1 ビル街の黙となりたる華氏百度 デラシネ 2 のび太_我楽句多
2 自転車に踏まれて月草色新し いきか 0
3 秋ともし手の平で選る木曾漆器 いつせ 4 秀昭_郁文_凡士_駄芭
4 新涼や犬は尿を嗅ぎながら ひろし 0
5 落蝉の羽美しき地にかえり とえ 1 ふみ
6 敬老の日白寿を目指す喜寿米寿 いちり 0
7 火の玉の事故死いたいけ夏が行く 名負人 0
8 接戦の球児を襲ふ驟雨来る 藤田 0
9 ランニング中の部活へ水を打つ 山水 1 いきか
10 通り過ぐ日傘の君の艶やかさ 由紀子 0
11 野球〈のぼーる〉と名乗りし子規の忌日かな 瞳人 0
12 その音に寂しさもあり秋風鈴 我楽句多 4 うらら_しんい_しゅう_百合
13 未曾有が茶飯事となり大出水 孝裕 0
14 食べられるうちに美食を生身魂 燈穂 1 惠啓
15 白波や野分晴にもそそり立つ 望天 0
16 秋暑しウイズコロナに馴れもせず 風来 0
17 「気をつけて」ばかり父への夏の文 美登里 2 山水_秋ひろ
18 ちょっとした嘘は大目に猫じゃらし うらら 1 風来
19 眉笑ふマスクの選手日焼けして 柚子 0
20 初秋の香りの誘ふ五平餅 凡士 1 みづほ
21 聞きとれぬをみなの願ひ流れ星 燈穂 0
22 鳴き初むるちちろにほつと安堵かな はるじ 2 如水_有栖奈呂
23 ひまわりや軽便鐵道残る町 デラシネ 2 秀昭_弥太郎
24 夜半の月ただ会いたくて会いたくて かずえ 1 燈穂
25 石榴笑み母に抱かれし呱々の声 寂侘助 0
26 言ひたき事マスクに隠す盆支度 ふさこ 0
27 蕎麦の花実ごろお出でと友の文 瞳人 0
28 猫じゃらし思い思いの風の道 せつこ 5 孝裕_藤田_いちり_風子_望天
29 花火果て下駄に挟まる小石かな まさよ 5 哲雄_野夫_二石_美登里_たかし
30 無住持の上る細道くもの糸 気儘 2 浩英_春生
31 百日紅一樹大屋根あふぎ見る 弥太郎 0
32 コロナ禍やカラオケスナック夢を見る 長谷部武 0
33 田の神にひと声お礼水落す 卯月 5 松の _絮_はるじ_のりさん _和美
34 ときめきを絶やさぬ余生生身魂 惠啓 5 帆里_越刎_鋭次_卯月_百合
35 荒々と氷を挽くや油蝉 百合 2 ふみ_みづほ
36 亡き姉と語り明かすや星祭 なつ子 0
37 水を切り水を追い抜きバタフライ 翠柳 1 遊健
38 おお美しと蝉が鳴くなり旅の空 孫悟空 0
39 パラアスリート汗と涙とありがとう 光枝 0
40 虫時雨いつのまにやら子守唄 健作 2 ハセオ_なつ子
41 遠投のごと始まりぬ夏の恋 野夫 2 燈穂_名負人
42 井戸水をたつぷりかけて洗ひ飯 森本哲雄 3 健作_新月 _柚子
43 ふり向けば様々なこと夜長し ヨシ 0
44 路地裏の奥の奥まで油照 新月 4 リツコ_孝裕_まさよ_たかし
45 生きてゐるだけで幸せ初秋刀魚 大谷如水 4 リツコ_徹_郁文_いちり
46 夕風の足もとそよぎ秋立ちぬ ふみ 2 秀昭_由紀子
47 遺跡のぞく子や日傘より駆け出して さっちん 0
48 扇風機も首を痛める残暑かな のび太 0
49 四つ角に小店仕舞ひつ夏の果て 弥太郎 0
50 子の願ひ届く間もなく星流る 我楽句多 1 ひろし
51 夏の果渚にあそぶ影絵の子 与志魚 1 気儘
52 折鶴の羽ばたく日待つ原爆忌 八郎 2 和彦 _卯月
53 階段の赤き絨毯夜の秋 風太郎 2 与志魚_しゅう
54 モーター音慣れれば虫は圧勝し 秋ひろ 0
55 馬追は箱階段を跳ね上がる 和美 0
56 電気代気になりながらもこの暑さ のるん 0
57 鯔飛んで潮の香満ちる運河かな 鋭次 3 哲雄_孫悟空_和美
58 泣きじやくる子の手に持たすアイスクリン リツコ 0
59 旅客機の臍見せて往く夏の昼 野夫 1 名負人
