のことなのである。
外から帰り 時間ができたまたまPCをひらいていたら この句会に出会えて嬉しく締め切りぎりぎりに
入会と投句 選句を一緒にしましたが 通過できたのか気にかかります。
皆様のご意見を拝見して、ああ、そのような捉え方もあるのだなぁと驚いております。
私自身は、松太先生のお言葉をすんなり受け入れることができました。むしろ、今後も感想をいただけるだけでも、とても有り難いことだと思っております。
松太先生がトップになられてもそうでなくても、どうぞ投句なさって私たちに先生の句を披露してください。できるだけたくさんのいい句に出会いたいと思いますので次回からも投句してくださることをお願いいたします。
北側松太先生がトップになっても、何も問題はありません。北側先生のお気持ちは分かりますが、私は優れた俳句に出会うために、句会に参加しているのです。北側先生におかれましては、今後もこの句会へ投句していただく事を、切に望むものです。北側先生はこの句会の大黒柱なのですから、これからも先生の俳句に大いに期待しております。今後とも、よろしくお願いいたします。
主宰様
燈穂です。
4月選句のトップ18点、おめでとうございます。
> このサイトの管理者である私(松太)がトップを取るというのも、
> なんとなく居心地の悪いもの、
> したがいまして次回の句会から私は投句を控えたいと思います。
句会の主催者は、自ら句会に投句して戴きたい思います。
投句して参加者に手本を示し、句会の方向性を引っ張っていく役割があるでしょう。
その結果トップを取られたとしても、何ら問題ございません。
次回からも投句されることを期待し、楽しみにしております。
●追伸
主宰が最高点の場合は、二位の方をトップとすれば良いのでは?