60 七夕や雨を恨んだ少女の日 笑子 0
61 現し世に薄目でもどる昼目覚 翠柳 3 風来_ひろし_駄芭
62 コロナ禍や故郷遠し鰯雲 惠啓 5 喜遊_松の _如水_気儘_いちり
63 おほかたは自給の暮し種を採る 卯月 3 デラシネ_せつこ_惠啓
64 子規庵の庭の色草うら寂し しんい 0
65 かなかなや夕日の果つる能登の海 たかし 5 健作_はるじ_笑子 _帆里_駄芭
66 胡弓の音二百十日の風にのる 凡士 2 敬和_美登里
67 暗がりへ猫のかけ込む稲光 草木 2 望天_いきか
68 観音は神の化身よ秋気澄む ひろし 0
69 無愛想な豆腐肴の残暑かな 喜遊 0
70 バス停を乗り継ぐ風の野菊かな はるじ 1 由紀子
71 ちりぢりに子猫逃げ込む八重葎 北山久 0
72 連れ添いの日傘廻した頃もあり かいこ 0
73 コロナ禍と酷暑の言葉夏見舞 ユーキ 0
74 慰霊碑に太き日矢刺す原爆忌 苦茶 1 さっちん
75 蝉の声夕日に細くなりにけり 矢野敬和 0
76 新しき鼻緒が痛し宵涼み 笑子 3 二石_ふさこ _百合
77 叩かれて抱かれて割られ西瓜泣く 宮内和彦 1 遊健
78 秋の夜紙をのみこむシュレッダー 帆里 1 デラシネ
79 エアコンに命を繋ぐ老の夜 藤田 1 哲雄
80 七色の声響かせ歌稽古 長谷部武 0
81 寝転んで星ながめゐる案山子かな みづほ 2 郁文_春生
82 取柄なきことが取柄かとろろ汁 和美 6 せつこ_ヨシ_かずえ_和彦 _鋭次_信信
83 語りつつ寝息に変わる虫時雨 光枝 3 藤田_ふみ_うらら
84 潮風の流れに遊ぶ青芒 気儘 0
85 大谷にサインをねだる夏帽子 森本哲雄 0
86 夏果のスニーカーより浜の砂 秀昭 1 風子
87 向日葵や夕日しづかに沈みきる しんい 1 浩英
88 三叉路に風吹き抜けて涼しけれ 杉山駄芭 0
89 八月の空に届かぬ半旗かな 小石日和 0
90 年ごとに小さき母や草の花 たかし 2 ヨシ_小石日和
91 自然薯に面構へあり醜を買ふ 与志魚 8 野夫_瞳人_徹_小石日和_孫悟空_凡士_柚子_弥太郎
92 朝顔や今年は葉より花数多 望天 1 かずえ
93 鹿威しの乾いた音や仏間まで のび太 0
94 朝顔や蔓の行く先定まらず 遊健 1 笑子
95 草刈り機唸り草の香むせかえる まさよ 0
96 揺れ止まぬ秋の簾となりにけり いくよ 3 リツコ_与志魚_みづほ
97 前菜は鴨川の音鱧料理 郁文 5 敬和_我楽句多 _卯月_信信  _しゅう
98 淡々と不在の座にも扇風機 柚子 3 小石日和_いくよ_のりさん
99 隠れ沼香りただよう蓮の花 とえ 0
100 夕暮れを子らがかけつこ赤とんぼ えいこ 2 まさよ_たかし
101 切り通しぬけて鎌倉秋の風 松の 4 敬和_我楽句多 _和彦 _気儘
102 セルを着て母美しく老ひたまふ のるん 1 なつ子
103 夏草に隠れる甕のビオトープ 浩英 2 凡士_望天
104 濯ぐ水丸く添はせてマスカット いくよ 1 燈穂
105 初秋や短髪の母少女めく ふさこ 2 如水_のび太
106 ひまわりを目指し競って走り出せ さっちん 0
107 年輪に標のピンや文化の日 浩英 0
108 サンダルで鳴らす甲板天の川 みづほ 0
109 六道の辻に冷茶で生き返る 二石 0
110 若武者の汗散る剣舞城址かな 小石日和 0
111 菊生ける受け入れがたきを受け入れて 一竿 0
112 落蝉の雲掴まむと震ふ脚 喜遊 0
113 新涼の君の腕の白さかな しゅう 0
114 一手指す棋士の思考に麦茶かな 矢野敬和 1 松の
115 夏さかんペットボトルの蓋かたし 池田弥壽 1 侘助
116 夕日浴び「あ」「うん」と化する雲の峰 八郎 1 越刎
117 野仏の顔を囲んで曼珠沙華 いちり 6 のび太_かずえ_新月 _秋ひろ_有栖奈呂_いきか
118 身にしむや乙女の像の「さようなら」 岡田絮 0
119 人生は百年時代夏旺ん 孝裕 0
120 薪はぜる音をうしろに薪能 草木 0
121 光にも軽さ感ずる初秋かな なつ子 0
122 火の中に記憶をたどる大文字 ふみ 1
123 サンダルが裏返つてゐる残暑かな えいこ 6 はるじ_孫悟空_侘助_風太郎_秋ひろ_いくよ
124 終活を急かすが如く蝉時雨 一竿 2 さっちん_しんい
125 鉛筆の2B温し秋灯下 ヨシ 0
126 せめぎ合う気温体温秋暑し 鋭次 0
127 長き夜や時の流れを独り占め ユーキ 0
128 泣き虫の子の背に虫や帰り道 ハセオ 0
129 遊郭の在りし町並み涼新た かいこ 0
130 縫うやうに畦田をすべるあきつかな のりさん 0
131 夏休み三日続きの雨悔し 由紀子 0
132 浮足をおさえおさえて夏終わる 秋ひろ 0
133 しろがねの流れくろがねの鮎の群れ 秀昭 1 山水
134 抱っこの子夢ごと下ろす秋の昼 松の 7 絮_孝裕_ヨシ_さっちん_与志魚_苦茶_弥太郎
135 夜泣き子の眠りを誘う秋の星 信信 0
136 寝袋にくるまつて見る星月夜 健作 3 瞳人_徹_風太郎
137 はるかなる離島の風に水着干す しゅう 0
138 チェリストのライブ配信夜の秋 美登里 1 ハセオ
139 やまびこも秋の色なり阿蘇五岳 宮内和彦 5 鋭次_うらら_ひろし_苦茶_信信
140 猫じゃらし小稲荷さんの鼻を撫で 岡田絮 1 美登里
141 雄食らふ蟷螂の目の青さかな 苦茶 3 健作_ハセオ_ふさこ
142 炎天の焼場路上に遺骨受く 寂侘助 0
143 ははの下駄履けば傾く星月夜 風子 6 野夫_笑子 _ふさこ _いくよ_柚子_有栖奈呂
144 エーゲ海の風の匂いの今朝の秋 いつせ 0
145 大の字の足裏すっと秋の風 かずえ 7 浩英_瞳人_帆里_越刎_山水_なつ子_まさよ
146 暮れなずむ蚊遣の煙火ただ眺め 遊健 0
147 チンと鳴りじとっと静かに今朝の風鈴 縁矢 0
148 累々と流木の帯夏の果 新月 1 和美
149 引退の部室のそうじ秋暑し 風子 1 喜遊
150 緑陰に初老の人夫横たへて リツコ 1 せつこ
151 雨音に音符をつけて来たる秋 山水 1 風子
152 居るだけで蠅捕蜘蛛のあたたかさ 孫悟空 0
153 救急車夜食半ばに出動す 風来 0
154 大谷のホームラン飛び走馬灯 杉山駄芭 0
155 山の端の湯の街あたり稲妻す 北山久 1 春生
156 汗泥にまみれ九回裏の劇 郁文 1 苦茶
157 褒めることそれも世渡り鰯雲 うらら 2 風来_惠啓
158 境内の空ひろびろと赤トンボ 縁矢 1 由紀子
159 窯を出る壺に温みや秋の風 百合 0
160 走り萩見知らぬ人の黙礼よ 越刎越刎 1 名負人
161 リヤカーに人も荷も積む敗戦忌 斉藤徹 2 風太郎_のりさん
162 すっと消え闇に溶け込む流れ星 信信 0
163 風は秋天井高き庁舎かな 風太郎 2 侘助_しんい
164 胡桃割る心弱きを挫くごと のりさん 1 遊健
165 七三にきちつと分けて今朝の秋 越刎越刎 1 二石
166 長雨が赤いトマトを割って去る 池田弥壽 0
167 夏行かば一家四人の里暮らし 名負人 0
168 秋の虹見たくてホースの水を出す いきか 0
169 立秋や流るゝ雲のうすかりき 大谷如水 0
170 炎昼やブラスバンドの音合わせ 二石 4 デラシネ_喜遊_藤田_新月
171 マスクして揃いの団扇甲子園 ハセオ 0
172 サーファーのパンツを干して十三夜 帆里 0
173 七夕の飾りを分ける肩車 斉藤徹 0
174 夕凪や地底より海滲みおり せつこ 0